壊れたパソコン

父がパソコンを壊しました。
その壊れ方を知らなかった私は、「そのパソコン、ちょうだい。」と、言うと、「ええよ。」と、簡単にくれました。
電器の線をコンセントに差して、パソコンを立ち上げると、真っ黒な画面。
立ち上がっていなかったんです。
「ホンマに壊れてるのか。」と、びっくりしました。
メーカーに電話したら、何とかなるんじゃないか。とも思ったんですが、お正月なので、それは止しておきました。

父は機械に弱いんです。
その弱い遺伝子を受け継いだ私も、機械に超弱い。
機械に弱い者同士が、パソコンについて話し合うと、結局、結末まで行かないのです。

「これは、バッテリーがいかれているのでは。」と言う父なんです。
どうしたらバッテリーを壊せるのか、と思いながら、「家電屋さんに頼んで治してもらえないか。」と、考える私なんです。
今は、大人しく部屋の片隅で直るのを待っているパソコンなんです。

出来れば、1万円くらいで治せないものか。と、考えますが、こういうのはぼった食られる恐れもあります。
本体より高い値段を取られることもあるそうです。
「外国の製品は、どこに問い合わせていいかわからない。」と言う父です。
安物買いの銭うしない。なんです。

私が、電器に詳しかったら、パソコンの中身を開けて治すのに。を思うんです。
ほんとダメですよね。
機械に弱いって。
今は、ただの壊れたパソコンを生き返せる技は、家電屋さんの修理にかかっています。