goo

■ 湯王温泉 「ホテル湯王温泉」 〔 Pick Up温泉 〕



<湯王温泉「ホテル湯王温泉」> (山梨県甲府市住吉5-10-18、6:00~22:00、原則無休、400円、055-235-2885)
オフィシャルHP
紹介ページ (楽天トラベル)

甲府名物ビジホ湯のひとつで、「ホテル湯王温泉」が浴場を入浴開放しているもの。
県道113甲府精進湖線をR20甲府バイパスと交差する「下小河原」立体から北へすこし走った左側でわかりやすいです。(→ここ


【写真 上(左)】 看板
【写真 下(右)】 泉源施設

Pは広めで、Pのよこには泉源施設らしきものがあります。
エントランスを入るとすぐ右手受付、左手に浴室入口。左が男湯、右が女湯で固定制のよう。
ビジホ湯ながら6:00~22:00とスパ銭なみの長時間営業です。


【写真 上(左)】 フロント
【写真 下(右)】 脱衣所から浴場

かなり広い浴室には、手前から高温浴槽(赤みかげ石枠タイル貼、3-4人、やや熱め)、ジャグジー槽(同5-6人、適温)、低温浴槽(同10人弱、ぬるめ)、半露天の寝湯(ぬるめ)×4に打たせ湯3と多彩な浴槽。
これで400円は安い!


【写真 上(左)】 手前がジャグジー槽、奥が高温浴槽
【写真 下(右)】 半露天の寝湯&打たせ湯

死んでるサウナ?などもあるB級的な雰囲気は、かの黄金温泉をきもち明るくした感じか・・・(^^;)。
カラン22(たぶん源泉)、シャワー・シャンプーあり、ドライヤー10円。
連休11時ながら3-6人とゆったり入れました。


【写真 上(左)】 高温浴槽
【写真 下(右)】 源泉?カラン

手前の高温浴槽の赤みかげ石の湯口から源泉を投入し順に流し込んでいく方式ですが、入るとよわいオーバーフローもあります。
低温浴槽には龍の湯口があって、コップもおいてあり、これはおそらく非加温源泉だと思います。(別に熱湯側面注入もあり)
高温浴槽とジャグジー槽にはカランがありますが、うかつにも源泉かどうか確認しわすれ。


【写真 上(左)】 中央がナゾの湯槽
【写真 下(右)】 ナゾの湯槽

お湯の感じから高温浴槽とジャグジー槽はたぶん半循環かと思いますが、低温浴槽と半露天寝湯はかけ流しに近いかも・・・。
あと、半露天のよこにナゾの湯槽があって、そこには湯の花がうようよとただよっていました。
どこからか注入され、どこかへ流されていくので、ひょっとすると源泉の沈殿槽のようなものかもしれません。


【写真 上(左)】 低温浴槽-1
【写真 下(右)】 低温浴槽-2

お湯はきれいな黄金色透明で、うす茶色青のり状のこまかな浮遊物がただよいます。
よわい重曹金気味。低温浴槽の龍の湯口でモール臭+金気臭+微イオウ臭。その他ではモール臭が香りますが甲府のお湯のなかではよわい方です。

低温浴槽の龍の湯口そばでは、わずかにアワつきもありました。
ツルすべはさして強くなく、ペトペトとした湯ざわりも感じられる、甲府モール泉のなかではやや毛色のかわったお湯です。


【写真 上(左)】 高温浴槽の湯口
【写真 下(右)】 低温浴槽の湯口

低温浴槽の龍の湯口のそばが出色で、ぬる湯ということもありいくらでも長湯できそう。
通うにはとてもいいお湯だと思います。とくに低温浴槽は湯船のつくりもよく、気持ちのいい湯あみが楽しめます。

いかにも甲府らしいビジホ湯で、質のよい自家源泉を堪能できるなかなかの施設だと思います。

単純温泉(Na・Ca-HCO3・Cl型) 34.9℃、pH=7.4、400L/min、成分総計=575.6mg/kg、Na^+=64.90mg/kg (61.74mval%)、Ca^2+=18.62 (20.33)、Cl^-=44.14 (27.59)、HCO_3^-=199.2 (72.34)、陽イオン計=102.4 (4.571mval)、陰イオン計=243.5 (4.513mval) メタけい酸=110.0、遊離炭酸=119.7 <S42.5.23分析> (源泉名:湯王温泉)
(泉源は自噴で400L/minほどあるみたいです)

<温泉利用掲示>
・天然温泉、非循環、非ろ過の為、細かい砂が底に溜まる事があります。
・適温とする為、上り湯など加温しております。
・雑菌の繁殖を防ぐため、塩素による殺菌を行っています。

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でも紹介いただいています。

〔 2009年6月17日UP (2002年6月入湯・レポに2008年7月再入湯し加筆・修正・画像補強)〕

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ■ 野栗沢温泉 ... ■ 与一温泉 「... »