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イタリアより

滞在日記

中国国際航空・エアチャイナに乗る!その6.-北京からミラノへ②-

2019年09月07日 | 中国国際航空



北京空港国際線ターミナル
上記写真右端に写っているエスカレーターで
ラウンジへ



北京空港に無事に着いたのは良かったのですが、この巨大空港のどこへどう行けばいいのか、出発前は、なんとかなる!と意気込んでいましたが、いざ現地に立てば、あっらーどうしよ?と言う言葉が真っ先に口を突いて出て来ました。取り敢えず、到着場所は国内線だったから、国際線エリアへ行かなければならないはずで、でも、ここへ来て、どうしてもっと北京空港の乗り換えを調べてこなかったのかと、後悔するはめになりました。

 

APMと呼ばれる無人のシャトルトレイン



が、時間はたっぷりある。この空港では国内線エリアと国際線エリアの間は無人シャトルが走っていて両エリアを結んでいます。そのシャトルで移動するので、先ずはその乗り場を目指します。荷物は、最終目的地ミラノまで預けているのでピックアップする必要はなく、とにかく「Transfer」の案内に従って。

 

連絡バスを降りたら二階到着ロビーに上がる



2階到着ロビーへ上がりロビーに出たら、エスカレーターやエレベーターがあるので、それに乗って更に4階へ上がります。この巨大空港は4階が国際線の出発ロビーになっているのですが、念のため、2階到着ロビーのインフォで聞きました。英語は通じたと思うのに、その返答は手の平を差し出し、指を4本立てられただけ~。あっそ4階ってことね~まっ分かったからいいけれど、これが日本なら、もっと丁寧に説明してくれるだろうに・・・ブツブツ

 

エスカレーターに乗る手前で荷物検査がありました



4階へ上がれば、そこからはひたすら国際線の出発エリアへと歩いて行きます。上記のAPM(無人シャトルトレイン)の写真にあるとおり、到着エリアT3のCゾーンからEゾーンへ向かいます。しつこいようですが、国際線の出発エリアは「E」。

 

「E」の案内表示の方向へ



さすが巨大空港だけに乗り換えはほんとに時間がかかる。今回は7時間の余裕があるし、旅行者も少ないので人混みに飲まれるということはありませんでしたが、これが時間はタイトで沢山の旅行者であふれていたらと思うと正直ぞっとします。少なくともここでは3時間の乗り継ぎ時間は欲しいと、そんな感想を持ちました。

 

国際線の乗り継ぎ場所では、搭乗券のバーコードを器械にかざす



それでも、歩を進めていくと国際線の乗り継ぎゲートに行き着きます。搭乗券にあるバーコードを機械にかざして無事にゲートを通過しました。あとは目の前のエスカレーターで階下へ降りていき、いよいよ無人シャトルトレインAPMに乗ってT3-Eへ移動です。

 

APMに乗車する為エスカレーターで2階へ降りる



やって来た無人シャトルトレインに乗車、T3-Eで降りたら、そこで出国審査と手荷物検査を受けて搭乗口へ行きますが、7時間もある乗り継ぎ時間を過ごすのに、私はこの後、ラウンジへ向かいます。おーやっとここまで来ましたよ~恒例の迷走も爆走もすることなく、私にしてみれば先ずは上出来の道行きでした。

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中国国際航空・エアチャイナに乗る!その6.-北京からミラノへ①-

2019年08月25日 | 中国国際航空

 

パルマにて

 

記事には関係ないけれど
犬好きな私は
飼い主さんとしばしワンコ談義になりました

 

それにしても置物みたい(^^)



■2018年12月22日

大連から、時間通りに出発した飛行機は大した遅延もなく、ほぼ予定時刻に北京に到着しました。飛行機が到着後のターミナルへの移動には二種類あって、一つは飛行機本体にボーディングブリッジが接続されてそのままターミナルに進める場合と、もう一つは、ターミナルからはるかに離れて、飛行場その場所に機体が停まり、そこからバスに乗ってターミナルへ向かう場合です。後者は、「沖止め」といいますが、今回は、まさにこの沖止めで、迎えに来ていたバスに乗り込みました。

