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人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

声をかけて無視されてもー

2016-10-19 22:39:05 | 80はミステリーゾーン
「お帰り」
マンションに帰ってくる児童とエレベーター
に乗り合わせると、私は声をかける。

にこっと笑う子もいれば、無視して返事のない
子もいる。

新聞の投書欄に「あいさつせぬ子」を巡って
読者が意見が交わされていた。

背景として、「知らない人から声をかけられ
たら逃げろ」と最近の子供達は教えられてい
る。さらに、「大人だったら、大人に聞くは
ず、小さい子に聞きはしない」という念のい
れよう。

こうなると、大人も子供も声をかけてくる大
人は、全て怪しいことになる。

意見を述べる一人は「身を守る子供なりの努
力」と仕方ない派。

2人目は、あいさつのない社会を危惧する。

3人目は、自分で「怪しい人」かどうかを判断
している14歳。あいさつされて安心する子も
いるという。

75歳の女性は「見知らぬ人にあいさつをする
なではなく、しっかりあいさつのできる人間に
なりなさい」とびしっと言う。

私もこの意見に同調したい。

「人を見たら、泥棒と思え」との言葉はいつの
時代もあったが、ことわざの一つだった。今は
《かどわかし》を真剣に子を諭す。

大人は風評に気を取られ、大事なことを忘れ
ていないか。これ私の意見。