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「死ぬときに後悔すること 25」 大津秀一

2018年10月11日 13時44分00秒 | 本の紹介(こんな本がある)
 「死ぬときに後悔すること 25」 大津秀一(緩和医療医) 新潮文庫 2013年(平成25年)

 ほとんどの人は死を前にすると後悔するという。では、人生の最後にどのようなことに後悔するのか――?1,000人を超える末期患者と正面から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医が、それぞれの患者が吐露した「やり残したこと」を25に集約。それらを参考にすれば、今から悔いの少ない人生を送ることができるのでは。

 第一章 健康・医療編
1 健康を大切にしなかったこと
2 たばこを止めなかったこと
3 生前の意思を示さなかったこと
4 治療の意味を見失ってしまったこと

 第二章 心理編
5 自分のやりたいことをやらなかったこと
6 夢をかなえられなかったこと
7 悪事に手を染めたこと
8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
9 他人に優しくしなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと

 第三章 社会・生活編
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと

 第四章 人間編
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚をしなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと

 第五章 宗教・哲学編
22 自分の生きた証を残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えを知らなかったこと

 第六章 最終編
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと