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武部幹事長の記者会見は、動揺を隠せないものと見たが

2006-02-22 10:18:23 | 生活・教育・文化・社会
 ホリエモンから武部幹事長の二男への300万献金(二男を経由して武部氏にわたった場合 贈賄など性質によって呼称が決まる二男への提供だけだと脱税になる)が、今日の午後からの国会の党首討論内容しだいでは、民主、自民の両党は相当ダメージを受けることになる。
 民主党の永田議員は、メールをものに問題提起したが、第2弾、3弾の詰めの追及ができないまま、メールの真贋問題になった。

 わたしはこれらのことに対して、全面的に展開できるほど系統的に追っていない。しかし今後の展開を暗示しているのではないか、とわたしが思うことを記しておくことにする。
 国会での追及のあった後の、武部幹事長の記者会見である。武部幹事長の会見を、ノンバーバル(非言語的言語)から見ての推論である。
 内容は文書を用意していて、その語調なども含めて疑惑を強く否定するものだった。ところがテレビでの1、2分と思われる映像を見ると、内容と語調が確信を持って強く否定するのとはそぐわないもの、声の弱さや顔の上げ下げなど心の動揺さえかもし出しているようにわたしには見えた。しかも最後には水を飲んだ。その飲むしぐさも含めて緊張をほくして、その場に適応しようという動作である。
 
 もっとも武部幹事長は、討論番組で自分の言葉で言うときは、強圧的、攻撃的で品のない言い方をする。しかし自分の言葉でなく、用意されたものでの記者会見は、おうおうにしてトーンが落ちる傾向にある。
 今回の問題は、武部氏とホリエモンとの何らかの金銭問題、あるいは二男との金銭問題がある可能性があると、わたしは推測した。仮にホリエモンとの関係がない場合でも、二男には当人の個人だけではすまない闇の問題があるのではないか、と考えたのだが。国会議員は典型的な公人なので、問題の性質によっては家族であってもプライバシーではすまないだろう、と思ったのだ。

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