知識の蓄積
森林公園を歩きながらあちらこちらで目にしたのがキク科の植物。
同じ様な可憐な花を咲かせていましたが微妙に特徴が違います。
種類の見分けができないから一括りにノギクと呼んでいたけれど、志のある
人はあれこれ知識を蓄えてしっかりと同定しているのだろうな。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 キク科 シオン属 シロヨメナ です。
寒さが厳しくなったというのに70cm程の丈は折れる気配も見せずに凛と
立っていました。
先端には小指の先位の幾つもの小さな花。
覗き込んでみれば舌状花は白く真ん中の筒状花は薄い黄色です。
互生している葉は少しばかり硬い手触り。
はて何だろかとポケット図鑑で照らし合わせるとシロヨメナの名が浮かんで
きました。
<霜が降りにくい木陰に生えるので晩秋まで咲き残ることもある。>
(身近な草花300 より)
そういえばその他のノギク、最近はとんとお目に掛かりません。
上級者の覚悟
ノギクと称されるものは多種あるそうで。
ヨメナ、ノコンギク、ユウガギク、シラヤマギク、ノジギク、リュウノウギク、
イナカギク、これらをひっくるめたものがノギク。
正式名ではないので、それぞれの特徴を頭に入れて見分ける必要があります。
<シロヨメナは野生にしては整った美しい形。
花数が多くバランスが良い。
葉は長くてスッとした形であまり鋸歯が無い。花の下の茎が長い。>(暮らしーの より)
よく似たノコンギクやユウガギクと見分けるには細部にこだわらなければ
いけません。
舌状花や筒状花の色を覚えるのは初心者級。
綿毛になる冠毛がどれくらいの長さでどれ程生えているかの細かい観察が
上級編には欠かせません。
ノコンギクの冠毛は4~6mmと長めで数は多く、ユウガギクの場合は0.3
mmと短く本数も僅か。
シロヨメナは0.5mmと間に位置しますが、実物を目にしてその僅かな差を
どれだけ理解できるやら。
<海岸など強い風に晒される所では舌状花が小さく密集している。
風のない日当たりの良い所では舌状花は細く薄く花弁の間隔も空く。
ノギクと出会う度に注意しているとやがて花の違いが分ってくる。>(本智塾 より)
上級者は目的意識を持って粘り強く観察しています。
翻って私、前方に白い花を咲かせる植物を発見、恐らくノギクの仲間です。
一歩一歩近づいていきますがさて同定できるでしょうか。
種類別の違いを色々勉強したけれど頭のどこかに「分からなければまた調べれ
ばいいや」の甘い考えがあるから、真剣に覚えません。
覚悟がないからどんどん記憶が薄れてしまいます。
同じことを繰り返して少しも成長しない私って、あぁノギクのバカ。
森林公園を歩きながらあちらこちらで目にしたのがキク科の植物。
同じ様な可憐な花を咲かせていましたが微妙に特徴が違います。
種類の見分けができないから一括りにノギクと呼んでいたけれど、志のある
人はあれこれ知識を蓄えてしっかりと同定しているのだろうな。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 キク科 シオン属 シロヨメナ です。
寒さが厳しくなったというのに70cm程の丈は折れる気配も見せずに凛と
立っていました。
先端には小指の先位の幾つもの小さな花。
覗き込んでみれば舌状花は白く真ん中の筒状花は薄い黄色です。
互生している葉は少しばかり硬い手触り。
はて何だろかとポケット図鑑で照らし合わせるとシロヨメナの名が浮かんで
きました。
<霜が降りにくい木陰に生えるので晩秋まで咲き残ることもある。>
(身近な草花300 より)
そういえばその他のノギク、最近はとんとお目に掛かりません。
上級者の覚悟
ノギクと称されるものは多種あるそうで。
ヨメナ、ノコンギク、ユウガギク、シラヤマギク、ノジギク、リュウノウギク、
イナカギク、これらをひっくるめたものがノギク。
正式名ではないので、それぞれの特徴を頭に入れて見分ける必要があります。
<シロヨメナは野生にしては整った美しい形。
花数が多くバランスが良い。
葉は長くてスッとした形であまり鋸歯が無い。花の下の茎が長い。>(暮らしーの より)
よく似たノコンギクやユウガギクと見分けるには細部にこだわらなければ
いけません。
舌状花や筒状花の色を覚えるのは初心者級。
綿毛になる冠毛がどれくらいの長さでどれ程生えているかの細かい観察が
上級編には欠かせません。
ノコンギクの冠毛は4~6mmと長めで数は多く、ユウガギクの場合は0.3
mmと短く本数も僅か。
シロヨメナは0.5mmと間に位置しますが、実物を目にしてその僅かな差を
どれだけ理解できるやら。
<海岸など強い風に晒される所では舌状花が小さく密集している。
風のない日当たりの良い所では舌状花は細く薄く花弁の間隔も空く。
ノギクと出会う度に注意しているとやがて花の違いが分ってくる。>(本智塾 より)
上級者は目的意識を持って粘り強く観察しています。
翻って私、前方に白い花を咲かせる植物を発見、恐らくノギクの仲間です。
一歩一歩近づいていきますがさて同定できるでしょうか。
種類別の違いを色々勉強したけれど頭のどこかに「分からなければまた調べれ
ばいいや」の甘い考えがあるから、真剣に覚えません。
覚悟がないからどんどん記憶が薄れてしまいます。
同じことを繰り返して少しも成長しない私って、あぁノギクのバカ。