メリットとデメリット
2年前に娘夫婦が建てた住まいは流行りのオール電化。
へ~希望して付けたんだ、って聞いたら「今の新築はオール電化が当たり前なの」と返されました。
先日息子とニッサンのショールームに行った時にはこんな事が。
置いてあったパンフを何気なく手にすると、車ではなくオール電化を勧める内容。
日本中をオール電化にしたくてたまらない誰かがいるような、そんな気がしてしまいました。
毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた、ごくごく小さなドーデも良い愚問を取り上げています。
今週は「オール電化の謎」です。
昭和世代にしてみればオール電化は縁の遠い住環境。
それがいつの間にか世の中の王道になっていました。
この流れは誰が進めているのだろう、今週はそれを調査です。
先ずはオール電化の歴史から。
<1980年代後半にモデルハウスでの展示が始まった。
住宅の気密性に併せ安全でクリーンな省エネだとして広まり、2008年以降急速に普及した。>
(Wikipedia より)
住宅数は2015年の段階で全国に627万戸、2025年には939万戸になると推定されています。
(九州エネコ より)
次いでオール電化の定義を。
<IHヒーターやエコキュートなどの機器を導入することで調理・給湯・冷暖房などに用いる
エネルギー全てを電気で賄うシステム。>(Wikipedia より)
当然のことながらメリットとデメリットがあります。
<基本料金を一本化できる。
住宅内に熱源が無いので安全。
緊急時にタンク内の水を利用できる。
一方で昼間の電気代が高い。
設置コストが高い。
停電になると使えない。>(エネチェンジ より)
LPガスと電気併用の基本料金は月額2533円、都市ガスとの併用では1868円、オール電化
にすると1296円、確かにこの点ではお得です。
聞き違えた言葉
この流れを誰が進めているのかと調べると、こんな記事が見つかりました。
<政府はエネルギー消費を減らしCO2排出を抑える住宅の普及を進め、2020年までには標準的
な新築住宅の全てに適用する目標を2015年に立てた。>(省エネ創エネリフォームに向けた取り組み より)
政府の旗振りとは別にこんな業界裏事情もあるのだとか。
<ハウスメーカーは面倒が嫌い。
オール電化にすればガスの配管工事が不要なので業者との打ち合わせが無くて済む。
機器のメーカーも統一できるので原価も抑えられる。>(YAHOO!不動産 より)
背景の隅々までは理解できなかったけれど、それでもオール電化の流れや仕組みは何となく頭に
入りました。
印象としては細かい説明を省いてでも、早いところ世の中の流れにしてしまえ!ってけしかけている
雰囲気です。
だからオール電化の言葉は私の耳には「煽る電化」と聞こえてしまいます。
2年前に娘夫婦が建てた住まいは流行りのオール電化。
へ~希望して付けたんだ、って聞いたら「今の新築はオール電化が当たり前なの」と返されました。
先日息子とニッサンのショールームに行った時にはこんな事が。
置いてあったパンフを何気なく手にすると、車ではなくオール電化を勧める内容。
日本中をオール電化にしたくてたまらない誰かがいるような、そんな気がしてしまいました。
毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた、ごくごく小さなドーデも良い愚問を取り上げています。
今週は「オール電化の謎」です。
昭和世代にしてみればオール電化は縁の遠い住環境。
それがいつの間にか世の中の王道になっていました。
この流れは誰が進めているのだろう、今週はそれを調査です。
先ずはオール電化の歴史から。
<1980年代後半にモデルハウスでの展示が始まった。
住宅の気密性に併せ安全でクリーンな省エネだとして広まり、2008年以降急速に普及した。>
(Wikipedia より)
住宅数は2015年の段階で全国に627万戸、2025年には939万戸になると推定されています。
(九州エネコ より)
次いでオール電化の定義を。
<IHヒーターやエコキュートなどの機器を導入することで調理・給湯・冷暖房などに用いる
エネルギー全てを電気で賄うシステム。>(Wikipedia より)
当然のことながらメリットとデメリットがあります。
<基本料金を一本化できる。
住宅内に熱源が無いので安全。
緊急時にタンク内の水を利用できる。
一方で昼間の電気代が高い。
設置コストが高い。
停電になると使えない。>(エネチェンジ より)
LPガスと電気併用の基本料金は月額2533円、都市ガスとの併用では1868円、オール電化
にすると1296円、確かにこの点ではお得です。
聞き違えた言葉
この流れを誰が進めているのかと調べると、こんな記事が見つかりました。
<政府はエネルギー消費を減らしCO2排出を抑える住宅の普及を進め、2020年までには標準的
な新築住宅の全てに適用する目標を2015年に立てた。>(省エネ創エネリフォームに向けた取り組み より)
政府の旗振りとは別にこんな業界裏事情もあるのだとか。
<ハウスメーカーは面倒が嫌い。
オール電化にすればガスの配管工事が不要なので業者との打ち合わせが無くて済む。
機器のメーカーも統一できるので原価も抑えられる。>(YAHOO!不動産 より)
背景の隅々までは理解できなかったけれど、それでもオール電化の流れや仕組みは何となく頭に
入りました。
印象としては細かい説明を省いてでも、早いところ世の中の流れにしてしまえ!ってけしかけている
雰囲気です。
だからオール電化の言葉は私の耳には「煽る電化」と聞こえてしまいます。