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■ 「平安湯」 (横浜市鶴見区) 〔 Pick Up温泉 〕



<「平安湯」>(横浜市鶴見区平安町1-70、15:00~24:00、400円、045-502-4126)

源泉水風呂が話題となった鶴見にある温泉銭湯です。
京急本線「鶴見市場」駅から迷わなければ ^^) 徒歩5~6分ですが、妙に行きにくい場所にあります。
「鶴見市場」駅の階段を降りて右(海)方向に進みます。しばらくすると第一京浜国道にぶつかるのですぐ右手の歩道橋を渡り、左手の階段を降りてすぐの路地を右に入ります。
すぐに三角形の市場公園にぶつかるのでこれを通り抜けて道なりに進み、片側2車線の広い道を信号で渡り、そのまま住宅地をしばらく進むと左手にあります。

受付はフロント形式で脱衣所もゆったりしていていい感じ。
天井の高い浴室の奥に、ジェット槽(真湯)、ジャグジー&電気風呂槽(真湯)、加熱温泉槽(赤みかげ石枠タイル貼2.3人)が並び、入口の脇に水風呂(同1人、非加熱温泉)があります。サウナ料金内は太っ腹。
カラン29、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。平日19時で5~10人。

加熱温泉槽は、石の湯口から大量投入+ジャグジー状底面注入で上面排湯はたぶん循環かと。
カランが2つあって1つはぬるめの源泉?が出ます。(もう一つは蛇口動かず)
水風呂は球状の黒い石の湯口から投入で上面排湯口から排湯し、ときおりオーバーフローがあります。弱い側面吸湯(注入かも?)が間欠的に作動しているので完全かけ流しかは不明。
水風呂のまわりは鉄分で赤茶に変色し、いい感じに仕上がっています。

加熱温泉槽はほぼ適温で、緑茶色で薄く濁ったお湯は味不明ほぼ無臭で弱いツルすべ(蛇口は金気味臭)。
水風呂は、かなり冷たいですが、しばらく入ってると慣れてきます。
加熱温泉槽より若干濁りが強く少量の茶色の浮遊物あり、金気味+微塩味+微重曹味+α。金気臭に弱い粘土臭が混じります。
金気味臭が前面に出張ってきているので、他の微妙な味臭が隠れてしまいよくわかりません。めがねさんが伊香保を引き合いに出されたのは、この金気味臭のせいかな? 
ここではあまりツルすべは感じられませんが、けっこうな量のアワつきがあってアワつきのヌルヌルはあります。甲府のアワつき自噴泉群からモール?臭を抜いたようなイメージか。
あまりほてらず、浴後爽快感が出てお肌すべすべとなる重曹泉系の湯あがり感。

それなりに客はいましたが、温泉槽はどちらもあまり入っている人がいなかったので、何度か冷温交互浴を楽しみました。
加熱槽はさほどインパクトはありませんでしたが、水風呂はなかなかいいです。
鶴見でアワつき湯とはたしかに意表をついた攻撃かも・・・ ^^)

Na-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 16.0℃、pH=7.3、60L/min、溶存物質計=1.193g/kg、Na^+=285.6mg/kg (77.77mval%)、Fe^2+=7.5、Cl^-=328.2 (54.76)、HCO_3^-=455.7 (44.12)、CO_3^2-=0.8、陽イオン計=351.7 (15.97mval)、陰イオン計=791.8 (16.91mval)、メタけい酸=46.8 <S61.6.16分析>

〔 2004年6月20日レポ 〕
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