丈夫な筈が
庭の一角にまばらに生えた花茎。
先端には薄ピンクのユリの様な花。
花を見ている分には気持ちのいい彩なのでうれしい限り、でも悲しいことにその
数は僅かに6本。
本来ならば30本が林立しているはずの予定地なのに、スカスカのこのていたらく。
いったい何故?
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 ナツズイセン です。
森林公園の歩道脇の薮の中、住宅街のお宅の庭先、この時季あちらこちらでナツ
ズイセンの花を見かけます。
ヒガンバナの仲間ですから生き様も似た様なもの。
早春に芽を出すと長くて幅広のまるで携帯用の靴ベラみたいな葉を伸ばします。
地面から直接生える葉はやがてこんもりとして来るので、如何にもまもなく花が
開きそう。
でも期待を裏切り、いやヒガンバナ科なので期待通りか、夏の盛りに葉は萎れて
消えて無くなります。
どうしたかと気をやむことおよそひと月。
すっかり忘れた頃ににょきにょきと花茎が伸び、数輪の花を咲かせます。
耐寒性耐暑性いずれも強く丈夫な草なので、放っておいても毎年花を咲かせます
・・・と言われているのですが。
思い当たるあれこれ
昨年知人から30個ほどの球根を頂きました。
庭の一角に植えたら発芽して葉がきれいな列をなしました。
後は葉が枯れるのを待つばかり。
葉が消えてひと月、8月の2週目あたりに最初の花芽が出て、その後続々と
花が咲きました。
ところがどうしたことか6本目から後が続きません。
待てど暮らせど次の花芽は顔を出さず、そうこうしている間に最初に咲いた花が
枯れてしまいました。
30個の球根は全て葉を出しながら、開花に至ったのはたったの6個。
これはどうしたことか?
「ナツズイセンが咲かない」で検索してみました。
<地植えでは水やりの必要は無いが真夏の日照りで土がからからになった時
には水をやる。>
7月はほとんど雨が無かったのでその間に球根が地中で蒸れて枯れてしまった?
<球根は余り離れすぎてもいけない。
混み過ぎてもいけないが少しくっつくくらいが一番花を咲かす。>
植え付ける間隔が悪かった?
<球根の中に準備した花芽を咲かすので球根を傷つけると修復不能。
翌年まで花は咲かない。>
乱暴な扱いが球根を傷つけた?
どれも思い当たりますが、それらを蹴散らすほどの決定的な間違いが判明しました。
<掘り上げた球根はその日のうちに埋める。>
(引用は全て ブルーミングスケープ より)
ナツズイセンの球根は乾燥させてはいけないそうで。
しかし浅学な私はチューリップの球根の様に軒下で日陰干しをしていました、
ふた月も。
そんな扱いをされたなら目を覚まさぬ球根があっても不思議じゃない。
「よくぞ揃って葉を出してくれた。
よくぞ6株も花開いてくれた」
むしろ感謝すべき成果です。
庭の一角にまばらに生えた花茎。
先端には薄ピンクのユリの様な花。
花を見ている分には気持ちのいい彩なのでうれしい限り、でも悲しいことにその
数は僅かに6本。
本来ならば30本が林立しているはずの予定地なのに、スカスカのこのていたらく。
いったい何故?
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 ナツズイセン です。
森林公園の歩道脇の薮の中、住宅街のお宅の庭先、この時季あちらこちらでナツ
ズイセンの花を見かけます。
ヒガンバナの仲間ですから生き様も似た様なもの。
早春に芽を出すと長くて幅広のまるで携帯用の靴ベラみたいな葉を伸ばします。
地面から直接生える葉はやがてこんもりとして来るので、如何にもまもなく花が
開きそう。
でも期待を裏切り、いやヒガンバナ科なので期待通りか、夏の盛りに葉は萎れて
消えて無くなります。
どうしたかと気をやむことおよそひと月。
すっかり忘れた頃ににょきにょきと花茎が伸び、数輪の花を咲かせます。
耐寒性耐暑性いずれも強く丈夫な草なので、放っておいても毎年花を咲かせます
・・・と言われているのですが。
思い当たるあれこれ
昨年知人から30個ほどの球根を頂きました。
庭の一角に植えたら発芽して葉がきれいな列をなしました。
後は葉が枯れるのを待つばかり。
葉が消えてひと月、8月の2週目あたりに最初の花芽が出て、その後続々と
花が咲きました。
ところがどうしたことか6本目から後が続きません。
待てど暮らせど次の花芽は顔を出さず、そうこうしている間に最初に咲いた花が
枯れてしまいました。
30個の球根は全て葉を出しながら、開花に至ったのはたったの6個。
これはどうしたことか?
「ナツズイセンが咲かない」で検索してみました。
<地植えでは水やりの必要は無いが真夏の日照りで土がからからになった時
には水をやる。>
7月はほとんど雨が無かったのでその間に球根が地中で蒸れて枯れてしまった?
<球根は余り離れすぎてもいけない。
混み過ぎてもいけないが少しくっつくくらいが一番花を咲かす。>
植え付ける間隔が悪かった?
<球根の中に準備した花芽を咲かすので球根を傷つけると修復不能。
翌年まで花は咲かない。>
乱暴な扱いが球根を傷つけた?
どれも思い当たりますが、それらを蹴散らすほどの決定的な間違いが判明しました。
<掘り上げた球根はその日のうちに埋める。>
(引用は全て ブルーミングスケープ より)
ナツズイセンの球根は乾燥させてはいけないそうで。
しかし浅学な私はチューリップの球根の様に軒下で日陰干しをしていました、
ふた月も。
そんな扱いをされたなら目を覚まさぬ球根があっても不思議じゃない。
「よくぞ揃って葉を出してくれた。
よくぞ6株も花開いてくれた」
むしろ感謝すべき成果です。