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民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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雷電信仰について

2019年08月02日 23時03分55秒 | 身辺雑記
7月30日(火)
宇都宮大学公開講座「民俗学」の講師、K氏(県立博物館名誉学芸委員)が、
まだ県立博物館は建てられていなくて、その前身の郷土資料館に在籍していた昭和50年頃、
栃木県各所で「雷電信仰」について調査したことがあった。
その資料(聞いて回った覚書)が出てきた。
まだコピー機がない時代で青焼き(一部ゼロックス)の手書きのメモである。
その原稿を「民俗学」の受講者有志でワードに入力してデータ化することになった。

調査集計カードの項目は、
・雷神を祀る神社 名称、祭日、行事概要
・雷にまつわる言い伝え 雷発生時にどんなことをしたか
・落雷について 落雷ヶ所の始末など
・雨乞い

この日「雷電仰(仮名)」と名付けた会の第1回の集まりがK氏宅であった。
名乗りを上げた8人が全員出席した。
前もって渡された原稿は、全部で128件。
平均して15件、一番多い人は33件、一番少ないのはオレの3件だった。
それぞれ入力して人数分(K氏の分を入れて全部で9部)をプリントアウトしたものを持ち寄った。
各自、判読できなかった文字(青焼きだから経年劣化があったり、クセ字だったり)
専門用語で意味不明ヶ所などを指摘して、講師の指示を仰ぐ。
そうしてわかったことを訂正して、K氏にメールで送る、と決まってこの日の作業は終わった。

1時30分に集まって、終わったのは4時30分。
暑い日で、エアコンがない部屋だったので、みんな汗だくで大変そうだった。