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日々の愚問:大相撲編

2021-03-13 06:29:19 | 日記
鉄板コンビ

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を
取り上げています。
大相撲週間の最後を飾るのは「相撲解説者の謎」です。
 本場所開催中はNHKが毎日テレビとラジオで中継をします。
経験豊富なアナウンサーと元力士の解説者が、タッグを組んで分かりやすい
中継をしています。
 初日は元横綱の北の富士が正面に陣取り舞の海が向う正面に座るのが定番。
絶妙な掛け合いでファンを楽しませてくれますが、先場所ふと愚問が湧きました。
「解説者は日替わりで登場するけれど、どんな基準で選ばれているのだろう?」
 たとえば北の富士さん、テレビ解説をしていたかと思えば別の日にはラジオから
声が聞こえます。
他の解説者にしても毎場所登場する親方がいれば全く縁のない親方も沢山います。
誰がどんな基準で選んでいるのだろう?
気になります。

短命説を一蹴

 NHKの相撲中継はアナウンサーと正面解説者と向正面解説者、それに東西
のレポートを加えた5人体制が基本。
幕下と十両それぞれの中継があり、加えてラジオもあるから1日に確保する解説者
の数って相当なもの。
令和3年1月場所での解説陣をNHKのHPから探ってみました。
 初日は北の富士と舞の海の鉄板コンビ、2日は荒磯親方と安治川親方、3日は
境川親方と押尾川親方、4日は舞の海と中村親方、5日は北の富士と三保ヶ関親方。
 以上が幕内の中継陣容でそれとは別の組み合わせで十両の解説者をしています。
初日が押尾川親方、2日が高崎親方、3日が若松親方、4日が立田川親方、5日
が高砂親方。
こちらは向正面の設営はありません。
 続いてラジオの中継は初日が二十山親方、2日が舞の海、3日が北の富士、4日
が不知火親方、5日が安治川親方となっていました。

 北の富士と舞の海のお二方はNHK専属の解説者なので本場所中のスケジュール
はおさえているとしても、それ以外に毎日これだけのメンバーを確保するのはかなり
難しい作業。
影響を及ぼすのは競合の存在です。
 「ABEMA大相撲LIVE」も毎日親方勢を中心に解説者を確保しています。
そちらの陣容は初日が花田虎上、2日が芝田山親方、3日が不知火親方、4日が
押尾川親方、5日が井筒親方。
 人気の親方は引っ張りだこですが、名前の挙がらない親方は何処にも顔を
出しません。
その辺りの選定基準は如何様なのか、気になります。
 でも色々検索した結果が<「番組の出演者については総合的に判断している」
とNHKの広報担当者が語る。>のみ。
愚問の答えは見つかりません。

 替わりにこんな雑学を知りました。
<正面と向正面の配置は基本的に現役時の番付の上下で決める。
当然正面の実績が上になるのだが、その昔北の富士が向正面を務めたことがある。>
(YAHOO!知恵袋 より)
 先輩専属解説者の顔をたてたのが理由だそうですが、すぐにNHKの配慮で正面
に替わったのだとか。
以来20年以上解説を務めています。
 月曜日に「横綱経験者は短命」なんて書いてごめんなさい。
コメント
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