いや~、すばらしかった。
ターテ役の石丸幹二さんは言うに及ばず、
マザー役の安蘭けいさん、
コールハウス役の井上芳雄さん、
み~んな、安定の歌唱力、演技力。
舞台装置も実に効果的で、
時系列や関係性が、視覚でもって、理解できました。
ラグタイムというスタイルが、
物語のベースとなっているだけあって、
音楽も秀逸。
テーマとなるメロディーは、
馴染みやすく、耳に残りまっす。
NYで観て、覚えていたのは、
ファーザーが、
遠方から、数ヶ月ぶりに帰宅したシーンのみでした。
余談ですが、
ミツコの記憶では、片手に、大きな魚(鮭か?)を
掲げていたのですが、違ったようでした。
前後の文脈からして、鮭じゃあ、ないよなあ。
人間の記憶とは、いいかげんなものだ。
そう、その1シーンのみしか覚えていなかった筈でしたが~。
いざ、最初っから観ていると、
徐々に、甦ってきまっす。
まず、お庭の場面で「あっ」と思い、
コールハウスとサラの再会には、
やっぱり、涙ぐんでしまいました。
で、カーテンコールでの、感激。
あれは、なんなんだろう。
最高潮のカタルシスがありまっす。
またしても、立ち上がり、
頬をぬぐいながら、拍手をするのでした。
エヘヘ~。
つくづく、「RAGTIME」、いい作品だなあ。
日本初演に立ち会えて、幸せでっす。
「RAGTIME」
2023年9月9日(土)~30日(土)
(開演時間は、日によって異なります)
日生劇場
明日もがんばるぞ!