民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

語り手のわたしと聞き手のあなたが
一緒の時間、空間を過ごす。まさに一期一会。

朗読教室の発表会

2019年04月02日 22時20分13秒 | 身辺雑記
3月31日(日)
朗読教室の発表会を中央生涯学習センター(いつも使っている所)でやった。
午前の部5人と午後の部5人の合わせて10人の生徒が集まっての内輪だけの発表会だった。
10時に先生と10人がそろい、番号札を引いて、朗読する順番を決めた。
オレは3番目か4番目に引いて、なんと10番の札を引いた。

引いた番号札の順番に生徒が朗読した。
みんなが読んだ作品は、
1,涙を幸せに変える24の物語 本当のヒーロー 中山和義
2,永日小品より 「声」 夏目漱石
3,「日日是好日」より まえがき 森下典子
4,ふるさとの一品 新聞記事
5,「高瀬舟」 森鴎外
6,いちばんの味方はあなた自身です 鈴木秀子
7,「骨」・「湖上」 中原中也
8,「雪女」 民話
9,「気の毒な奥さま」 岡本かの子
10,「空飛ぶレタス」 エッセイ集「アイム・ファイン」より 浅田次郎 

5番が終わって10分ほど休憩。
オレの出番は11時10分だった。
持ち時間、ひとり7,8分ということだったが、みんな割と短めだった。
オレは代表の権限を使って、10分弱と若干ルール破り。
どこかカットしようとしたけど、カットできるところが見つからなかった。
これもこの作品の完成度の高さか。

エッセイは初めて読んだ。
音訳ボランテイアの勉強会で教材に使われた作品で、
エッセイでこんなおもしろい作品が書けるのかと感心した作品だ。
2枚の原稿を1枚目は椅子に座って、2枚目は立って読んだ。
座っててでも、立っててでも読み手の自由。
オレは単に両方での読みを経験してみたかっただけ。
読み不足の感は否めないが、みんなが緊張したと言ってた中で、
オレはまったく普段通りのパフォーマンスができた。

最後に先生が夏目漱石の「夢十夜」より第一夜を朗読して終了。
その後、近くのイタリアンの店で打ち上げ、反省会、交流会(午前の部と夜の部との)
全員が参加した。
発表会、打ち上げを含めて10人が集まる会で、全員参加は難しい。
全員が参加してくれたことを代表として嬉しく思う。