ミシンを買ってもらって、いろいろなものを作ろう。と意欲だけはあるのですが、どうも不器用な上、飽き性な私は、バッグを2個作っただけで、根を上げています。
そんな私に、友人はいろいろアドバイスをしてくれるのです。
「夏のパジャマを作ってみてはどうか。」と。
それはグッドアイディア。と、手芸屋さんに型紙を買いに行きました。
すると、いろいろなバッグの型紙はあるのですが、パジャマの型紙はありません。
どうしたものか。と、悩みながらも、いろいろな生地を眺めて、「こんな生地で洋服やパジャマを作れたら、どんなにいいだろう。」と、うっとりするのです。
私の悪いところは、空想するだけで終わるのです。
まあ、今に始まったわけではないのですが。
大概、手作りの物を作ろう。と考えると、すぐに行動に移し、必要なものを買い揃えるのですが、そのあと一向に手が動かず、中途半端に終わるのです。
そういうのを間近で見ている母は、叱咤激励し、褒め殺しの刑の処世ながら、手作りを完成させます。
まあ、大体こんな感じで、今まですごしてきました。
母がいる間は、手作りの物は、完成できるのですが、だんだん年齢の上がる母もいずれは遠くへ行ってしまいます。
そのとき、私はどうしているでしょうか。
考えるとぞっとします。
お尻をたたいてくれる人がいるだけ、今は幸せなんでしょうね。