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錦織堂々の優勝

2014-10-05 22:07:14 | テニス・他のスポーツ
 ジャパンオープンの錦織の試合は、準決勝と決勝を見た。今日の決勝の第1セットは、錦織がタイブレークに持ち込み取った。ライニッチ(カナダ)のサーブが時には230キロぐらいの高速でしかもエース取る確率が高い。錦織とライニッチは同年代であり、身長193センチの長身からのスピードボールを特長としている。全米オープンで4時間を越える試合をし、錦織が勝った。
 錦織はライニッチのサービスエースをゆるしながら、ラリー戦を粘り強くする、それに自分のサービスゲームをものにする、といった戦いをした。

 テレビ東京は、松岡の解説であった。錦織のテニスの特長と今や4強といわれている選手もできないぐらいの世界のテニスをリードするだけの戦術と技術がある、と強調していた。 
 その質の高い解説は、テニスの内容の見方がよくわかるものだった。テニスの内容の深い理解になったが、ぼくにとっては聞いていて疲れるものだ。
 あるときはコーチ、あるときは試合相手としての分析、あるときは応援者といった立場の視点で感情移入して話す。松岡ワールドは内容が深いいので、理解を助けてくれるが、思い入れの強い感情の世界へ誘導されてしまう。錦織に一体とならずに対象ととらえて語ってもらったほうが、ゆったり見られるのだが。

 番組が第2セットの、錦織の敗色濃厚の時点で放送が打ち切られた。WOWOWに切り替えて続きを見て、第3セットの勝利を見届けた。
 第3セットは、220キロレベルのサーブをリターンし、ラリーに持ち込みライニッチのミスを誘ってポイントを重ねて6-4で取り勝利で優勝をした。
 錦織はやっぱり4大大会での優勝が可能なレベルであり、その期待をしてよい選手なのだということを確認できたジャパンオープンだった。
 テニス愛好者として心強い思いと、今大会の連日の観客増員といい、錦織が今の期待を維持していてくれると盛り上がっていく。アジア大会優勝の西岡(19歳)も、少し時間がかかりそうだが後を追ってきそうだ。


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