関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 石塚温泉 「古原屋香館」 〔 Pick Up温泉 〕
<石塚温泉 「古原屋香館」>
(千葉県館山市香191-3、時間確認要、500円、0470-29-0935)
■ 紹介ページ (千葉の観光まるごと紹介)
■ 紹介ページ (南房総データベース)
南房、館山にある小規模な自家源泉宿のひとつ。
分析書に源泉名の記載はありませんでしたが、香(こうやつ)という集落の小字石塚というところにあるらしく、通称「石塚温泉」とよばれています。
看板のふりがなは(こばらやこうやつてん)、外来客でこのとおり読める人はまずいないかと・・・(笑) (「古原屋香店」という看板もあり)
【写真 上(左)】 「館」バージョン
【写真 下(右)】 「店」バージョン
県道257沿いにあって看板も出ているので、気をつけていけば迷うことはないでしょう。
事前TELなしで突然訪問したにもかかわらず、宿の人の対応はとても親切なものでした。
ただ、ここは冷鉱泉の沸かし湯、確実に入りたいなら事前TEL必須でしょう。
【写真 上(左)】 館内
【写真 下(右)】 休憩所
民家風の建物、廊下のおくに休憩スペースをはさんでふたつの浴室。男女はとくに固定しておらず、タイミングで割り振っているようです。
メモがいいかげんで(^^;)、はっきりしないのですが、このときは一方のお湯はぬるくて入れず、もうひとつのほうに貸切で入ったような・・・。
【写真 上(左)】 ぬるかったほうの浴槽
【写真 下(右)】 浴槽-1
あかるくこぢんまりとした浴室に石枠タイル貼4人の浴槽ひとつとシンプル。
保温用の樹脂製フタを巻き上げて入ります。
側面注入&吸湯&オーバーフローなしの循環仕様ながら、しっかり源泉カランとおぼしきものがあります。
感じからして、お湯も水も源泉では?
【写真 上(左)】 浴槽-2
【写真 下(右)】 源泉カラン
カラン3、シャワー、シャンプーあり、ドライヤーなし。
土曜12時で独占。
【写真 上(左)】 注入
【写真 下(右)】 源泉カラン&湯色
ほぼ適温のお湯はうすく緑がかって茶色の浮遊物がすこし。
重曹味+わずかな塩味でほぼ無臭。
ツルすべとよわいとろみのあるやわらかな湯ざわりながら、なんとなく黒湯モール系じゃないようなイメージのお湯。
浴後は肌がすべすべになって爽快感がでます。
とくに個性的なお湯ではないですが、循環のわりにお湯はなかなかよく、源泉にもふれられるので、予想以上に満足感がありました。
なお、このそばの沼地区には、温泉コバラヤという別源泉のお宿があって、以前は日帰りも受付ていたようですが、2009年12月にTELしたところ、「いまは日帰りはやめてしまった。」とのことでした。
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 18.1℃、pH=8.8、12.2L/min動力揚水、成分総計=1.37g/kg、Na^+=422.6mg/kg (91.25mval%)、Ca^2+=21.1 (5.23)、Cl^-=465.6 (66.99)、HS^-=*.*、SO_4^2-=87.4 (9.29)、HCO_3^-=277.9 (23.24)、陽イオン計=459.1 (20.14mval)、陰イオン計=836.5 (19.61mval)、メタけい酸=67.8 <H8.12.17分析> (源泉名:不明)
<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 消毒:「オゾン」消毒あり
■ブランドグルメ
〔 南房総のなめろう 〕
もともとは漁師料理で、アジなどの小魚を味噌、葱、しょうがなどと一緒にこまかくたたいたもの。最近は都内の居酒屋などでもだされることがあるので、知名度が上がってきました。
南房総のは味噌を入れてたたくのが特徴で、あまりのおいしさに皿までなめてしまうことから「なめろう」とよばれるそうです。
味噌をいれずにたたいて、しその葉のうえで焼いたものも名物で、これは「さんが」とよばれます。
ふつうの「たたき」とはひと味もふた味もちがうので、館山まできたら落とせないグルメアイテム。市内の飲食店でふつうに食べられます。
〔 2010/02/25 (2007/05入湯) 〕
E139.49.14.680N34.58.24.490
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