関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 八木沢温泉 「おおはま」 〔 Pick Up温泉 〕
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<八木沢温泉「おおはま」> (静岡県伊豆市(旧 土肥町)八木沢208、時間要問合せ、500円、0558-99-0320)
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (温泉生活)
西伊豆、土肥の南に八木沢温泉があります。
ここは土肥温泉にくくられることもありますが、源泉もロケもちがう別の温泉地です。
ここはずっと前に「やぎさわ荘」に泊まったことがあり、どことなく「とろ~ん」としたお湯が印象に残っていました。
ここは民宿やこぢんまりとした宿がメインで、日帰り情報がほとんど出てきません。
ネットで調べるとどうやら「おおはま」で入浴可のようなので、土肥の旅館にチェックインしたあと、突入。
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【写真 上(左)】 看板
【写真 下(右)】 ちょうどオーバーフローがはじまるところ
場所はR136から八木沢温泉に斜め右の海側に入って2-3軒目くらいの左手(→ここ)
宿の前のPに停め、ちょうど玄関前を掃除していたご主人?に入浴を乞うとふたつ返事でOK。
ただ、入浴料金を忘れていたようなので、日帰り入浴客はよほどすくないのかも。
母屋の前、Pのよこの別棟2階に男女別の浴場。
海の眺望を確保するためにわざわざ2階につくったのでしょう。
階段をのぼって手前が女湯、WCをはさんで奥に男湯。
脱衣所、浴場ともにこぢんまり。
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【写真 上(左)】 浴室からの眺め
【写真 下(右)】 湯口
西向きの明るい浴室に赤みかげ石枠伊豆石貼2-3人の浴槽がひとつ。
天井がひくくややこもり気味。
夕日はきれいですが、日差しが差し込み、夏場はけっこうあついかも・・・。
石膏まみれの赤みかげ石の湯口から温度が変動するお湯を投入で、槽内注排湯口の作動はたぶんなく、投入全量をオーバーフローの加温かけ流しとみました。
カラン2(たぶん温泉)、シャワー、シャンプーあり。ドライヤーなし。
土曜の16時前。独占の浴場で、浴槽のお湯がタイミングよくオーバーフローをはじめました。
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【写真 上(左)】 湯色
【写真 下(右)】 洗い場にも石膏の析出
適温のお湯は、ほぼ無色透明で白い浮遊物が浮かびます。
かなり強めの芒硝味に苦味をともなう個性的な味。
磯の香というか海藻臭にわずかな芒硝石膏臭がまじります。海辺のお湯ながら塩分はほとんど感じられません。
きしきしととろみが強いのに、浴感じたいは軽やかなすこぶる入りごこちのいいお湯で、土肥のお湯より軽い感じ。
そのわりにはげしく温まり、なんどもシャワーを浴びながらの入浴となりました。
予想外に個性的なお湯は、硫酸塩がよく表現されている西伊豆らしいお湯でした。
浴後、女将さんがコーヒーをご馳走してくださいました。
東京方面からの常連さんが多く、近くに有名な眼科のお医者さんがいるので、そこでの治療に通われる方もかなりいるとのこと。
日帰り客はやはりすくない様子でした。
目立たないお宿ですが、土肥温泉とはひと味ちがう個性的なお湯なので、西伊豆の湯巡りに加えてもいいのでは。
Ca・Na-硫酸塩・塩化物温泉 29.0℃、pH=8.1、湧出量不明、成分総計=2.402g/kg、Na^+=376.9mg/kg、Mg^2+=2.5、Ca^2+=401.9、Cl^-=603.8、SO_4^2-=945.7、HCO_3^-=27.7 <H14.6.3分析> (源泉名:八木沢鉱泉)
〔 2009年8月12日UP (2008年7月入湯) 〕
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