関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 白子温泉(リゾーン) 「東海荘」 〔 Pick Up温泉 〕
<白子温泉(リゾーン) 「東海荘」>
(千葉県白子町中里4437-1、時間要問合せ、500円、0475-33-2061)
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
■ 紹介ページ (Yahoo!トラベル)
■ 紹介ページ (るるぶ.com)
スポーツ合宿のメッカとして知られる白子町には、浴用源泉として白子温泉(古所)と白子温泉リゾーン(中里)の2本の源泉があります。
白子温泉リゾーンは、1989年(平成元年)、共同で2000mのボーリングをおこない開発・開湯したもので、ここはこの源泉をつかう宿。
なお、白子温泉(古所)は、「白子町アクア健康センター」でつかわれていたようですが、残念ながら2009年5月6日をもって閉館しています。(料金が高かったので躊躇しているうちに閉館で、未湯のままおわる・・・(泣))
長柄から茂原経由で九十九里に出ました。
このあたりの日帰り施設では、砂風呂で有名な「白子町アクア健康センター」や「オーシャンスパ九十九里」がありますが、どちらもお高いので手頃な旅館の日帰り入浴にしました。
【写真 上(左)】 白子温泉の看板
【写真 下(右)】 浴場入口
白子には日帰り入浴できる宿が何軒かありますが、入浴可能時間が長く、料金も安いここにしました。
38室の中規模旅館で館内は新しくはないものの、とてもよくメンテされています。
廊下のおくに男女別の浴室。
窓の広いあかるい浴室に赤みかげ石枠タイル貼8-9人の浴槽ひとつとシンプル。
カラン15、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
平日15時で男女湯とも独占。
【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 男湯
赤茶に色づいた石の湯口から50L/min以上もの大量投入で側面吸湯があるもののかるくオーバーフローも。他に側面から少量の冷水を注入しています。
【写真 上(左)】 男湯の湯口
【写真 下(右)】 浴槽から洗い場
きれいな琥珀色透明のお湯は適温で、明瞭な塩味にうがい薬臭+アンモニア臭+磯の香の複雑な温泉臭。
ヨウ素や臭素、アンモニアが効いていそうなクセのある臭いですがなかなかいい感じ。
そこそこのツルすべがありとてもあたたまってほてりますが、浴後はさっぱり爽快感のでる気っぷのいいお湯は純食塩泉のイメージ。
【写真 上(左)】 湯色
【写真 下(右)】 湯色&湯口
かなり個性的なお湯でけっこう気に入りました。
新しい温泉地なので温泉場の風情はないですが、近くまできたら寄ってみる価値はあるのでは・・・?。
とくに異臭湯好き ^^;)には面白いお湯かと思います。
【写真 上(左)】 白子温泉の説明
【写真 下(右)】 ヨウ素の説明
分析表掲示はなくフロントにもなし。館内掲示によると以下のとおり。
Na-Cl強塩温泉(旧 含臭素沃素-強食塩泉) 31℃ (地下2,000mから湧出)
「ヨウ素と一緒に採取した天然ガスで温めた天然温泉。上総層群と呼ばれる第3紀から第4紀の地層中の特に100~200万年前の砂と泥の互層のうち、砂質中のメタンを主成分とする天然ガス中に溶存しているかん水。」
このあたりはヨウ素の生産地としても有名なようで、「世界のヨウ素(ヨード)の生産量は年間約18,000トンで日本の生産量は世界の40%を占め、チリに次いで第2の産出国。千葉県では全国の80%の6,000トン、白子町では年間1,000トンが生産されている」とのこと。
強烈な塩の湯温泉のある新潟県の中条町もヨードの生産地なので、ヨードと温泉はやはり関係が深いのでしょうか。
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 たまねぎワイン 〕
小粒ながら甘いタマネギの産地として知られる白子町。
「ながいき玉葱」としてブランド化され、「白子たまねぎ祭り」も開催されています。
その白子産タマネギの搾り汁にブドウ果汁を加えて醸造したのがめずらしい「たまねぎワイン」。「健康と美容のために、一回に50~100ccを目安にお飲みください。」とのこと。
(白子町観光協会HPなどを参考。)
〔 2010/05/19UP (2006/04/11レポ (2004/04入湯)) 〕
E140.23.51.776N35.25.37.318
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