 

大連から北京へ到着/飛行機は沖止めでした



ここで注意がいるのは、北京を目的地とする乗客と、わたしの様に北京から他国へ飛行機を乗り換える乗客が分けられることです。北京への旅行者の乗るバスは、当然国内線移動の扱いになり、ターミナルも違います。間違ってこのバスに乗ると大変。が、そこはさすがに、係員が厳重にチェックをして、乗るべきバスに乗客を誘導していました。

 

北京へ行く乗客と北京から他国へ飛行機を乗り換える客は、乗るバスが違います
流れに任せず、必ず係員の指示に従がうこと



実は、これもバスを間違わないかと心配事の一つではありましたが、案ずるよりは産むが易しでした。けれど、乗客が少なかったから、すぐに乗るべきバスが分かりましたが、大勢の中国人旅行者が、我先へとバスに押し寄せる波に飲み込まれたらどうなることか。万が一、そんな状況になっても、ここでは冷静に係員にチケットを見せて、トランスファーする客であることを告げ指示を仰ぎましょう。って次回、もしエアチャイナに乗ることになった時の、これは自分への警告ですハイ^^;

北京の乗り換えで、私が一番安心していられたことは、時間が十分、いや、それどころか外に出て観光が出来るくらいたっぷりと待ち時間があったことでした。その乗り継ぎ時間なんと約7時間!だから少々北京で遅延があっても、入り口出口を間違っても~と余裕なのでした(笑)もっとも、そうなればなったで、又空港内を右往左往、迷走爆走は必至なのだろうけれど。

 

とんでもなく広い北京空港/国際線エリアへと歩いています



さて、ここまでをちょっと復習します。直行便でない地方空港からエアチャイナに搭乗し、大連を経由して北京まで、そしてそこから、ミラノやローマへ行くにはどんな経路と手続きを踏むのか。

1.地方の空港で、搭乗する飛行機会社のカウンターでチェックイン。荷物を預ける。
2.搭乗券は、地方空港から(大連降機含む)北京まで&北京からミラノまでの2枚を受け取る。
3.地方空港の手荷物チェック(保安検査場)と出国手続きをして搭乗。
4.中国国際航空1本で、ミラノやローマまで行くので預けた荷物は目的地までスルー。
5.大連到着後は、入国審査を受けて、北京への搭乗口へ移動する。
6.北京に着くと、トランスファー客のためのバスに乗ってターミナルへ行く。

とここまでが経路になります。

7時間の待ち時間があるのは安心だったし、その過ごし方も算段しています。実は、意外にも北京空港にあるラウンジの評判がよいのです。ミラノへの出発時刻は午前1時半。ラウンジは、この時間ギリギリまで開いているのだそうで、のんびり出来ると考えていました。果たして、北京国際航空のラウンジはいかに?居心地はどんなだったでしょうか。北京へ到着した後の、国際線エリアへの移動経路と共に、次回お話しようと思います。先ずは無事に北京到着、万歳!

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中国国際航空・エアチャイナに乗る!その5.-大連乗り継ぎ②-

2019年08月12日 | 中国国際航空

記事には関係ないけれど
シルミオーネにて
2018年12月23日



さて、前頁でトランジット(乗り継ぎ)では、同じ飛行機に乗り継ぐから、出入国手続きはなく“ただ待つだけ”と書きましたが、今回のようなトランジットというか正確には経由地ということになるのでしょうが、日本からは国際線になる為に、最初の寄航空港、今回は大連ですが、中国への入国審査を受けることになります。既に、機内で貰った入国カードに必要事項を記入して用意しています。


大連周水子国際空港


入国審査では、自動で撮影された顔写真及び両手の指紋認証を受けました。日本でも、テロの未然防止のために入国審査時では、外国人に指紋や顔写真の個人識別情報の提供が義務化されましたが、こうして入国時の登録が、帰国の折には、スムーズな手続きとなって時間の短縮になるのでしょう。が、そうは問屋が卸さないのがこの国です。果たしてこれが、わたしの帰国時にはちょっとしたトラブルになりました。


