あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

木曜日は野鳥の日、最終回

2017-08-31 06:25:29 | 日記
大きな開き

 2015年の2月から始めた「あるくあかるく」、毎週木曜日はウォーキングの
途中で見かけた野鳥をテーマにして来ました。
初回に取り上げたのはセキレイで、先週書いたのはキジバトでした。
 その間の111週それぞれに違った鳥を選んで来ましたが、中にはカラスやスズメ
の様に複数回書いたものもありました。
だから実際に取り上げたのは90種くらいかなと思います。
 しかしこのテーマも今週が最後です。
理由ですか?
最初の頃は良かったのですが、次第に書くべき相手を探すのに苦労する様になり、
とうとう対象が無くなってしまいました。

 信州山岳塾のHP「長野県の野鳥」には、県内で観察できる野鳥として約100種
が写真入りで紹介されています。
お馴染の鳥もいれば、憧れているけれど未だ実物に遭遇していないものもいます。
ヒレンジャクやアオジがそんな鳥です。
 毎日歩いていれば、これから出会えるチャンスもあるでしょう。
しかし日々の決まったウォーキングコースでそれを目指すとなるとなかなか難しい、
上ばかり見ていたらその内溝か何かにハマって痛い目に合いそうな気がします。
 それで野鳥シリーズをやめにしようと考えました。
今後もしもお初の鳥に出会えたら、水曜日の「身近な生き物」で取り上げていく
つもりです。

 手元に「原色 信濃野生鳥獣図鑑」と言う図鑑があります。
長野県林務部が昭和45年に編集発行した書物です。
 そこには「本書に掲載した長野県産の鳥類は20目51科286種及び亜種」と
書かれています。
県産の鳥として当時は300近い種類を数えていたのですね。
現在の「長野県の野鳥」が掲載している100種との大きな開きは何を意味する
のでしょうか。
理由を考えるのに躊躇してしまいます。 

来週の予告編
 
 これまでに見た鳥の中で一番印象に残っているのは?と、聞かれたら迷わず
ミヤマホオジロと答えます。
頭と喉の辺りが黄色くて黒い羽冠が特徴的なこの鳥を観察できただけでも思い出
深いのですが、その体験は特別でした。
 前日に降り積もった雪が眩しく輝く良く晴れた日。
警戒心が強いと言われるその鳥を雪の上で見つけて近づくと、逃げるどころか向こう
から徐々に距離を縮めて来ます。
挙句の果てに立ちすくんでいる私の足の間をちょんちょんとすり抜けたのでした。
 どんな理由でミヤマホオジロがそんな気まぐれをしたのか分かりませんが、
この奇跡の一瞬は忘れられません。

 そんなこんなで野鳥の日は終わります。
来週から全く新しいテーマが始まりますので、どうぞお楽しみに。
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美味しく虫を召し上がれ

2017-08-30 20:23:56 | 日記
彼女のペットは毛虫

 女性はケムシが大嫌い、そう思っていましたが固定観念はいけません。
ネットを見ていたらケムシを飼う女性のブログがありました。
それも羽化したらアゲハになる蝶ならともかく、蛾の幼虫だと言うから驚きです。
 何が魅力なのかと問えば、透き通る程きれいな黄緑の肌、数cmもあるでっぷりと
した体、お尻の近くにニョキっと生えた1本の角、それら全部をひっくるめて愛くる
しい様です。
最初は気味悪がっていた彼女の母親も、最近では可愛がって毎日様子を見ていると書いて
ありました。

 今日の主人公はスズメガの仲間のエビガラスズメ。
幼虫は8~9cmもある大きなケムシです。
 先日フジの葉に取りついているのを見つけましたが、可愛さが分からずとても飼う気に
なりませんでした。
 成虫になると長さ4cm程の三角翼で街灯の周囲を乱舞しています。
メスは400~700個の卵を生み、本州では年に2回発生します。
25℃の条件下で卵は4日で孵化し、幼虫は21日で蛹になり、18日で羽化します。
 幼虫はマメ科やヒルガオ科の植物を好みます。
食欲が旺盛なので葉柄だけを残して食べ尽くし、サツマイモなどの作物に短期間で思わぬ
被害をもたらします。
老熟幼虫には薬剤が効きにくいので駆除が面倒な害虫です。
(病害虫・雑草の情報基地 より)

