大きな開き
2015年の2月から始めた「あるくあかるく」、毎週木曜日はウォーキングの
途中で見かけた野鳥をテーマにして来ました。
初回に取り上げたのはセキレイで、先週書いたのはキジバトでした。
その間の111週それぞれに違った鳥を選んで来ましたが、中にはカラスやスズメ
の様に複数回書いたものもありました。
だから実際に取り上げたのは90種くらいかなと思います。
しかしこのテーマも今週が最後です。
理由ですか?
最初の頃は良かったのですが、次第に書くべき相手を探すのに苦労する様になり、
とうとう対象が無くなってしまいました。
信州山岳塾のHP「長野県の野鳥」には、県内で観察できる野鳥として約100種
が写真入りで紹介されています。
お馴染の鳥もいれば、憧れているけれど未だ実物に遭遇していないものもいます。
ヒレンジャクやアオジがそんな鳥です。
毎日歩いていれば、これから出会えるチャンスもあるでしょう。
しかし日々の決まったウォーキングコースでそれを目指すとなるとなかなか難しい、
上ばかり見ていたらその内溝か何かにハマって痛い目に合いそうな気がします。
それで野鳥シリーズをやめにしようと考えました。
今後もしもお初の鳥に出会えたら、水曜日の「身近な生き物」で取り上げていく
つもりです。
手元に「原色 信濃野生鳥獣図鑑」と言う図鑑があります。
長野県林務部が昭和45年に編集発行した書物です。
そこには「本書に掲載した長野県産の鳥類は20目51科286種及び亜種」と
書かれています。
県産の鳥として当時は300近い種類を数えていたのですね。
現在の「長野県の野鳥」が掲載している100種との大きな開きは何を意味する
のでしょうか。
理由を考えるのに躊躇してしまいます。
来週の予告編
これまでに見た鳥の中で一番印象に残っているのは?と、聞かれたら迷わず
ミヤマホオジロと答えます。
頭と喉の辺りが黄色くて黒い羽冠が特徴的なこの鳥を観察できただけでも思い出
深いのですが、その体験は特別でした。
前日に降り積もった雪が眩しく輝く良く晴れた日。
警戒心が強いと言われるその鳥を雪の上で見つけて近づくと、逃げるどころか向こう
から徐々に距離を縮めて来ます。
挙句の果てに立ちすくんでいる私の足の間をちょんちょんとすり抜けたのでした。
どんな理由でミヤマホオジロがそんな気まぐれをしたのか分かりませんが、
この奇跡の一瞬は忘れられません。
そんなこんなで野鳥の日は終わります。
来週から全く新しいテーマが始まりますので、どうぞお楽しみに。
2015年の2月から始めた「あるくあかるく」、毎週木曜日はウォーキングの
途中で見かけた野鳥をテーマにして来ました。
初回に取り上げたのはセキレイで、先週書いたのはキジバトでした。
その間の111週それぞれに違った鳥を選んで来ましたが、中にはカラスやスズメ
の様に複数回書いたものもありました。
だから実際に取り上げたのは90種くらいかなと思います。
しかしこのテーマも今週が最後です。
理由ですか?
最初の頃は良かったのですが、次第に書くべき相手を探すのに苦労する様になり、
とうとう対象が無くなってしまいました。
信州山岳塾のHP「長野県の野鳥」には、県内で観察できる野鳥として約100種
が写真入りで紹介されています。
お馴染の鳥もいれば、憧れているけれど未だ実物に遭遇していないものもいます。
ヒレンジャクやアオジがそんな鳥です。
毎日歩いていれば、これから出会えるチャンスもあるでしょう。
しかし日々の決まったウォーキングコースでそれを目指すとなるとなかなか難しい、
上ばかり見ていたらその内溝か何かにハマって痛い目に合いそうな気がします。
それで野鳥シリーズをやめにしようと考えました。
今後もしもお初の鳥に出会えたら、水曜日の「身近な生き物」で取り上げていく
つもりです。
手元に「原色 信濃野生鳥獣図鑑」と言う図鑑があります。
長野県林務部が昭和45年に編集発行した書物です。
そこには「本書に掲載した長野県産の鳥類は20目51科286種及び亜種」と
書かれています。
県産の鳥として当時は300近い種類を数えていたのですね。
現在の「長野県の野鳥」が掲載している100種との大きな開きは何を意味する
のでしょうか。
理由を考えるのに躊躇してしまいます。
来週の予告編
これまでに見た鳥の中で一番印象に残っているのは?と、聞かれたら迷わず
ミヤマホオジロと答えます。
頭と喉の辺りが黄色くて黒い羽冠が特徴的なこの鳥を観察できただけでも思い出
深いのですが、その体験は特別でした。
前日に降り積もった雪が眩しく輝く良く晴れた日。
警戒心が強いと言われるその鳥を雪の上で見つけて近づくと、逃げるどころか向こう
から徐々に距離を縮めて来ます。
挙句の果てに立ちすくんでいる私の足の間をちょんちょんとすり抜けたのでした。
どんな理由でミヤマホオジロがそんな気まぐれをしたのか分かりませんが、
この奇跡の一瞬は忘れられません。
そんなこんなで野鳥の日は終わります。
来週から全く新しいテーマが始まりますので、どうぞお楽しみに。