いとこが、夜になると、咳が止まらないために、診療所で診察を受けた。
病名は、肺炎ということだった。
でも、診療所が信用できず、大病院に診察をしてもらったら、なんと、肺がんであることが発見された。
気を落としたいとこは、もう死ぬことを考えていた。
医者は、いとこの容態を家族と相談した結果、もう癌が肺に広がってしまって手術では、摘出できないので、抗癌剤で治療することになった。
そのことを言いに、我が家にやってきて、見舞いはいらないと断ってきた。
きっと、抗癌剤で、毛が抜けて、みっともない姿を見られるのが嫌なのかもしれない。
いとこが、癌が治ったら、また毛が生えてくる。と、楽観的なことを言うが、果たして、癌に効く抗癌剤があるのだろうか。
毛の話で、思い出したが、いとこには、もうほとんど毛がなく、微妙に生えているだけだ。
その大事な毛も抗癌剤が効かないと、生えてこない。
おっさんになったら、毛が微妙な役割を果たす。
早く、癌が治って、微妙な毛が生えてくるといい。と、密かに思っている。
病名は、肺炎ということだった。
でも、診療所が信用できず、大病院に診察をしてもらったら、なんと、肺がんであることが発見された。
気を落としたいとこは、もう死ぬことを考えていた。
医者は、いとこの容態を家族と相談した結果、もう癌が肺に広がってしまって手術では、摘出できないので、抗癌剤で治療することになった。
そのことを言いに、我が家にやってきて、見舞いはいらないと断ってきた。
きっと、抗癌剤で、毛が抜けて、みっともない姿を見られるのが嫌なのかもしれない。
いとこが、癌が治ったら、また毛が生えてくる。と、楽観的なことを言うが、果たして、癌に効く抗癌剤があるのだろうか。
毛の話で、思い出したが、いとこには、もうほとんど毛がなく、微妙に生えているだけだ。
その大事な毛も抗癌剤が効かないと、生えてこない。
おっさんになったら、毛が微妙な役割を果たす。
早く、癌が治って、微妙な毛が生えてくるといい。と、密かに思っている。