Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

XANADUに生きましょう

2004年11月25日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、XANADUに生きましょうでした。

XANADU、読み方がわかるようにザナドゥという言葉を聞くと、
私達世代は、日本ファルコムさんのPCゲームを、
もしかしたら思い起こすのかもしれませんが、
も少し上の世代は、オリビア・ニュートン・ジョン主演の、
映画『XANADU』を思い起こすのかもしれません。

で、今回のお話は、後者の映画の方です。

ELO大好きっ子な私なので、サントラ盤はもちろん持っていて、
ジェフ・リンがONJの透明な高音を想定してつくった主題歌は、
誰の心も軽くなる名曲だとも思っているわけです。

と言いつつも、映画は観たことなかったわけですが、
2枚で1枚キャンペーン向けに再発売した、
モンティ・パイソン/人生狂想曲 スペシャル・エディション 』と共に、
HMVさんの2枚で2999円セールで購入したわけです。

で、映画『XANADU』を観てみたら、これがいい意味でテキトーな作品で、
ストーリーが美男美女が恋に落ちる以外ないんですよね。

実は奥深いストーリーなのかなと考えながら観てたんですけど、
そう考えてたのがバカみたいに、もうただただ楽しく踊り歌うだけ。

その踊りも、タップに、ローラースケートに、レビューに、
もうなんでもアリで、楽しければそれでいいじゃんって、
かなりのツギハギっぷりなんですよね。

ワイプの使い方も、安っぽい星型だったりなんかして、
みんなが大らかに細かいこと気にせず映像作品に触れていた当時でも、
劇場で見せられたら引くだろうっていう。

でも、それはそれでもいいのかな、って。

ストーリーはないんですけど、踊りと歌で、
2時間きっちり楽しませてくれるんですよね。

楽しめればそれでいいじゃん、
深く考えたってしょうがないだろ、
って言ってるかのように。

こうして楽しさだけを追求した作品を観ると、
自分の生き方も、楽しさだけ追求してもいいんじゃないかなって。

深くちまちま考えることなんてせずに、
たとえ周囲にツギハギだと思われようとも、
楽しいことだけ追いかけて行けば、
それでいいんじゃないかな。

自分の笑顔は他人の笑顔、
他人の笑顔は自分の笑顔。

楽しく、楽しく生きて生きましょう。

オレたちの蹴球は、終わらない。

2004年11月25日 01時33分08秒 | サッカー(ジェフさん)
イヌゲノムさんご推薦の「U-31」というサッカー漫画がありまして、
もう連載打ち切りになったんですけど、
22日に単行本2巻が出たので、1、2巻を買って読んでみたら、
これが紹介せずにはいられないくらい、とっても面白かったわけです。

あらすじは、こんな感じです。

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河野敦彦(27)はJリーグ・東京ヴィクトリーの守備的MF。
かつてはトップ下でアトランタ五輪代表にも選ばれ、将来を期待されたスター選手だった。
しかし、いつの間にか代表にも呼ばれなくなり、世間からも忘れられつつあった。
そんな2002年6月。W杯で日本中が盛り上がる陰で、河野はクラブから戦力外通告を受ける。
サッカーを続けるため、輝きを取り戻すため、いま河野敦彦の闘いが始まった――。
(amazonさんの1巻あらすじ)
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で、補足としては、
東京ヴィクトリー前はジェムユナイテッド市原にいて、
移籍時に、ゴタゴタがあって関係が崩れつつも、
戦力外通告後、古巣のジェムユナイテッド市原が手を差し伸べて。。。

というところから始まるお話で、
その名の通り、ジェフさんがモデルにされまくっています。

アトランタ五輪世代や、去年のジェフさん躍進を知ってる方、
あと、ズィッコの代表選出はどうもな、と思ってる方は、
その時その時を振り返りつつ、熱くなれること間違いなしです。

たとえ、そんなことを知らなくても、
どんなサッカー漫画よりもリアルに、
サッカーをする楽しさ、プロの厳しさが伝わってくる、
とっても熱い作品です。

なんにせよJリーグ好きは、必読ですね。

ALL YOU NEED IS FOOTBALL!

映画生感想『ターンレフト ターンライト』

2004年11月25日 00時50分47秒 | 映画
2004年11月23日、飛田給に行く前おひとりで、
シネマミラノさんにて、10時の回を鑑賞しました。

感想を一言で言うと、
運命の出会いを信じたくなる、恋をしたくなる、誰にでも共感できる、
とてもステキな、ラブコメ映画でした。

恥ずかしがりで、夢見がちで、とぼけた美男美女が、
恋に懸命になる姿は、観ていて好感が持て、応援したくなります。

そして、ふたりをジャマするそれぞれの恋敵も、憎み切れないキャラ達で笑いを誘い、
主人公達が、どうしても出会いたいのに、出会えそうで出会えない、という物語の展開が、
歯がゆいんですけど、その分、ふたりが出会えたときには、
良かったねって、心から幸せな気持ちにさせてくれます。

なので、映画を見てる最中ずっと、まるで自分が恋をしてるかのような、
なんとも言えない、もどかしい気持ちになっていました。

あんなに好きな、あなたなのに。。。

ヒロイン役のジジ・リョンさんは、昔から歌手として好きで、
アルバムも何枚か持っていたりもするので、
今回の作品も、大きな期待を持っていました。

観終わって、いや観ている最中から感じたんですけど、
そんな期待以上に、心を揺らす、温もりのある作品でした。

一瞬でも誰かを好きだって思ったことのある人なら、
言い過ぎかもしれませんけど、誰もがこの作品を観て、
歯がゆくも幸せな気持ちになるんじゃないでしょうか。

夢見がちなとぼけた美男美女、忘れられない初恋、運命の出会い、
笑えるコミカルな脇役、ふたりを取り巻く美しい映像、ラブシーンなし。

往年のラブコメ映画の要素が、全て詰まっています。
まさに王道を行っています。

こうしたラブシーンのない、付き合うまでを描いた、
軽いラブコメ映画は、やはり誰でも笑顔で楽しめますし、
いい人しか登場しない、笑いや喜びや嬉しさといった、
正の感情のみを引き出す作品は、いつの時代も必要だと思います。

幸せになろうって不器用にも頑張る人を見るのって、
やっぱり応援したくなりますし、達成したら一緒に嬉しくなるじゃないですか。

恋をしている人も、恋に破れた人も、恋を忘れて疲れ切っている人も、
ぜひ、こうした幸せな作品を観て、心に温もり持って欲しいと思います。

二人は信じる、求める気持ちが出会わせたのだと。