Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

本当に欲しいものは手に入れないもの

2004年11月16日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、本当に欲しいものは手に入れないものでした。

そう、手に入らないわけではなく、
手に入れないんです。

常に満たされない状況にしておかないと、
なにも目標だとか憧れだとかがなくなってしまい、
生きることが、つまらなくなってしまう気がするんです。

なので、本当に欲しいものでも、
必ずひとつは手に入れないままにしておくわけです。

今日、お仕事と北海道旅行とで、
先週購入できなかったDVDを3枚買いました。

バンデットQ』の廉価版と『華氏911』については、
テリー・ギリアムとマイケル・ムーア好きの私的には、
先週購入予定で順当だったわけです。

もうひとつ、Dovesさんの「Where We're Calling from」というDVDを買ったんですけど、
これは去年に発売されたものの、あまりに欲し過ぎるので、
私の中では、買ってはイケナイものになってました。

Dovesさんは昨今の音楽の良いとこ取り感満載な、
いい意味での、とっても中途半端さが好きで、
CDも買い揃えてますし、来日公演もしっかり鑑賞したんですけど、
このDVDだけは持ってなかったんですよね、わざと。

買って、観ることは簡単なんですけど、
好きなバンド、全バンドそんな調子でいいの、
少しは抑えることも必要じゃないの、
って、わざと買わなかったんですよね、
目標や憧れだけでなく、自分を戒めるためにも。

けど、もういいよね、って。
欲しいものを買ってもいい時期だよね、って。

それで買ってしまったんです。

先日の、彼氏の出来た女友達に関する悔しさ解決が、
その大きな決め手となったと思うんですけどね。

いや、なりました。半分やけ買いです。

でも、この辺の手に入れてはいけない系の意識が、
きっとどこかで無意識的に、
大事な人に大事だと素直になれない、手にしようとしない、
その、大きな要因になってるんでしょうね。

攻めることよりも、守ることが苦手ですからね、
大事な人を手にするために強くなったことはあっても、
大事な人を守る為に強くなったことはないですし、
守るための強さにはあまり興味が湧かないですね。

…と、こんなことを言ってる内は、
私はまだ大事なものを手にしちゃイケナイんでしょうね。

あ~あ、欲しいものがなにもなくなっちゃったよ。

今、このタイミングで合コンがあれば、
とってもステキで頑張れたのにな。

…なんてね。

そして、私が今一番欲しいもの、
本当に欲しいものが欲しいな。