帰国時の北京国際空港にて
全く違う列に並んで・・・
実は大ドジを踏みました

ハイ告白します^^;


★話が前後しますが、2018年12月29日帰国時の北京空港にて
私がかざした器械が指紋を読み取らず、係の女性がいらついて、ついには怒りだしました。$∞∀∋∨§⊇!~中国語だから何を言ってるのか分からなかったのは、幸いといえば幸いでしたが、余りの激高ぶりに男性が二人駆け付けて、私の腕を握り、もう一人は、私の指を力任せに押さえ付けます。クニクニと指の方向も変えながら、それでもなかなか反応しなかった器械でした。どうにかこうにか、やっと認証出来はしましたが、何だかなぁ~犯罪者になったような気分でした・・・ふぅっーこれが、中国はやめておけと言われる所以(ゆえん)の一端か。


入国審査後、上階へ
このエリアに搭乗口があります


話が迷走し始めましたが、大連での乗り継ぎは、実に簡単でスムーズ、拍子抜けするほどでした。それはこの空港のわかりやすさとコンパクトに設計された構造にも起因していると思いますが、何よりも人も少なかったので、入国審査もあっという間に終わり、この先は目の前のエスカレーターに乗るだけでした。上階に上がれば、すぐそばにある電光掲示板で、大連から北京まで搭乗する飛行機の搭乗口を確認します。



あった!搭乗口22A!。小さなエリアなので、搭乗口もすぐのところにあって、やっと安心できました。これで第一関門突破です。なお、搭乗する際は、あの黄色い乗り継ぎカードは、搭乗口で回収されます。機内に入れば、元の自分の席に座って、これから北京へ向かいます。


搭乗口


余談

先に、中国人旅行者の、衝撃的な光景を見たと記しましたが、大げさであるならごめんさないm(_ _)mペコペコ。でも、わたしは目が点になりました。そんな光景でした。

2019年12月30日/帰国時の北京から大連までの国内線機内でのことでした。ミラノから北京に到着し、上記の指紋認証の他にもすったもんだの末(このお話は又後日)、やっと乗り換えが出来て、機内の所定の席に駆け込みました。時間が押していたのです。見回すとビジネス席は、どうもわたし一人のようでした。CAさんにお願いをしたウェルカムドリンクを、それでもほっとしながら飲みました。今年の旅行もついに終わる、行きたい場所にも行けたし、充実した旅が出来た、などと、訪ねた町をひとつひとつ振り返りながら感慨にふけっていました。

どのくらい時間が経ったのか、後方の席に人の気配がして、振り返ると一人の男性が、ビジネス席にあぐらを組んで座り込み、食事をしている姿が目に飛び込んできました。えっ-?どうやら彼は、エコノミー席で既に配られた機内食をビジネス席まで持ち込んできて食べているのでした。


ご飯にフォークを突き立てたまま
何かを取りに自分の席に戻った男性・・・
一枚だけその時に撮った写真ですが
あの光景は幻ではなかった・・・


クチャクチャと音を立てながら、身をかがめて食事する様子に目が点にもなり、けれど見てはいけないものを目撃した、いや、もしかしたら、これって幻?、私、疲れてる?とも思い直し、もう一度振り返ってみましたが、やはり同じ光景がそこにはありました。更に信じがたいのは、CAの誰一人として注意もせず、この男性を看過していることでした。何か特別の理由があるなら致し方ないけれど、後で覗いて見れば、エコノミー席は人も少なくて、3席合わせて寝そべっている人も居るほどでした。少なくとも、席がないわけではなかった・・・

日本人なら決してしないだろうこんな行状に、この国の民度を見た思いでしたが、同じ平たい顔族の節度のなさには恥ずかしさも沸いてきて、ここに欧米人が乗って無くて良かったとも思った次第でした。
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中国国際航空・エアーチャイナに乗る!その4.-大連乗り継ぎ①-

2019年08月04日 | 中国国際航空

溜息の橋 Ponte dei Sospiri

2018年12月25日ベネチアにて



■2018年12月21日

大連の空港に到着すると、乗り継ぎ客は全員自分の荷物を持って一度飛行機から降ります。ボーディングブリッジを通り、ターミナルに降り立ちますが、そこからどうするのか。これが第一関門です。


