あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

日曜日はクイズの日

2016-01-31 07:00:51 | 日記

 時の早さは加齢に従ってスピードを増していくのでしょうか?

先日新年を迎えた筈がもう2月です。

 ため息と悔いが積み重なる思いです。

いかんいかん、そんな事ばかり言っていてはボケ爺の道をひた走りです。

クイズを使って頭の体操です。

 先週は国語の問題でした。

<次の言葉を漢字と正しい送り仮名で表しましょう>

 うやまう → 敬う 

 こころざす → 志す 

 ふたたび → 再び 

 こころみる → 試みる

 あぶない → 危ない 

 ついやす → 費やす 

 しりぞく → 退く 

 あかるい → 明るい

如何でしたか、案外忘れてしまっている漢字がありませんでしたか?

 では今週は算数の問題です。

数字には面白い性質があります。

ひとつずつ数が加わる連続した数字の場合、

「真ん中から数えて同じ位置にある和は一定」の法則があります。

例えば、1 2 3 4 5 6 の場合、

  3+4=2+5=1+6 が成り立ちます。

それを踏まえて、

 1989=(  )+(  )+(  )+(  )+(  )+(  )

(  )内は連続する数字です。

 何が当てはまるでしょうか?

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今が見る時、善光寺さんの経蔵大修理

2016-01-30 07:00:47 | 日記
片や巨大ロボットの趣き

 鎌倉の大仏で「50年に一度の健康診断」として大修理が始まりました。
ネットで流れる映像は、鉄骨の骨組みに覆われて鎮座するお姿がまるで工場で
組み立てられている超大型のロボットの様だ、と評判です。
 そう言えば、我が郷土の善光寺にも、同じように骨組みで囲われて大修理
されている建造物がありました。
こちらはほとんど話題になっていないのですが、実は今が見頃かもしれません。

 毎週土曜日はウォーキングの途中で感じた疑問を取り上げています。
昨年12月からのテーマは善光寺さんですが、今週は「経蔵の大修理」です。

 本堂の西に聳える経蔵は宝暦9年、1759年に建立された古い建物です。
250年の時を経て、多くの場所が痛んできた為に今回の大修理となりました。
 工事は2014年の11月にジャッキで蔵全体を1.5メートル持ち上げる事
から始まり、先ずは基礎部分に杭が打ち直されました。
その後周囲の床部分が補修され、昨年の12月からは風雪を凌いで作業効率を
上げる為の囲い作りが行われました。
 およそ1月半ほど掛ったこの工程には大型のクレーン車が2台も用意され、
骨組みの鉄骨や屋根を覆う鉄板が手際よく組み立てられて行きました。
現在は全体が金属板で覆われてしまい経蔵の姿は全く見えなくなっています。
それなのに何故今が見頃なのでしょう。
それは普段目に出来ない物が見えるからです。

火炎宝珠って何?

 周囲を覆う壁には工事の目的や進行状況が開示されていますが、これが
なかなか興味深い内容です。
例えば経蔵の骨組がイラストで描かれ、そこに簡単な説明が添えられています。
専門の書籍を当たらなければ知る事の出来ない資料です。
加えて随時数点の工事現場の写真も掲示されています。
中の様子が伺えないだけに、今どんな事が行われているのかを知る役に立つ情報です。

 もうひとつの見どころは、経蔵全体を覆う囲いの東側にある高さ3m程の一回り
小さな囲い。
この中に火炎宝珠が収められています。
通常は経蔵の天辺に鎮座する火炎宝珠ですが、昨年暮れに一時撤去されてこの場所に
保管されています。

 当初はむき出しでしたので近くに行けばその巨大さが実感できました。
今は完全に囲われてしまっていますが、囲いを見れば中身の巨大さが想像できます。
通常ならば近寄れない距離でその大きさを実感しては如何でしょう。

 工期は年末まで予定されています。
今後は檜皮葺の屋根の張替が待っています。
これは主に桂の樹皮を分厚く重ねて、そこに50cm程もある竹の釘を打ち込む熟練の
作業です。
 材料を準備し職人を手配するだけでも簡単にはいきません。
作業自体は見られないとしても、時期になれば写真などが開示されるでしょう。

 善光寺さんに参った折には、工事中の経蔵もおもしろ情報のチェックポイントと
してお忘れなく。

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1995年ドーム夢の架け橋生観戦記

2016-01-29 07:00:08 | 日記
興業は成功?はたまた失敗?

