台風一過

激しい巨大な台風が去って、また晴れの日が続きそうです。
ずっと、干せなかった布団を干して、ちょっとは湿気を飛ばそうと思いました。
台風のせいで、ベランダのハーブ達は、全部倒れてしまって、起こすのに時間がかかりました。
ものすごい風でした。

でも、台風になると、なぜかウキウキしてニュースを見るのです。
今頃、どこを通過しているんだろうか。とか、川が氾濫してるかなぁ。とか。
ときどき思うんです。
台風になると、畑や田んぼが気になり、のこのこと見に行く農家のおじいさんが、用水路に流され死亡するニュースなどを見ると、「なぜ、こんな危険なときに外に出るんだ。畑も田んぼも見ても変わらないぞ。」と、母と２人でつぶやくのです。
多分、その農家のおじいさんは、私に似ているのだ。と思うのです。
あとさき、考えず、ただ本能のままに行動するのです。
私には、畑も田んぼも持ってないから外に出ないだけなんです。

台風は、本当に容赦ないものです。
危険なんです。

台風が去って、ホッとする反面、「また、暑い夏の日が戻ってくるなぁ。」と、恨めしく思うのです。
今日は、いつもと変わらない平凡な夏の日になって、秋はいつ来るだろう。と、考えるけだるい午後です。