とうちゃんのぷらぷら日記

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豊顕寺(ぶげんじ) 関東甲信越 近所の旅 

2014-02-04 20:51:10 | 近所の旅
豊顕寺は横浜の三ツ沢公園近くのお寺です。


豊顕寺の由来


豊顕寺は北条早雲の家臣、
多米権兵衛元益(多目権平) の子元興が興したお寺です。
多米家は後北条氏の御由緒家で、
多米権兵衛元益は、伊勢新九郎長氏(北条早雲)がまだ流浪の武士であったころから行動を共にした6人の盟友の一人。
このお寺は、元興がここからほど近い青木城の城主であったころ、
多米家の菩提寺として建立したお寺です。
残念ながら明治期に火災に逢い、今は当時のお寺の面影はないとのことです。


ところで今日来た目的は
江戸の末期
万延元年(1860年)に来日したイギリス人のロバート・フォーチュン(イギリスのプラントハンター=未知の植物を採集し本国へ持ち帰る仕事をしていた人)が
「幕末日本探訪記」の中で豊顕寺のことを詳細に記しているので
ひさしぶりにお参りにきました。

フォーチュンは日本について実にいろんなことを細かく記録に残してくれています。


この道をフォーチュンも歩いたのでしょうか。


そうそう、
トロイヤ遺跡を発見したあの有名なシュリーマンも1865年(慶応元年)の6月に
豊顕寺を訪れています。
そしてフォーチュンと同じく、寺の清く美しい様を絶賛しているのですが、
彼がトロイヤ(トロイ)遺跡を発見することになるのは、
豊顕寺を訪れた6年後の1871年になります。
(シュリーマンがトロイヤ遺跡を発見することができたのは、豊顕寺参拝のごりやくではないでしょうか?)



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