すっぴんハート

心の声、つぶやきを思うまま綴ります

忘れていたこと

2020年02月09日 | 思うこと
それは、植木に水をやることでした。
忘れていたのではなく、やる時間がなかったことなんです。

仕事から帰ると、怒涛のようにやるべきことがあります。
それをこなしていると、植木まで手が回りません。
今日は、お休みなんです。
朝から、バケツの水を汲んで、「ごめんよ。」と言いながら、植木に水を上げました。
喜んでいるかどうかは、わかりません。

仕事のある時は、気にならなかったんですが、サボテンにピンクの花が咲いていたこと。
「おお。」と、喜びの声が出てしまいました。
「この四日間、干からびずに生き延びてくれて、ありがとう。」と、心から思いました。
また、仕事に慣れてきたら、植木まで気持ちが回るようになるだろう。と、思います。

愛犬の散歩も母がやってくれます。
本当にありがたいことです。
仕事が終わってから、暗い道を散歩させるのは、本当にかわいそうな感じでした。
ほんと、母上様、様です。
休みの日は、ずっと甘えてくる愛犬に、「本当にごめんな。」と、言いたい気分。

主婦は、働くことも、さることながら、家の用事もしないといけません。
そう考えると、今の私は恵まれています。
仕事から帰ったら、もう夕飯が出来ているのです。
ちゃっちゃと着替えたら、もうお箸を持ってお膳の前に座ることができます。
いつまでもいい思いができるわけではないので、今を感謝することになります。

植木のことを考える暇が、そのうちできてくるかもしれません。
その時は、もう仕事を覚えて余裕ができてから。
それまで、頑張るしかありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年を取ると痩せるのよ

2020年02月04日 | 思うこと
会社の掃除のおばさんとおしゃべりする機会がありました。
「年を取ると痩せないといけないのよ。」というのです。
私は、しわができるから痩せたくない。と、言うと、「施設に入って太っていたらお世話が大変だから。」と、言うのです。
私は、まだそんな施設に入る感覚はないのです。

でも、だんだん若い頃より感覚が年寄りに近づいてきた感じです。
今まで、親の庇護のもと安心して暮らしてきましたが、だんだんやつれてくる両親を見て、「いずれ一人ぼっちになるのね。」と、思うようになりました。
あと5年くらいで両親も居るか、いないかわからない年齢になりました。
そのうち、自分の将来が心配になるのです。

掃除のおばさんは私より年上です。
おばさんの年齢になったら、自分が施設に入ることが普通になるのです。
そうなってくると、「痩せないと、迷惑がかかる。」と、思うようになるのでは。

その年齢によって、考え方が違ってくるのです。
昔は太っていた母も、だんだん痩せ始めています。
年を取ると痩せてくるのが普通になります。
そうやって、棺桶にすっぽり入ってしまうのです。
若いうちに亡くなられた方は、やっぱり、棺桶を運ぶのにもずっしり重いのでは。

痩せていく両親を見て、なんか悲しみが湧いてきます。
「しわがどうの。タルミがどうの。」言っている場合ではないのです。
ちゃんと綺麗に棺桶に入る準備が、その年齢になると整っていきます。
悲しいことですけど。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

邪魔だ

2020年02月02日 | 思うこと
仕事が終わって、お掃除をするために事務所に掃除機を持って入ると、周りにいるスタッフがそろって、「邪魔だ。」と口々に言います。
「邪魔とは、私のこと?」と、考えるのです。
でも、それを聞く勇気がないのです。
素知らぬ顔をして、掃除機をかけ、急いで事務所を出ることになります。
5時半ちょうどに掃除機かけを終え、帰り支度をしよう。と、更衣室に向かうと、そこで男性スタッフが来て、「一緒にミーティングしませんか。」というのです。
心の中で、「それじゃあ、残業になるじゃない。」と、つぶやくのです。
断ることもできず、「わかりました。」と、ミーティングに参加することになりました。

「邪魔だ。と、言っていたのは一体何のこと?」と、ずっと心の奥に引っ掛かります。
わかっているのです。
私は、まだ仕事を覚えることができない見習いなんです。
きっと、邪魔と思っているはずです。

今の私は、否定的な言葉は、みんな自分に降りかかってきます。
それを、また聞く勇気も全くないのです。
ホント、気が小さいとはこういうことを言うのです。
自分が味噌っかすの身なので、余計にです。
でも、仕事ができても、否定的な言葉はみんな自分に降りかかっているように感じるかも。
私の心は微妙なんです。

今の仕事に就くまでは、ずっと家で引きこもっていました。
それをよしとしない気持ちもあり、「じゃあ、頑張ろう。」と、自分を鼓舞して立ち上がりました。
でも、気が弱くて、それを言うことができないのです。
「邪魔って、私のこと?」って、言えるのはいつになるのやら。
きっと、永遠に来ない気がするのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑用

2020年02月01日 | 思うこと
仕事先で雑用があると、必ず大声で呼ばれるようになりました。
「私もやることがあるのに。」と、思いながら、「はーい。」と、返事をし、慌てて呼ばれる方へ飛んでいかないといけません。

先日も、ご利用者さんがコーヒーをこぼされました。
そこで私の名前を呼ばれます。
「急いで床を拭いて。」というのです。
慌ててティッシュで床を拭くことになります。

私はどちらかというと一点集中型なんです。
今やっていることに集中してしまい、周りが見えなくなってしまいます。
本当は、もっと周りを気にしないといけないこととわかっているのですが、それができないのです。
きっと、今の仕事が私に合っていないのかもしれません。
母に言わせると、「なんでも慣れなのよ。」と、慰めてくれるのです。
一点集中型は、事務の仕事をやっているときに身についたやり方なんです。
わき目も振らず一心に数字を追っていくことが、それまでの私の仕事でした。
今は、人を扱う仕事です。
泣き言を言っても仕方ないけど、ちょっとだけ言い訳をしたかったんです。

毎日、お弁当を持って会社に行っているのですが、ご飯にかけるふりかけが無くなりかけていました。
余分に買っておこうかなぁ。と、思ったんですが、「もしかしたら、また仕事を辞めるかもしれない。」と、ふりかけを多めに買うことをやめました。
今の私は、「明日行ったら、もう辞めよう。」が口癖になっています。
本当に辞めてしまったら、どうしよう。と、心配しながら、会社に行きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする