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あみの3ブログ

浜松城@静岡県浜松市 2022年9月10日

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永正年間(1504~21)に今川貞相が築城した曳馬城(諸説あり)を、後に徳川家康が調略し、元亀元年(1570)に岡崎城から本拠を移した。家康は地名を浜松と改め、大改修を施した。その後、家康は駿府城へ移り、さらに江戸城へと移ったが、浜松城はその間、豊臣秀吉の家臣堀尾吉晴が一時入ったほかは、幕末まで譜代の大名が次々に入れ替わった。浜松城は「出世城」の異名があり、歴代城主は老中や大阪城代、京都所司代など幕府の要職に就くものが多かった。

最高所である北西部に天守曲輪を置き、その東側に一段下がって二ノ丸を一直線に並べ、二の丸の南側から東側を囲んで広大な三の丸があった。天守曲輪の南側から西側にかけては、空堀を挟んで清水曲輪と西端曲輪を設け、北側は深い谷が続く天然の要害となっていた。

場所は静岡県浜松市中区元城町、
ナビをセットすれば「浜松城公園」に誘導してくれるが、「ホテルコンコルド浜松」



の向かいにある「浜松城公園駐車場」に車を止めるのが良いでしょう。(天守内のショップでスタンプを押してもらうとさらに60分無料)



駐車場からはスタバの前を通って公園から、小高い丘に立つ天守に向かいますが途中で右回りと、左回りの分岐があります。
丘の裾野をぐるっと取り巻く上り坂で、どちらから登っても天守で合流します。



自分は右手の方向に進み、直登する分岐から階段を駆け上りました。



登った先は「富士見櫓」の辺りで、ここからは本丸の高石垣や櫓門、天守が一望できます。




ここで残念なお知らせです💦
現在天守は外観工事のため、足場とシートで覆われており姿を見ることはできません。
令和4年12月20日完了予定
櫓門より工事中の天守



なので防護壁に貼ってあった写真で忍びましょう😿
来年(令和5年)放送予定の、NHK大河ドラマ「どうする家康」に向けてのお化粧直しという事でしょうね。





家康が築いた浜松城は復元イラストによると
土の城だったんですね。



それを秀吉の家臣堀尾吉晴が高石垣、瓦葺きの櫓や城門、そして天守を建築しました。




高石垣



大手道階段と石垣、その先は櫓門




「天守門」(復元)
門の上部に櫓が載る櫓門形式で、石垣上にのびる渡り櫓は西日本の城に多くみられます。
天守曲輪入り口の天守門は幕末まで維持されたが、明治に入り解体され払い下げられました。



櫓内部の見学もできます。(続百名城スタンプはこちら)
市政100周年記念事業として2014年に復元された天守門



天守門石垣、両脇の鏡石
天守門の石垣正面は、左右共に隅に巨石が用いられています。巨石を用いた部分は算木積みになっていません。




「天守」
2021年1月にリニューアルオープンしたばかりの浜松城天守ですが、大河に向けて再びお化粧直し。
天守入り口(裏側)



天守入り口(正面)石垣と鏡石



天主内部
地下、井戸跡
復興天守建設に先立つ発掘調査で発見されました。天守地下に井戸がある事は籠城への備えとして松江城でも知られています。


展示
各階にボランティアガイドさんがいて、親切に説明してくださいます。


昭和33年に復興された現在の天守は三重三階ですが、堀尾吉晴が築いた天守は発掘調査の結果四重五階、地下一階と想定され、天守正面と背後に附け櫓を設けた複合式天守であったと考えられています。
しかし、江戸時代の絵図には天守や櫓などの建物が描かれていないことから、豊臣政権から徳川幕府に移行する過程で失われていたと考えられます。(それは体制の変更を知らしめるためだったかも知れませんね)





「本丸」
天守閣の東、約17m下に造られています。周囲を石垣で囲み、南に正門である鉄門がありました。北には富士見櫓南東の隅には二層の菱櫓がありました、



本丸に建つ家康公像




「二の丸」
本丸の東に位置し、土地も一段と低い。ここには城主の家(奥御殿)と政庁(表御殿)があり、江戸時代を通じて藩の中心でした。現在は市役所と元城小学校体育館が建てられています。




「富士見櫓」



富士見櫓からの眺望



富士見櫓石垣



「東照宮」
岡崎城公園から大手通り(国道152号線)に出ると交差点角に「東照宮」があります。
浜松城の前身「曳馬古城跡」で、日光・久能山と同じく権現様を祀るお宮です。






※参考、、、続日本100名城公式ガイドブック、現地説明板、公式パンフレット等

【浜松城】
《家康が遠江進出の拠点とした城》

名称(別名);浜松城(曳馬城、出世城)
所在地;静岡県浜松市中区元城町100-2
城地種類;平山城
築城年代;元亀元年(1570)
築城者;徳川家康
主な城主;徳川氏、堀尾氏、松平(桜井)氏、水野氏、高力氏など
文化財区分;市指定史跡
近年の主な復元等;天守、天守門
天守の現状、形態;(望楼型3重4階、鉄筋コンクリート造模擬・1958年(昭和33年))

※出典、、、続日本100名城 公式ガイドブック・日本城郭協会監修(学研)
地図;




御城印



限定版御城印「うなぎ二枚組」



取り扱いは浜松城天守内売店
休館日;12月29~31日
開館時間;8:30~16:30
入場料金;大人200円 小中学生は無料
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