今は、立春前日まで大寒の期間で、1年で最も寒いころです。しかし、本当に寒いです…
長崎は北国ほどないのでしょうが、冬になると「冬って、こんなに寒かった?」と毎年改めて思いなおす寒さです。
私は子供のころから寒がりで、冬は今でも苦手な季節です。
しかし、寒がってばかりはいられませんから、少しでも温かく過ごしたいとあれこれ工夫もやってきました。
寒稽古は大寒の行事ですが、子供の頃、こたつに丸まっていると、「外に行って走って来い」とよく云われたもので、たしかに、ストーブの前にいくら座っていても汗など出るほどありませんが、外でジョギングしてみると、寒風の中でも汗がじんわり滲んでくるものです。
また、子供時代は極端な野菜嫌いでしたが、体を温めるといわれる冬野菜や根菜類は、今では努めて食べています。
ところで、立春の前日は節分です。節分といえば豆まきです。それで、節分の豆まきの由来を‟私的”に考えてみますが…
漢方では、豆は腎臓・膀胱を養う穀物とされています。又、漢方では、腎臓・膀胱は寒さと関連する器官とも考えられています。
ですから、1年で最も寒く風邪ひきやすいこの時期に、腎臓・膀胱を強化して耐寒対策のために豆を積極的に食べようと考えられたのが、豆まきと豆を食べる風習につながっていったのではないかと思うのです。
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