食べたら美味しい

 害虫である一方で、大きくて繁殖力が強いので遺伝子の研究では重宝されています。
また栄養価が高いので家畜の飼料として使われてもいます。
ケムシは気味悪いとの固定観念を打ち捨てて、食料にする研究も進められています。
 昆虫食は近未来の食糧難を解消する切り札です。
エサの量に比べて得られる肉の量が牛や豚などの家畜とは比較にならない程効率が良い、
理想の食料です。
更に全般的に栄養価が高く、エビガラスズメの幼虫は味も良いと言われています。
 終齢幼虫は腸内の物を全て出してサナギになる準備をするので、その頃が一番食べごろで
味も良いと経験者は語ります。(蟲ソムリエへの道 より)

 チェーン展開の安くて早い牛丼をかき込む日もあれば、奮発して国産和牛のステーキに
舌鼓のひと時もあります。
昆虫食が普及した少し未来の世の中でも、同じ様に外食の使い分けをしているかも
しれません。
 「最近の養殖カブトムシは随分味が良くなった、だけど週末は久しぶりに孫が来る
のだから贅沢をしようじゃないか。
野生の国産物を食べさせる店に予約を入れておいたよ。」
例えお目当てが虫であっても、それはそれで一家だんらんの素敵な食事の風景。

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悪いスコアを予感させる草

2017-08-29 06:25:07 | 日記
ピンクの花

 今日は月一のゴルフの日。
行先の天気は昼前後に雨が降る予報になっていますが、だからと言って行かない選択肢
などありません。
 クラブは昨日磨いたし、着替えもしっかりバッグに詰め込んであるし、後は1時間程
経ったらサンバイザーを被って出発するだけです。
おっとその前に、今日の駄文を書き上げなければ。

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 ナツズイセン です。

 意外に思うのですがピンクの花って、余り見かけません。
赤では無くて淡いピンクをした百日紅がたまにありますが、それ以外にはほとんど目に
しない色です。
だからナツズイセンがかたまって咲いている様子は人目を引きます。
 色合いだけでも目立っているのに、スッキリ伸びた茎の先に大きな花だけ付いて
葉っぱが1枚も無いのも目立つ姿です。
 ユリの花に似たラッパ状の花びらは6枚に分かれて、1本の茎に5~7輪も咲いて
います。
葉が出るのは早春で、根から直接生える根生葉は5月頃には枯れてしまいます。
8月になると何も無かった地面に、にょきにょきと花茎が伸びて花が開きます。

嫌な連想

 昔々中国から伝わり北海道を除く日本全国に広まった植物です。
日本の物は三倍体なので花が咲いても種は出来ません。
その為鱗茎で増え、ひとつの塊が翌年にはふたつに増え、それを繰り返して広がりました。
 球根で増えるのですから自然のままでは全国に生育域を拡大できません。
花の美しさと害獣除けの実用面で重宝され、人の手により各地で植えられたと言われて
います。

 二倍体とか三倍体とか、よく耳にする言葉です。
毎週植物の話を書きながら実は基本的な知識を持ち合わせていないので、この言葉の意味
を知りません。
それで調べてみました。
<植物体は母方由来と父方由来のふたつの染色体をセットで持っている。
これを二倍体と言うが、交配した際に稀に4セットの染色体を持った細胞ができる事
がある。
4セットの物と2セットの物が交配すると三倍体が現れる。
これは種子を作ることが出来ない。>
 大雑把にまとめるとこんな内容でした。
分かった様な理解しきれない様なまとめですが、いずれにしてもナツズイセンが種では
増えない事だけは分かりました。

