浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

小矢部の旅(しょにょ5・火牛の像)

2013-03-05 19:40:43 | 2013年 小矢部の旅
ミツコが展望台につくと、すでに先客がいました。

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小矢部市マスコットキャラクター・メルギューくんです。

そっと、背後から声をかけます。

「メルギューくん、メルギューくん。はじめまして、ミツコです。
 あのぅ、火牛の像に行きたいんだけども、道は合ってますかね?」

「ほいね~。つんだってくるちゃ~」

メルギューくんは、気を悪くするでもなく、スタスタと雪道を案内してくれます。
そして、ミツコの目に、火牛の、おみあしが飛びこんできました。

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着いた着いた♪(みたび「さよなら人類」風に)

浮かれるミツコ。しかし。

・・・んんん?

目を凝らします。

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み、蓑を被っている!!?
シルエット(?)は、まさに、火牛だが・・・。

驚きのあまり、声も出ません。
メルギューくんが、自信満々に、

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「んまそい牛がいぜ~」

「は、はい。確かに見事な牛ですが・・・。
 イメージとだいぶかけ離れておりますもので、ショックが・・・」

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確かに、雪深いこの季節、裸でいたら、
寒くてかわいそうです。凍えてしまいます。

蓑を被っていて、うれしい気持ちが湧き上がってきました。
ミツコは、清々しい顔でメルギューの方を向き、

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「ありがとう、メルギューくん。
 おかげで、レアな火牛の像を見ることができました!」

メルギューくんは、鷹揚に右手(右前脚)を上げ、笑顔で応じます。

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「だんねえ、だんねえ。つかえんちゃ。気ぃつけられ」
「ありがとう。さようなら!」

かくして、ミツコはあたたかな気持ちで山をくだり、
倶利伽羅駅から石動駅へ向かったのでした。

※メルギューくんが富山弁を使うかは不明。
 また、似非富山弁です。ご容赦くださいませ。

明日もがんばるぞ!
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小矢部の旅(しょにょ4・倶利伽羅峠)

2013-03-05 18:10:37 | 2013年 小矢部の旅

近県某所で仕事のあと、ヨガクラス受講。

身体の表面の、余分な緊張がとれました。

そして、帰宅後は、おもむろに机の引き出しの中へ。

・・・ヒュイーーーン(背景は、ダリの時計の絵)。

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ピョコン。

数日前の小矢部へ、タイムスリップ&移動です。

昨日とはうってかわっての、曇り空です。

ザ・北陸!な、お天気。

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天田峠から、歩く。歩く。

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春になると、桜のトンネルになりそうな道を、歩く。歩く。

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倶利伽羅県定公園の看板も通り過ぎ、歩きます。

目指す場所は・・・。

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どどどん。

「火牛の像」。

戦のとき、角に松明をつけ、突進した(させられた)という、

勇ましい象の丑・・・、もとい、牛の像です。

地図によると、もうすぐだ。

期待に胸ふくらませ、歩み続けます。

このときミツコは、のちに我が身にふりかかる驚愕を

知る由もなかった・・・。

くづつ。

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