「2014年 燕の旅 PART2 登録有形文化財を訪ねて ~先人の情熱と、その継承~」
登録されてから、もっとも年月が経っているのは、こちら。
「大河津分水洗堰」
おおかわづぶんすい せんせき???
ブブーー!
いけません。
こりでは、自称・燕市PR大使が務まりません。
正解は、
「おおこうづぶんすい あらいぜき」でした~。
登録年月日は、2002年2月14日。
所在地は、燕市大川津。
大河津分水桜並木、信濃川大河津資料館、本川橋の近く、
大河津分水公園内にあります。
歴史を感じさせる、立派な堰でっす。
建築年代は、1922年。大正11年です。
堰柱26基、全長約146m。
橋のように、渡ることができます。
片側からの眺めは、こういった感じですが、
うわ~お。
反対側は、ハイテクです。
なんでも、日本で最初のRC造堰とのこと。
な、なるほど~~~???
長年、大雨による川の増水で苦しめられていたこの地域。
この洗堰は、信濃川本川への流量を調節する役割を担ってきました。
現在は、もう少し上流にある新洗堰が、引き継いでいますので、
悠々自適。
多くのいのちを守ってきました。
安全への願いを象徴するモニュメント「大河津分水洗堰」に、幸あれ!
今回、燕市内の「登録有形文化財」を巡りました。
どこに行っても感じたのは、
建造物には、先人の力が宿っており、
現在を生きる人々が、その意思を継承しているということ。
挫けたとき、建造物に励まされることもあるけれど、
実はそれは、その建造物を造った遠い昔の誰かの存在が、支えになっているのかもね。
次回は、
「PART3 ノンジャンル観光案内 ~大いに進め、大いに学べ~」
「信濃川大河津資料館」でっす。
くづつ。
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