捕らぬ狸の皮算用

ずっと、ロト6を買っていた私は、とうとう巨万の富を得ようと、ロト7にまで手を出すことになりました。
抽選の結果を見るのが、楽しみの一つとなりました。
ロト7は、ロト6よりも、見方が複雑なのを知らずに、6等を3つの数字が当たればいいと思い込んでいました。
そして、12月の終わりの抽選で、6等の3つの数字が当たりました。
「なんということでしょう。」と、万歳三唱する私。

いそいそと換金しに宝くじ売り場に行くと、くじに「ハズレ」の文字が・・・。
「なぜ？」と、頭をひねりました。
宝くじ売り場のお姉さんにクレームを言うと、「6等は、3つの数字が当たるのは当然ですが、ボーナス数字も当たらないといけません。」と、きっぱり説明されました。
さすがに1等にケチをつけるならともかく、6等でさえ、見放されていたなんて。
「オーマイゴット。」ですわ。

結局、あの喜びは、何だったのだろう。と、捕らぬ狸の皮算用とはこういうことを言うのです。
喜びが大きかっただけに、落胆が、まさしくひどい状態になりました。
もっと精進して、当たる数字を厳選しないといけません。
また、数字の練り直しをして、出直そうと思います。