ボーディングブリッジからターミナルへ


ターミナルへの通路に歩を進めると、目の前に、上記のようにスタッフが立っていて、北京へ乗り継ぐ乗客を誘導していました。例えば、案内人が居ずとも、立て看板を見てその方向に行けばいいはずだけれど、こうして人が居て指し示してくれると、どんなに安心できることか。


振り返るとこんな風にターミナルへ入ります

これから入国審査です


随分昔、ローマの空港に初めて降りた時、空港内が工事中で、矢印方向に歩いて行ったら、乗り換えエリアに行かず、空港の外に出てしまったことがありました。 transferの表示になっていたのに、いい加減な案内で、空港内右往左往したことが今でもトラウマになっているのでしょう。初めて利用する空港ではやはり緊張するのです。

人の流れに付いて行ったらいーよ心配ない、などと旅慣れた人からアドバイスを受けることがありますが、それを真に受けてはいけません。現地の公式の案内表示を必ず確かめて、分からなければインフォメーションや最寄りのスタッフに聞きましょう。


乗り継ぎの乗客には上記の黄色い“乗り継ぎカード”が手渡されます


この飛行機でも、乗客がどっと降りて、その流れに身を任せてしまうと、上記の立て看板を見過ごして、大連を目的地とする乗客に押し流される可能性だって否定できません。今回は私とその他数人だけが乗り継ぎ客だったのですが、ビジネス席の乗客が、一番早く外に出られた為に、わたしが先頭になり、この表示にいち早く気付けたのだろうと思います。

-続く-
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中国国際航空・エアチャイナに乗る!その3.

2019年07月30日 | 中国国際航空

記事には関係ないけれど
ベルガモ/自然科学博物館前にて
2018年12月27日


■2018年12月21日

心配した遅延もなく、定刻通り、無事に飛行機は飛び立ちました。一番最後に搭乗したために、あれほど沢山の中国の旅行者がどこに行ったか不思議なほどでしたが、勿論同じ飛行機に乗っているはず。後(のち)に、彼らの国の、これが民度なのかと思う衝撃的な光景を目の当たりにすることになるのですが、このお話は少々息を整えてから、ちょっと引っ張りますですm(_ _)m


大連までの機内


ビジネス席の乗客は、わたしと、もう一人日本人とおぼしきビジネスマン、そうして少し離れた席に中国人の旅行者一人だけで、静かな機内にほっと一息つきました。大連までは約2時間、大した距離ではないけれど、この航路がイタリアまでわたしを誘うのだ、空はどこまでも続いてる!と意気込めば、気持ちも少しずつ高揚していくのでした。


ウェルカムドリンクのジュース


しかし、機中みならず道中は中国圏。言葉には大いに不安を感じるし、わたしの疑問や要望はどうすれば伝わるか、まっこの期に及んでそんな些末なことを心配しても、今さら仕方ない、賽は投げられたのだからと、思い直すのも早い、単純なわたしなのでした。そ、私の旅の鉄則「命に関わることでなければ、旅先で起こったことは全て笑って受け入れる」


ランチの機内食


CAさんが丁寧に、先ずはウェルカムドリンクの種類を聞いてくれました。取り敢えずジュースをお願いしましたが、飲み物は、綺麗に磨かれたガラスのコップに程良くつがれ、食事は陶器に盛られているのが、なんとも嬉しかっだてす。このランチは、デザートにリクエストした緑茶と品の良い生菓子が付いた和食でしたが、意外に美味しくて、期待していなかっただけに、私の中のCS(顧客満足度)の計測値はキュンと上がったのでした。


食後のコーヒーだって陶器のコーヒーカップで~

煮たらかせたままではない、入れ立ての香りよい風味でした


こうしてあっという間に到着した大連。正式名称は大連周水子国際空港。だいれんまわりみずこ~ではなくて、“だいれんしゅうすいし”と読みます。

さて、飛行機から降ろされたけど、このあと、どうしたらいいん?
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