一度こじれると、なかなか元に戻ることのない母です。
正月早々、母と言い争いをして、へそを曲げたんです。
「もう少し、大人な態度で接してくれよ。」と、思うのですが、人間の性分はそんなに簡単に治ることも無いのです。
父もそんな母に、距離を置き、あまりかまわないようにしています。
今はいいのですが、もう少し年を取り、介護が必要となった時、同じようにへそを曲げられたら大変なことです。
せっかく介護しているのに、当たり前と、思われるのが癪に障るのではないか。と、思ったりします。
正月に弟夫婦が挨拶に来たんですけど、「ついでに、ほとぼりが冷めるまで連れて帰ってくれ。」と言う気になりました。
まあ、外面のいい母なので、へそを曲げているのをひた隠しにしているようでした。
人は、年をとると、自我が出てきて、本当に子供返りをするような気になって、怖いです。
人によって、自我の出方はそれぞれですが、もろに態度に出されると、ほんと愛想が尽きます。
父が言っていたように、「あいつは、へそを曲げると長いから。」と、長年連れ添った重い言葉です。
正月、早々、「凶」のおみくじは当たっているようです。
当分は、おとなしく、波風を立てないように過ごすことにします。