最初は目詰まり
先々週から始まった5回続きの「雑草の疑問を解消するコーナー」、
3回目の今回は「中空の茎の謎」についてです。
ハルジオンとヒメジョオンはよく似た雑草ですが、簡単に見分けられます。
茎を折ってスカスカなのがハルジオン、しっかり中身が詰まっているのが
ヒメジョオン。
初めて知った時にはちょっとした感動ものでした。
その後に改めて考えたら不思議な気分。
同じキク科なのにどうしてこれ程の違いになったのだろう、理由を知りたく
なりました。
素人考えでは中が空ならその茎は凄く脆そう。
ところが強度にそれ程違いは無いのだそうで。
<同じ断面積ならば詰まった円筒も中空の茎も、外からの力に対する
抵抗力にあまり変化は無い。
中空にすればそこにあるべき組織を保持するためのエネルギーを使わず
に済むので経済的。>
ハルジオンも最初から中空の茎では無いのだそうで。
<若い茎にはしっかりと髄が詰まっている。
成熟するにつれ髄の組織が崩壊し中空になる。>
どうしてそんな現象が起きるのか、それを探るのが今週の肝です。
質問の回答
中空の茎を選ぶ雑草は少なくは無いのだそうで。
<単子葉植物ではイネ科のササやタケやムギ。
双子葉植物ではキンポウゲ科のキツネノボタンやタガラシ、キク科のノゲシ
やノボロギク、よく知られている様にタンポポも中空だしダリアの中にも
同じ特徴のものがある。
セリ科のウドやドクゼリ、タデ科のイタドリ、アブラナ科のスカシタゴボウ、
キョウチクトウ科のツルニチニチソウ、モクセイ科のレンギョウ、マメ科
のクサネムなどなど。>
中空になるのは茎だけでは無いのだそうで。
<フキ、ゴボウ、ホテイアオイ、ニリンソウは葉柄が中空になっている。>
(引用は全て 植物Q&A より)
多くの種類が中空になっているのは分かりました。
でも繰り返しになりますが、知りたいのはその理由です。
解答を求めて検索しましたがズバリな答は出てきません。
外圧に対抗する力にはほとんど差が無いので、ハルジオンはそちらを選択した。
つまりハルジオンの勝手でしょ、ってことなのかもしれません。
身近な例で考えてみましょう。
三歩歩けばやろうとしたことをすっかり忘れてしまったり、人や物の名前が
出て来なくて「あれあれ、あれのこと」と繰り返したりする私の頭。
脳みそが干からびて中空になった理由を尋ねられても、答えられる筈はありません。
私の勝手でしょ、その言葉しか浮かんできません。
先々週から始まった5回続きの「雑草の疑問を解消するコーナー」、
3回目の今回は「中空の茎の謎」についてです。
ハルジオンとヒメジョオンはよく似た雑草ですが、簡単に見分けられます。
茎を折ってスカスカなのがハルジオン、しっかり中身が詰まっているのが
ヒメジョオン。
初めて知った時にはちょっとした感動ものでした。
その後に改めて考えたら不思議な気分。
同じキク科なのにどうしてこれ程の違いになったのだろう、理由を知りたく
なりました。
素人考えでは中が空ならその茎は凄く脆そう。
ところが強度にそれ程違いは無いのだそうで。
<同じ断面積ならば詰まった円筒も中空の茎も、外からの力に対する
抵抗力にあまり変化は無い。
中空にすればそこにあるべき組織を保持するためのエネルギーを使わず
に済むので経済的。>
ハルジオンも最初から中空の茎では無いのだそうで。
<若い茎にはしっかりと髄が詰まっている。
成熟するにつれ髄の組織が崩壊し中空になる。>
どうしてそんな現象が起きるのか、それを探るのが今週の肝です。
質問の回答
中空の茎を選ぶ雑草は少なくは無いのだそうで。
<単子葉植物ではイネ科のササやタケやムギ。
双子葉植物ではキンポウゲ科のキツネノボタンやタガラシ、キク科のノゲシ
やノボロギク、よく知られている様にタンポポも中空だしダリアの中にも
同じ特徴のものがある。
セリ科のウドやドクゼリ、タデ科のイタドリ、アブラナ科のスカシタゴボウ、
キョウチクトウ科のツルニチニチソウ、モクセイ科のレンギョウ、マメ科
のクサネムなどなど。>
中空になるのは茎だけでは無いのだそうで。
<フキ、ゴボウ、ホテイアオイ、ニリンソウは葉柄が中空になっている。>
(引用は全て 植物Q&A より)
多くの種類が中空になっているのは分かりました。
でも繰り返しになりますが、知りたいのはその理由です。
解答を求めて検索しましたがズバリな答は出てきません。
外圧に対抗する力にはほとんど差が無いので、ハルジオンはそちらを選択した。
つまりハルジオンの勝手でしょ、ってことなのかもしれません。
身近な例で考えてみましょう。
三歩歩けばやろうとしたことをすっかり忘れてしまったり、人や物の名前が
出て来なくて「あれあれ、あれのこと」と繰り返したりする私の頭。
脳みそが干からびて中空になった理由を尋ねられても、答えられる筈はありません。
私の勝手でしょ、その言葉しか浮かんできません。