
ムラーノ島中心地のガラスのオブジェ
昨年、トルチェッロ島からの帰りこの島に寄りましたが、日が暮れていて辺りは暗く又クリスマスだった為お店はほとんどが閉まっていました。なので今回、この島もリベンジで行って来ました(^^)
その昔、まだイタリアの通貨がリラだった頃に一度ツアーで来たのですが、ガラス工房で見学をしたくらいしか記憶にありません。きっと、町をぶらぶらするよりも、まずは工場に連れて行かれ、見学後お店の中の商品を買え~とばかり店内に閉じ込められていたのでしょうね(笑)

ショーウィンドー内のベネチアングラス
本島の中のお土産物屋さんでは、中国製のガラス製品もあるので、この島で一度本物をしっかり見ておくのもいいかも知れません。

ここは写真を撮ることができましたが、ヴァポレット乗り場付近にある大きなお店の中は撮影が禁止されています。今日はその大きなお店にうっかり入ってしまいました。すると早速店員さんが上手な日本語で「何かお探しですか」「日本にも送れますよ」と近寄ってきました。そしてずっと私の後を付いてきます。私はまぬけにも、「sto solo guardando(見ているだけです)」とわざわざイタリア語で答えましたが、日本語で「見ているだけでんがな~なんか文句ありますのん?」と言えば良かった(笑)
でも店内、それはそれは素晴らしいベネチアングラスが展示されていて目を奪われます。いいなぁ、欲しいなぁと思うものは、やはり、ん十万円。手が出ません。近くにアウトレットもあって半額になっているベネチアングラスもありましたが、繊細な繊細なデザインで、帰るまでに割ってしまうとこれも諦めました(過去、経験しています^^;)

折角なので、工場にも入ってみました。ここはヴァポレットの乗り場近くの工場です。ここでは商品を買え~などと言われなさそうだったし、結果的にはマエストロの技を見るのには静かで良かったです。
釜から取り出した真っ赤に燃えるガラスがいとも簡単に形になっていく、まるであめ玉細工のようです。以前、NHKで特集をしていましたが、こんなマエストロになるには何十年も掛かるのだとか。どんなことでも一流となるには、そうたやすいことではない、天性に恵まれ、努力を尽くして初めて為せることなのですね。

見学者はこうして立ったままですが、見学するのに5ユーロ払いました。これは1家族の見学料だそうですが、私一人でも1家族~。あたり前っか^^;皆で誘い合わせて、にわか家族を作るのが良いかも。料金を払ってやっと写真の撮影を許してくれます^^;

ムラーノ島内
余談です

ムラーノ島からの帰り、お墓の島であるサン・ミケーレ島に立ち寄りました。ここはその昔ベネチア中にあったお墓を一カ所にまとめた島。お墓しかない島なので観光客もあまり足を向けません。
島全部がお墓、という通り、どれほどあるか想像も付かないほどのお墓が整然と並んでいます。多分、この白い十字架は大理石で出来ているのでしょう。とても清楚な感じがしました。

中には、こんな立派なのもありますが、どのお墓にも亡くなられた人の写真がはめ込まれています。どのお顔もとても綺麗で穏やかな写真ばかり。この方たちが生まれた年月日とと亡くなられた年月日が刻まれていて、縁ある方にはさぞかし故人が偲ばれることでしょう(こっそり、告げ口しますと、この綺麗なお花は全部造花…でした^^;)
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静かな木立に囲まれたお墓の島、サン・ミケーレ島、私は一礼して辞しました。
なお、この入り口には、無料のトイレがあります。ベネチア中のトイレはやはり有料で一回1.5ユーロです。
さて、今、時刻は27日のそろそろ午前10時近くになりました。今日も、ベネチアは怖いくらいのいいお天気です。とうとう最後の滞在になりましたが、又町の散策をしてきます。どうしても探したい場所があって、又きっと迷子になるのでしょうが、頑張ってきますO(^^)O
う~む・・・アルママ旅日記を
見ていると、1回訪れた場所に再訪して、くまなく周るって
いいですねぇ。
ツアーで、さらっと周ってしまうと
どうしても心残りがありますもの。
ツアーは手とり足とりしていただけるから
それはそれで楽ちんなんですけどね。
イタリアでは、絵はがきを出したいから・・と
話しただけで、
「人気添乗員さん」たら、切手も1人で買わせてくれないの。
タバコ屋さんがあったから、「ここで買いますね」と
言いましたら、「あ、私が買ってきますから。投函もしますから。。買わないで!」って怖い顔(笑)
その位、したいし、できますってばぁ~。
結局、彼が切手をまとめ買いしてきてくれて
バスの中で希望者に譲って歩いてくれるといった
サービスぶりでした(笑)
ムラーノ島は、TVでもよく
紹介されますが、お墓の島は
初めて知りました。
あ、そうだ!ベネチアングラス屋さんのリチャード・ギアは
元気でしたか?
(別の店やねん・・って言われちゃう?(笑))
見学だけで有料ですか?!
イケメン店員さんが電卓持って付いてこられるよりいいっか・・ですね!
sachiさんが見て下さっていると思うとさぼれなくて(笑)、にわかブロガー、頑張れました。
なんか私は食べ物でもお店でも一つ気に入るとずっと食べ続ける、通い続けるみたいなところがあって旅行でもそんな性格が出ているのかも知れませんね。でも今回ベネチアが少し分かった気がして再訪して良かったです。しかし又来たいですよ(^^)
そうそう、ここでもsachiさんとの会話を思い出しながらリチャードギア、探しましたよ。居たのは、ジローラモさんでしたが、ほんと似てた^^;。なんか町ゆく人、みんな俳優さんに見えます(笑)
ツアーは自由時間以外、一人で散策~という訳にはいかないですよね。トラブルがあったら添乗員さんの責任になるし。以前ツアーで半日別行動をしたいというカップルは、念書を取られていました。旅行慣れしているsachiさんなら、絶対大丈夫なのにね。
今、こちらは午後四時です。帰りの支度があるので早めにホテルに帰ってきましたが、昨年探しても行け着けなかったお店がやっと分かって先ほど夕食の予約を入れて来ました。それこそ最後の晩餐です(*^_^*)