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「沖で待つ」を読む

2006-03-11 20:01:33 | 身辺のこと・自然
 土曜日は朝テニススクールに行き、帰ると11時から1時までの朝日ニュースターの「愛川欽也のパックインジャーナル」をみて、Jリーグを見るといった具合で、仕事はしない。

 Jリーグは、ジュビロVSレッズを見た。やっぱりジュビロ1-3で負けたし、今年も上位争いに食い込めそうにない、とみた。レッズの強さが印象に残った。

 ところで134回(05年度下半期、06年1月)の芥川賞である糸山秋子の「沖で待つ」を読んだ。短編なのですぐ読めるのだが、わたしの場合芥川賞となると力が入るせいか、読み始めるのが大変なのだ。
 糸山は数年間で注目の作家になったが、この作品を初めて読んだ。糸山の職場体験を素材にしたもので、読みやすい。選評を読むのが楽しみだが、他の作品を推している人が多い。女性が総合職として男性と同じように仕事をしていることをめずらしく思っている選者がいて、そんな認識なのかと頭を傾げてしまった。
 糸山秋子はブログを書いている。毎日更新しているのでかなり前から読んでいる。締め切りに絶対遅れない数少ない作家の暮らしぶりは、どんなものか分かる。数行の行動記録だが、癖がなく読んでほっとする。ぼちぼち糸山の他の作品も読んでみることにする。

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