ミツコが展望台につくと、すでに先客がいました。
小矢部市マスコットキャラクター・メルギューくんです。
そっと、背後から声をかけます。
「メルギューくん、メルギューくん。はじめまして、ミツコです。
あのぅ、火牛の像に行きたいんだけども、道は合ってますかね?」
「ほいね~。つんだってくるちゃ~」
メルギューくんは、気を悪くするでもなく、スタスタと雪道を案内してくれます。
そして、ミツコの目に、火牛の、おみあしが飛びこんできました。
着いた着いた♪(みたび「さよなら人類」風に)
浮かれるミツコ。しかし。
・・・んんん?
目を凝らします。
み、蓑を被っている!!?
シルエット(?)は、まさに、火牛だが・・・。
驚きのあまり、声も出ません。
メルギューくんが、自信満々に、
「んまそい牛がいぜ~」
「は、はい。確かに見事な牛ですが・・・。
イメージとだいぶかけ離れておりますもので、ショックが・・・」
確かに、雪深いこの季節、裸でいたら、
寒くてかわいそうです。凍えてしまいます。
蓑を被っていて、うれしい気持ちが湧き上がってきました。
ミツコは、清々しい顔でメルギューの方を向き、
「ありがとう、メルギューくん。
おかげで、レアな火牛の像を見ることができました!」
メルギューくんは、鷹揚に右手(右前脚)を上げ、笑顔で応じます。
「だんねえ、だんねえ。つかえんちゃ。気ぃつけられ」
「ありがとう。さようなら!」
かくして、ミツコはあたたかな気持ちで山をくだり、
倶利伽羅駅から石動駅へ向かったのでした。
※メルギューくんが富山弁を使うかは不明。
また、似非富山弁です。ご容赦くださいませ。
明日もがんばるぞ!
小矢部市マスコットキャラクター・メルギューくんです。
そっと、背後から声をかけます。
「メルギューくん、メルギューくん。はじめまして、ミツコです。
あのぅ、火牛の像に行きたいんだけども、道は合ってますかね?」
「ほいね~。つんだってくるちゃ~」
メルギューくんは、気を悪くするでもなく、スタスタと雪道を案内してくれます。
そして、ミツコの目に、火牛の、おみあしが飛びこんできました。
着いた着いた♪(みたび「さよなら人類」風に)
浮かれるミツコ。しかし。
・・・んんん?
目を凝らします。
み、蓑を被っている!!?
シルエット(?)は、まさに、火牛だが・・・。
驚きのあまり、声も出ません。
メルギューくんが、自信満々に、
「んまそい牛がいぜ~」
「は、はい。確かに見事な牛ですが・・・。
イメージとだいぶかけ離れておりますもので、ショックが・・・」
確かに、雪深いこの季節、裸でいたら、
寒くてかわいそうです。凍えてしまいます。
蓑を被っていて、うれしい気持ちが湧き上がってきました。
ミツコは、清々しい顔でメルギューの方を向き、
「ありがとう、メルギューくん。
おかげで、レアな火牛の像を見ることができました!」
メルギューくんは、鷹揚に右手(右前脚)を上げ、笑顔で応じます。
「だんねえ、だんねえ。つかえんちゃ。気ぃつけられ」
「ありがとう。さようなら!」
かくして、ミツコはあたたかな気持ちで山をくだり、
倶利伽羅駅から石動駅へ向かったのでした。
※メルギューくんが富山弁を使うかは不明。
また、似非富山弁です。ご容赦くださいませ。
明日もがんばるぞ!