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日々の愚問:謎かけパーキング

2021-03-06 06:29:39 | 日記
15時間の講義

 イギリスには驚いた!
まさか素人さんが新型コロナのワクチン注射を打っているなんて。
なんでそんな荒っぽいことがまかり通る?

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を取り
上げています。
今週は「イギリスのボランティアとかけて何と解く」です。

 応急処置などの普及活動に取り組んでいる「セント・ジョン・アンビュラス」が
主催する講習会。
30代の事務職員、歯科医師、医学生などのボランティア希望者が講師の腕に
巻かれた実習用パッドで注射の練習。
3万人採用する計画のボランティアによりこれまでの2カ月余りで人口の4人に1人、
1640万人に接種が実施された。
テレビのニュース番組がそう伝えていました。
 実技をしなくても15時間のオンライン講習でボランティアとして活動できると
聞くと、ホントに大丈夫かいな?と心配になります。
 でも注射を受けた市民の反応は「的確に訓練されているから問題ない。
ワクチン普及のスピードアップになるから良いことだ」と好意的。
死者が12万人、ロックダウンも継続中のイギリスなので、法律を改正して始めた
この処置は歓迎されている様子です。

謎かけの答え

 凄く不思議なのは、たった15時間の講義で実際に注射を打てるようになれるのか?
ドラマなどでは薬剤を吸入した注射器を上に向けて空気を抜く場面を目にするけれど、
万が一空気が体内に入って重篤な危機に見舞われたらどうする?
 そんな愚問が頭の中で渦巻きます。
だから日本ではイギリスみたいな対応は絶対にないだろうと思ってました。
 知らなかったけれど、日本でも素人さんが注射をする場面があるのだそう。
それは自宅で自身が定期的に注射をする必要がある病気の場合。
<医師や看護師の立ち会いのもとで実際に4~5回注射するとほとんどの方が自分
で打てるようになる。>
 素人が心配する注射器内の空気の問題も<空気は抜かなくても良い。
大量の空気を直接血管内に入れない限り大丈夫。
今回は筋肉注射なので心配ない。>(引用はいずれも Biagen より)のだといいます。

 専門職の場合は誰に対してどんな注射を打って練習するのか、気になります。
<生理食塩水を使って臨床研修医が互いの腕に打ち合って体験する。>(朝日新聞 より)
 生身の人間相手に打ち続けるのも限界があるのでは?
そんな愚問にはこの答えが。
<異なる太さの血管が4本埋め込まれ、皮膚と脂肪と筋肉の3層がシリコンで作られた
トレーニングパッドがある。
皮膚の質感は生きている本物の人間の様にリアル。
目立つ跡が残らないので何度も練習できる。>(amazon より)
 とりあえずは愚問が解消されたところで冒頭の謎かけに。
「イギリスのボランティアとかけてパーキングと解く」
その心は「ちゅうしゃOK!」

コメント
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