民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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「愉快な仲間たち」のライブ

2019年03月11日 14時28分16秒 | ギター日誌
3月10日(日)
ライブ仲間のKさん(女性)に送り迎えしてもらって、
「愉快な仲間たち」のライブに行ってきた。
場所は下野市の保健福祉センター「ゆうゆう館」の会議室。
かなり広いスペース、椅子は54席あった。
11時から5時まで。(25分ステージで12組出場)
みんなアコースティックで準備時間もそんなにかからず、
30分単位できっちり進行していく。
11時半ごろ着いて、5時の終演までいた。

一番の目的はSさんの独奏。
いつもは歌の伴奏をしたり、フォルクローレのグループで活動している。
そっちでは何度も聴いているが、独奏は初めて。
御年81歳だそうだ。
映画音楽を5曲弾いた。

鉄道員
ゴッドファーザー
ブーベの恋人
ロミオとジュリエット
禁じられた遊び(間奏付き)

時々、つっかえていたので、歳のせいで指が動かなくなっているのかと思っていたら、
ひさしぶりにソロを弾くということで相当あがっていたらしい。
見た感じ、平然としていて少しもあがっているようには見えなかったが。
感心したのは、ステージではあがっているとか、緊張しているとか、一言も言わなかったこと。

今まで聴いたことのない思いのこもった音が聴けた。

ギターはヤコピを使っているのは知っていたが、今日使ったのはベラスケスとか。
バブル時の一番高かったときに買ったとかで350万したという。
楽譜を見せてもらったが、自分で採譜したとかで、
殴り書きのような自筆譜で、とてもオレなんかでは弾くには無理な楽譜だった。
ステージでは譜面台を使っていたが、譜面をじっと見ながらの演奏ではなかった。
暗譜でも弾けるのだろう。
だいたいの流れを確認するくらいに使っていたと思われる。

オレもあと10年、あんな風にギターを弾いていられるだろうか。
くしけそうになったとき、この日のSさんを思い出して勇気をもらおう。

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