狩猟解禁
インフルエンザ流行のニュースが流れる中、気になるのは京都府で
見つかった鳥インフルエンザに陽性反応が出た野生のカモです。
遠い場所での出来事ではなく、意外に身近な所にもインフル騒ぎの主役に
なりそうな生き物が羽を休めています。
散歩コースにある市民プールには、秋の終りから春先までカルガモが
集まっています。
最初は数羽だけですが徐々に数を増し、最高時には54羽を数えました。
気になる生き物は、その群れに紛れた1羽のマガモです。
比較的地味な羽模様のカルガモに比べると、頭部はビロードの様に光沢の
ある鮮やかな緑色、くちばし全体が黄色で目立つので、双眼鏡があれば
距離が離れていても容易に識別できます。
カルガモが移動しないで年中この周辺で暮らすのに対し、マガモは遠く
シベリア方面から渡って来る冬鳥です。
北半球の冷帯域から温帯域までの広い地域で生息し、最も数が多いカモです。
日本に来るカモの23%はマガモと言われています。(Wikipedia より)
来月の15日までは狩猟期間ですが、猟が許可されている鳥類で一番
おいしい鳥はマガモとか。
どのくらいおいしいかと言うと、お馴染みの鶏のランクが12番目になる程。
キジ、ウズラ、コジュケイ等の鶏よりおいしいとされる鳥が11種もいて、
そのトップがマガモだそうです。(CAMP HACK より)
数が多くて狩猟が許されしかもおいしいとなれば、誰もがマガモを狙う
でしょう、そうなると問題発生です。
悩むオヤジ
インフルエンザウイルスがユーラシア大陸の北東部で変異し、渡り鳥に
よって運ばれている事は良く知られています。
マガモは代表的な宿主で、高病原性鳥インフルエンザウイルスを運んでいる
と疑われる野生動物のひとつです。
この仲間には感染しても明確な症状が出ずに生存する個体があるので、
感染が広がる可能性が危惧されます。(東大生物多様性科学研究室 より)
高病原性のウイルスを持ったマガモを撃ち落としておいしく食べた場合、
人への感染はあるのでしょうか、気になります。
<十分に加熱すれば感染性は無くなる。
食材全体を70℃以上でピンク色が無くなる迄熱すれば死滅する。>
(愛知県HP より)
シベリアの湖水で羽を休めるマガモが危険なウイルスを背負いこんで、
日本の上空で撃たれ、十分な加熱処理をしないズボラな人間に食べられ、
あり得ない程低い確率の連続で鳥インフルが人間社会に広まる。
そんな事になったらエライこっちゃ、プールのカモを見ながら人類滅亡の
危機を憂いるオヤジです。
カモ達が心配そうに、そんなオヤジを見ています。
インフルエンザ流行のニュースが流れる中、気になるのは京都府で
見つかった鳥インフルエンザに陽性反応が出た野生のカモです。
遠い場所での出来事ではなく、意外に身近な所にもインフル騒ぎの主役に
なりそうな生き物が羽を休めています。
散歩コースにある市民プールには、秋の終りから春先までカルガモが
集まっています。
最初は数羽だけですが徐々に数を増し、最高時には54羽を数えました。
気になる生き物は、その群れに紛れた1羽のマガモです。
比較的地味な羽模様のカルガモに比べると、頭部はビロードの様に光沢の
ある鮮やかな緑色、くちばし全体が黄色で目立つので、双眼鏡があれば
距離が離れていても容易に識別できます。
カルガモが移動しないで年中この周辺で暮らすのに対し、マガモは遠く
シベリア方面から渡って来る冬鳥です。
北半球の冷帯域から温帯域までの広い地域で生息し、最も数が多いカモです。
日本に来るカモの23%はマガモと言われています。(Wikipedia より)
来月の15日までは狩猟期間ですが、猟が許可されている鳥類で一番
おいしい鳥はマガモとか。
どのくらいおいしいかと言うと、お馴染みの鶏のランクが12番目になる程。
キジ、ウズラ、コジュケイ等の鶏よりおいしいとされる鳥が11種もいて、
そのトップがマガモだそうです。(CAMP HACK より)
数が多くて狩猟が許されしかもおいしいとなれば、誰もがマガモを狙う
でしょう、そうなると問題発生です。
悩むオヤジ
インフルエンザウイルスがユーラシア大陸の北東部で変異し、渡り鳥に
よって運ばれている事は良く知られています。
マガモは代表的な宿主で、高病原性鳥インフルエンザウイルスを運んでいる
と疑われる野生動物のひとつです。
この仲間には感染しても明確な症状が出ずに生存する個体があるので、
感染が広がる可能性が危惧されます。(東大生物多様性科学研究室 より)
高病原性のウイルスを持ったマガモを撃ち落としておいしく食べた場合、
人への感染はあるのでしょうか、気になります。
<十分に加熱すれば感染性は無くなる。
食材全体を70℃以上でピンク色が無くなる迄熱すれば死滅する。>
(愛知県HP より)
シベリアの湖水で羽を休めるマガモが危険なウイルスを背負いこんで、
日本の上空で撃たれ、十分な加熱処理をしないズボラな人間に食べられ、
あり得ない程低い確率の連続で鳥インフルが人間社会に広まる。
そんな事になったらエライこっちゃ、プールのカモを見ながら人類滅亡の
危機を憂いるオヤジです。
カモ達が心配そうに、そんなオヤジを見ています。