あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

日曜日は川柳の日

2016-07-31 06:25:06 | 日記

 梅雨明けがそろそろ見えて来た気配です。
今年は残暑が厳しい見込みだそうですが、暑さに負けない気力と体力で明るく楽しく
行きましょう。

 日曜日は川柳の日、今週も駄作をひとつ。

 < むかし日射病が今熱中症、むかし痴呆が今認知症、

                 名前変われど悩みは変わらず >

 明日からも駄文を書きまくるので宜しかったらお読みください。

25日(月)暑さに強い身体はどこが違うか
26日(火)やっと咲きました、ウバユリの花
27日(水)身近な生き物、今週はカミキリムシ
28日(木)今週取り上げる野鳥はさて何でしょう?
29日(金)ロビンソンの人間風車がオープニングの映像
30日(土)7月に漸く1号発生、台風の謎
 お楽しみに!
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知っていましたか?パラリンピックのこんな話

2016-07-30 06:25:34 | 日記
東京五輪後の開催は記憶に無し

 リオデジャネイロオリンピックがそろそろ始まる様です。
ほとんど興味が無いので開幕日も知りませんが、遅れて開催されるパラリンピックには
少し関心があります。
この機会に基礎知識を勉強してみました。

 毎週土曜日は生活の中で生じた極々小さな疑問を取り上げています。
今週は「何も知らないままじゃ選手に失礼、パラリンピックの基本知識を身に着ける」

 半世紀前に行われた東京オリンピック。
熱狂してテレビに噛り付いていましたが、あのオリンピックが閉幕した後に東京でパラ
リンピックが開かれていたとは全く知りませんでした。
そもそもパラリンピックの名称は、この時日本が着けた愛称が元になったと言います。
 ホント、パラリンピックは知らない事だらけです。

 パラリンピックの歴史の出発点に立つのはイギリスの宰相チャーチルです。
世界大戦で傷つく兵士が急増するのを見て、チャーチルは治療と社会復帰の目的でロン
ドンの病院内に施設を作りました。
そこではスポーツが治療に取り入れられ、車いすのバスケットや卓球が行われていました。
 1948年のロンドンオリンピックに合わせて車いすでのアーチェリー大会が開催
されますが、これがパラリンピックの原点になりました。
 第1回大会は1960年のローマオリンピックに合わせて開催され、1976年の
モントリオール大会からは視覚障害者が参加、1984年のロス大会の年からは冬季大会
も始まりました。
 1988年のソウル大会ではパラリンピックが正式名称に決まり、61か国、3057
名の選手が参加しました。

比較は失礼

 リオデジャネイロパラリンピックは9月7日から18日まで開催され、178の国と地域、
4350名の選手が参加します。
 23種目33競技が行われますが健常者の私にも出来ない種目ばかりです。
馬術や射撃はやった事がありません。
テニスやサッカーは技術がありません。
トライアスロンに出るには体力が無さ過ぎます。
 このトライアスロン、今回のリオ大会から正式種目に加わりました。
水泳と自転車とランニングを12kmから226kmまでのコースで競い、車いすを
使ったり視覚障害の方には伴走者が付いたりします。
 この辺の事情にスーパースターが競い合うオリンピックとの違いを最も感じるし、それが
逆にパラリンピックに関心を抱かせる理由にもなっています。

 毎日10km歩いて健康長寿を目指している私。
障害に見舞われてもへこたれずに世界に挑む選手たち。
比較するのも失礼なほどに努力や力に大きな差がありますが、流した汗の味だけは同じ筈。
 パラリンピックが始まる頃は残暑の真っただ中ですが、ブラジルはどんな気候でしょう。
地球の裏側で戦う選手を思い浮かべて、その頃私もしょっぱい汗を流していると思います。

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24位、毎度痛められ役の遠藤幸吉

2016-07-29 07:00:25 | 日記
活躍も反則パンチまで

 今日のメインイベントは力道山のタッグマッチです。
凶暴な外人二人が相手では遠藤をパートナーにした日本組はいささか不利に思えます。
今日も遠藤が相当痛めつけられるのでしょう。

