関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 猪ノ田温泉 「絹の湯 久恵屋旅館」 〔 Pick Up温泉 〕
<猪ノ田温泉 「絹の湯 久恵屋旅館」>
(群馬県藤岡市下日野猪ノ田日向1254-1、10:00~19:00(時間要問合せ)、500円、0274-28-0505)
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
明治時代からつづく西上州の伝統ある一軒宿。
県道175上日野藤岡線を藤岡から日野方面に走り、看板を右手に入ってすこし走ったところ、牛伏山の南麓、グリーンパークCCの手前にあります。
思いのほか山ぶかい沢沿いの和風宿は、周辺の自然にとけ込んだ趣で風情あり。
廊下の奥にある木造の浴室に内湯(石造5-6人)のみとシンプル。
広くはないですが、天井も高くいい雰囲気です。
カラン6、シャワー・シャンプ・ドライヤーあり。
土曜14時で男女湯とも独占でした。
【写真 上(左)】 石の内湯
【写真 下(右)】 カランの湯口
石の湯口とカラン2ヶ所からの投入。
石のはからり湯量あり、男湯の湯口そばにはコップもおいてありました。
カランは硫化して黒ずんでいます。
男湯はよわい底面排湯でオーバフローなし、女湯はあり。
男湯と女湯はつながっていてお湯の行き来があります。
なので、男湯湯口は源泉で一部循環湯とともに女湯からかけ流す、半かけ流しの湯づかいとみました。
湯温はたぶん42℃以上もあって、個人的には過加温で熱すぎのような・・・。
浴室に熱気がこもり、ちとつらいものがありました。
【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 女湯
お湯は、無色透明無味でよわくおだやかな温泉臭でカルキ臭はまったく感じられず。
やさしい湯ざわりでそこそこのヌルすべはあるものの、さほどのインパクトは感じられません。
ただ、浴後は肌がすべすべになって爽快感がでるので、どちらかというと浴後に真価を発揮するお湯なのかもしれません。
「ぬる湯でじっくり」がよさげなお湯なので熱めは残念。
でもたたずまいは癒し系、宿の方の対応もきもちのいいもので、緑のなかでゆったり過ごすにはとてもよいお宿かと・・・。
予約制の休憩&昼食プランもあるようです。
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と、当時はかなり辛口なレポを書いていますが、このエリアで湯口から源泉を入れているのはかなり貴重かと・・・。
かなり前の入湯なので、機会があったら再訪してみたい1湯です。
規定泉(メタほう酸)* 15.9℃、pH=8.4、湧出量不明、成分総計=0.59g/kg、Na^+=115mg/kg、Ca^2+=31.8、Fe^2+=0.6、Cl^-=93.7、SO_4^2-=52.1、HCO_3^-=240、陽イオン計=169、陰イオン計=387、メタほう酸=11.4 <H6.7.7分析> (源泉名:猪ノ田温泉 絹の湯)
*) 分析書表記は、「弱アルカリ低張性冷鉱泉」。パンフには、「硫化水素を含有する単純温泉」とあります。
〔 2009/12/01UP (2002/05/11レポ) 〕
E139.0.3.719N36.12.28.502
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