保険の満期

２０年かけていた保険が満期を向かえ、お金がいくらか返ってくる。
「もう２０年も経ってしまったのか。」と、しみじみ感じる。
今は、プー太郎なので、まとまったお金が入ってくると、ちょっと潤った気分になる。
しかし、保険の切り替えをしないといけない。
いろいろ保険のことを考えたが、結局いい案が浮かんでこなかった。
保険は、品物ではない。
万が一の時にだけ効力を発揮する代物だ。

お金の手続きをしに、やっていた職員の方が、自分の会社の一番いい商品を紹介する。
長い目で見れば、得なものだが、今のものの倍の金額になる。
年齢がちょっと高いので、金額も張るのだろう。
満期のお金なんて、その商品に比べたら、微々たるものだ。
万が一の時に、万が一の時だけに力を発揮するものだが、懐が痛い。
でも、万が一病気になることも考えておかなければいけない。
これから発病する病気と、今払うお金。
どちらが、懐が痛いのだろうか。