すっぴんハート

心の声、つぶやきを思うまま綴ります

七夕の短冊

2018年06月30日 | 思うこと
七夕祭りが近くなるといたるところに大きな笹の葉と、短冊を書くテーブルが用意され、願い事を書いていいように設えてあります。
今までは、遠目に見ていたんですが、ふいに私だけの時があり、いそいそと短冊に願い事を書くことになります。
願い事は一つなんですが、思いっきり願っていることなんで、マッキーの太いほうのペンで大きく願い事を書きます。
太いペンで書くわりに、小心者なので名前は書いていません。

これから先も、私は熱心に願い事を書くことになります。
もう、あの恥ずかしさがどこかへ行ってしまって、書いてなんぼの気持ちになってきました。

あの笹の葉は、一体どこへ飾るのでしょうか。
それと、あのたくさんの願い事は誰かに読まれるんでしょうか。
今は、それが私の疑問です。

昔は、笹の葉は川へ流されていたそうなんですが、今はゴミとしてゴミ収集車で処分されるのか。
はたまた、それも疑問です。

そういえば、幼稚園の頃、笹の葉を家にもって帰ったことがあります。
やっぱり、短冊には願い事が書いていたはずです。
その願い事は一体何だったのか。今思えば、きっと平和な願い事だったに違いないのです。
毎年、七夕の笹を買って家で、七夕祭りをしている友人は、きっと、私よりたくさんの願い事を持っているのかもしれません。
もう、家族に願い事を知られるもの恥ずかしいし、駅や、スーパーで大勢がそれぞれ短冊をつるし、無記名で願い事を書く方が、なんとなく心が休まるのです。
七夕は、今もちょっとだけ心を揺さぶる日として、こっそり願い事を書いてしまいます。

コメント
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