必要とされないこと

一番寂しいことは、人から必要とされないことなんです。
今までそんなことを感じたことがなかったんですが、いろいろな面接を受け、落とされると、「私って、そんなに必要ないの？」と、がっくりきます。
誰か一人でも、「あなたに来て欲しい。」と、言ってもらえたら天に昇るほどの喜びなんです。

たぶん、年齢も加算されているのでしょう。
面接してくれる人が、もうみんな年下で、決まった質問フォームに従って、淡々と質問していきます。

昔は、おじさんがその時の雰囲気で質問してくれたのと全然違うのです。
年下の人から見たら、「もうええ年したおばさんに来て欲しくない。」と、思っているのでしょう。
なんか、それがありありで、「まあ、応募してくれたから、面接でもしてやるか。」程度な感じなんです。

人から必要とされないのは本当に寂しいことです。
たぶん、私が面接官でも、同じことをするのでは？　と、思っています。
人間の中身なんて、そう変わらないものです。
あとは、年齢のみ。
もうかなり年を取ってしまいました。