 昭和のプロレス生観戦を取り上げている毎週金曜日の「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」
3回目の今日は1995年ベースボール・マガジン社が主催した「夢の架け橋」です。

 プロレス戦国時代、東京ドームで13団体が一堂に会しファンに夢を与えよう、と
企画された週刊プロレス主導の興行でした。
新日からパンクラスまで、更には女子プロレスまで含めた当時のプロレス界のスター選手の
ほとんどが出場すると大きな話題を呼び、何と6万人のファンが集いました。
 
 俄然興味をひかれた興行ですが、一方で素直に喜べない気持ちもありました。
それはプロレス界に大きな影響を発揮していた週刊プロレスの山本編集長の存在です。
毎週発信する記事の中に潜む独善的な発言に嫌悪を感じながら、その編集長が創造した
巨大なうねりに身を置いて、次々と登場する各団体の主役達を追いかけたあのドーム興行。
 果たしてそれは一プロレスファンとして楽しめる興行だったのか否か?

フルコース?はたまたバイキング料理?

 一大イベントの開始です。
総合司会者として生島ヒロシ氏が登場しましたが、そこには大いなる違和感がありました。
プロレスファンは部外者には警戒的です。
この人物はプロレスの理解者なのか、はたまた否定的な立場なのか。
 これまで生島氏とプロレス界の接点は全く報じられておらず、場違いな登場に
戸惑う空気が漂いました。
それを吹き払ったのは各団体の熱のこもった試合です。

 女子の神取やアジャコング、格闘プロレスを標榜する前田や高田、デスマッチ路線の
大仁田やポーゴ、更には業界をリードする全日の三沢や小橋、新日の橋本や蝶野。
次々に提供される試合は、豪華なフルコースを味わうが如くです。
しかも供されるのは全てがメインディッシュばかり。
食べるのに追われて、愛でたり味わったりしている余裕はありません。
 各団体のメインイベント級の試合が続き、登場するスター選手を一人とて見逃さないゾ、
試合の見どころを全て体感するゾ、その思いでは疲労感が募るばかりです。 
 その反面馬場も猪木も出場しない大会は、主役が無い価格訴求のバイキング料理を
無理やりお腹に詰め込んだ気分でもありました。

 全ての試合が終わった時には「やれやれ」の一言しかありません。
義理があって参加せざるを得ない会合に嫌々出かけ漸く終わった時の安堵の気持ち、と
言えば良いでしょうか。
 同時刻には隣の後楽園ホールで、山本編集長に逆らった天龍が反骨の興行を打っていました。
そちらを選択しなかった後悔が浮かびもしました。
 豪華イベントの体験は、空腹感と膨満感が入り混じった奇妙な感覚に包まれていました。

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飛行と伴侶に全ての力を注ぐ鳥

2016-01-28 07:00:28 | 日記
そこには大人の事情が

 毎週木曜日はウォーキング中に目にした野鳥を取り上げていますが、アホウドリを
選んだのでは「どこで見たのじゃ、アホ」と言われそうです。
たまたま絶滅危惧種のこの鳥のニュースを目にしたのでタイムリーな話題として書きますが、
実は毎週出会った鳥の話も50週も続くと対象が無い、そんな大人の事情もあると
お察しください。

 絶滅危惧種のアホウドリが小笠原諸島の聟島(むこじま)で繁殖しているのが確認された、
とYHOOニュースで報じられていました。
この島で親子のアホウドリの姿が見られたのは戦後初めてだと言います。

 その昔、ほんの130年程前までは小笠原諸島近辺には天地を覆いつくす群れが繁殖
していました。
羽毛の価値が知られて捕殺の対象とされると、累計で630万羽が殺されてしまいました。
 一時は絶滅の瀬戸際に立たされたアホウドリでしたが、保護活動の成果が実り現在では
2570羽の繁殖が確認されています。
 不名誉な名前は、陸上での動作が緩慢で警戒心が薄く、容易に捕まえられる事に由来しています。