 時間が迫って来ました。
そろそろサンバイザーを被って出かける時間です。
うん?サンバイザー?
「三倍ザーを被ったオヤジに、パーの二倍も打ったホールが出現!」
ヘボゴルファーの脳裏に嫌な語呂合わせが浮かびました。
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ガンと戦うウォーキング 中編

2017-08-28 06:28:00 | 日記
明かな事実

 日本人の死亡原因の1位は男女ともにガン。
60歳代から増加し高齢になる程発症率が高くなっています。
我々世代を襲う嫌な病気ですが、先週はそれを早期に発見する全く新しい手法の話題
でした。
続く今週は、そもそもガンに罹らない為にはどうするかの話です。

 毎週月曜日は専門知識の欠片も持たない私が、ウォーキングを通じて健康長寿を手に
入れようと奮闘するお話です。
今週は「ウーキングでガン知らず」です。

 ウォーキングがガンの発症を減らす事は既に多くの研究で確かめられています。
例えばアメリカの研究機関が144万人の19歳から98歳(中央値は59歳)の男女の、
生活習慣とガンの発症の関係を11年にわたり調査した研究があります。
それによると週に5日以上ウォーキングなどの適度な運動する人は、しない人に
比べて発症率が20%低く、13種類のガンに対して明らかに予防効果があると言います。
 運動不足で肥満傾向が高まると高インスリン血症が起こってインスリンが過剰に分泌
されてしまいます。
これが高血圧や動脈硬化を招きガンの遠因になります。
こんな場面で運動が高インスリン血症の予防や改善をするのです。
 他にも女性ホルモンのエストロゲンを減らす一方で男性ホルモンのテストステロンを
増やします。
活性酸素やフリーラジカルの産生も減らします。
こうして細胞の老化を抑制しています。
だから日々のウォーキングはガンの発症を減らすのです。(糖尿病ネーク より)

 良く歩く人ほどガンになり難いとする別の研究もあります。
現代人は常にストレスに晒されているので免疫力が低くなっています。
その改善に不可欠なのは自律神経の作用を整える事です。
 体の中でストレスホルモンのカテコールアミンが働いていても、運動すればそれを強力
に抑え込めるそうです。
60代は1分間に70m進む速さで7000歩、70代ならば60mの早さで6000歩、
これが大雑把な基準です。(注目のガン最新知識でガンは自然消滅する! より)

来週につづく
 
 ガンには発症する細胞によって40種もの病名があるそうです。
その内ウォーキングが予防効果を発揮する13種類はこんな名前。
食道ガン42%、肝臓ガン27%、肺ガン26%、胃ガン23%などが続きます。
 ガンを早期に手ごろな価格で体に負担を掛けずに発見する方法が開発されています。
毎日のウォーキングがガンを抑制する事も実証されています。
こうなればガン何て少しも怖くありません。
 と言いたい所ですが、ひとつ気になる事が。
ウォーキングで多くのガンの発症が減る一方で、2種類のガンだけは発症率が高まる傾向に
あると言います。
これはビックリ、それは何?
続きは来週の月曜日に。

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日曜日は川柳の日

2017-08-27 06:25:15 | 日記

 獣医学部新設計画が保留になった加計学園。
地元は経済効果に期待を寄せるけれど、学園の経営状態が思わしくない様子。
経営基盤揺らいでいては、そこを選択しようと考えている学生が気の毒です。

 そこで今週の駄作です。

 <理系なもんで 会計は苦手です 加計学園>

 来週の予告編です。

28日(月)健康長寿:   ウォーキングとガン 中
29日(火)雑草の日:   彼岸花が咲くひと月前に
30日(水)身近な生き物: ブッといケムシ
31日(木)野鳥の日:   総集編&最終回
 1日(金)昭和のプロレス:WWWFチャンピオン
 2日(土)日々の愚問:  今週の?は

 久しぶりに太陽が顔を出した昨日。
見上げた空には秋の雲が流れていました。
このまま一気に秋になってしまうのか、それとも残暑がぶり返すのか。
来週末はもう9月に突入です。
 
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