飛行原理を熟知した鳥

 翼を広げると2メートルを超える大きな鳥です。
飛び立つ映像を見ると、下りの斜面を頼りない足取りでよちよち走り、必死に羽ばたきを
して何とか地面を離れて行きます。
そんな姿もドンくさい鳥のイメージを与えます。

 しかしアホウドリはとんでもない飛行能力を持った鳥です。
その力は人間が科学の知識を駆使して作り上げた最新式のグライダーを凌ぐレベルです。
 海の上には陸上の様な上昇気流が吹いていないので、巨大な体を持ち上げるのは容易
ではありません。
そこでアホウドリは向かい風と追い風を上手に利用します。

 先ず風に向かって羽ばたいて、向かい風の力で体をどんどん上昇させていきます。
ある程度の高さまで上がったら今度は風を背中に受けて滑空を始めます。
その後はほとんど羽ばたかずに長い距離を滑るように飛行して行きます。
1メートル降下する間に40メートルも進み、時速は120kmを超え、1日の移動距離は
800kmにも及びます。
これは東京から北海道までの距離に当たります。

 飛行能力だけではありません。
最も大切な自然の摂理である子孫繁栄の為に、自分はどうあるべきかをしっかりと
悟っています。
熟年離婚が言われる人間とは大違い、生涯を同じパートナーと添い遂げます。

 進化の為のエネルギーの全てを飛行と種の保存に注いでいるアホウドリ、賢い鳥です。
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我が家の庭にもいる何でも無い虫が世界的な人気者

2016-01-27 07:00:26 | 日記
春を待ちわびる

 狭い我が家の庭はすっかり雪に覆われ、どこにも命の息吹など無いように感じます。
しかし自然はしぶとくも力強い物。
よく見れば、枯れ枝に見えたアジサイにも芽が出ているし、少し赤みを帯びて膨らみ
始めてもいます。
ハナミズキも枝先の花芽と葉芽がまっすぐに上を向いて動き始める時を待っています。

 覆われた雪の下にも、やがて来る春に備えている多くの命達がいます。
例えば氷の様に冷たくなった石の下、そんな場所で春を待ちわびている一匹の虫。
きれいな羽を持っている分けでも無い、心地よい声で鳴く分けでも無い、何処にでも
いそうな特徴の無い虫ですが、そんな虫をこよなく愛するファンがいます。
 そう聞くと、少しばかり興味がわいて来ませんか。
その正体を知りたくて、いつも以上に雪解けが待ち遠しくなったりはしませんか。

恐るべき兵器を持った虫

 黒光りする細長い胴体、それに比べて小さ過ぎる頭、何だかバランスが悪くて
いびつなヒョウタンを思わせる体つきです。
みょうちくりんな見かけとは違って実は獰猛な肉食の昆虫です。
その正体はオサムシの仲間のマイマイカブリ。
 名前の通りカタツムリが大好物で、素早い動きで捕えると肉にかぶりついて恐怖の
液体を注入します。
これは肉を溶かす消化液、溶けた肉を吸いつくされたカタツムリはやがて殻だけ残して
消えてしまいます。

 更に体内には刺激性のメタクリン酸などの液体を常備していて、敵に襲われると
お尻から噴射します。
これは後ろ向きだけではありません、空からの攻撃にも対処できる様に上方にも噴射が
できるのです。
 液が手に触れてもそれ程の心配はありませんが目に入ると厄介です。
重い炎症になる場合もあるのです。

 どんな世界にも熱心なマニアは存在する物です。
オサムシの仲間を収集するマニアがいます。
彼らにとってマイマイカブリは非常に魅力的な生き物。
しかも日本固有の種なので収集家は国内だけに留まりません。
海外のマニアにとってマイマイカブリは垂涎の的だと言われています。

 雪に覆われて一見何も動きが見えない冬の庭、しかしその下では多くの生き物が
動き始める準備をしています。
その日を待ちわびる観察者や愛好家もこれまた沢山います。
どの命とっても、春はもうすぐ。
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