 毎週金曜日は「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」と題して、当時のプロレス中継で
強く記憶に残った30の場面を取り上げています。
今週は力道山と組んでメインに登場した遠藤幸吉が「イテテ」と大声で叫んだ瞬間です。

 外人組に掴まった力道山は相手コーナーで二人がかりの反則攻撃を喰らっています。
レフリーの死角をついて巧妙に反則を繰り返す様子にテレビで見ていた全国のファンは
叫びます。
「えんどうー、助けに入れ!」
 しかし遠藤はレフリーに制止され自軍コーナーを動けません。
隙をついて自力で逃げ出した力道山が漸く遠藤にタッチをします。
 小躍りしてリングに駆けこんだ遠藤。
飛び出した外人にドロップキック。
倒れた相手を引きずり起こして片腕を決めながらハンマー投げ。
ロープに振って戻った所にパンチ一閃。

 溜まりに溜まったうっ憤を晴らしてくれる遠藤に少し歓声が上がります。
しかし見せ場もここまで。
 反則パンチ一発でもんどりうった遠藤にキックやパンチの雨あられ。
攻撃の一発一発に「イテテ」と大きな悲鳴を上げ続け、瀕死の状態で力道山にタッチ。
 すっかり体力を回復した力道山、得意の空手チョップでバッタバッタと外人組を
切り倒します。
さあ力道山の見せ場です。
胸のすく思いでファンが大歓声を送るリングの片隅、日本組コーナーに遠藤は沈み込ん
でいました。

女房には内緒

 力道山の引き立て役に徹していた遠藤幸吉ですが、実は空手の大山倍達と共に
アメリカ遠征した柔道界の猛者でした。
腕前は講道館4段、粋なマスクにパーマが掛った黒髪、ドロップキックが得意技でした。
 日本プロレスに合流してからは力道山とのタッグでシャープ兄弟を破ってNWA認定
世界タッグ王者にも就いています。

 「巨人大砲卵焼き」当時の子供はこれに夢中でした。
ところが私は微妙に人と好みが違ったひねた子供でした。
 巨人どころか野球にはほとんど興味が無く、大相撲で好きになったのは大鵬では無くて
地味な柏戸。
卵焼きよりは目玉焼き、しかも家じゅう醤油を使うのに一人だけソースを掛けて食べて
いました。
 酒に親しむ歳になってもその傾向は一向に変わらず人様と違った好みを発揮しました。
日本中がキリンビール一色だった時代にひとりサッポロビール。
サントリー角瓶が人気を博すと私はニッカのブラックラベル。

 常にNO2の存在に惹かれていました。
だから当然の事、プロレス界のヒーローは力道山では無くて遠藤幸吉だったのです。
イテテと叫びながらおいしい所を力道山に持っていかれる遠藤が、好きでした。
 選ぶのは何時も二番手人気。
スズメの魂百までも、これは今でも余り変わっていません。
 しかしこの話、女房には余り詳しくしてはいません。
だって言えないでしょ、怖くて。
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スズメとペンギン、どちらが大事?

2016-07-28 07:00:20 | 日記
3つのニュース

 ある統計によると世界には10027種、日本には542種の鳥類が生息している
そうです。
 昨年2月から始めた本欄は、毎週木曜日を「ウォーキングしながら見かけた野鳥」の
日としています。
これまでにおよそ70種類を取り上げて来ましたが、日本で見られる鳥の八分の一にしか
過ぎません。
まだまだ鳥については知らない事だらけです。
新米バードウォッチャーとして、実地と図鑑の勉強の日は続きます。

 信濃毎日新聞の今月初めのある日の紙面。
そこに鳥を扱った3つの記事が載っていました。
 ひとつは長野市の城山動物園。
オシドリのヒナ3羽が孵化し、人工池で元気に泳ぐ姿を来園者に披露しているとの内容
でした。
 ふたつめは大町市立山岳博物館でニホンライチョウのヒナが孵化した話題。
北アルプスで採取した卵12個を育すう器で孵化させ、現在は青菜や配合飼料で育てて
いると報じていました。
 最後は大阪市の水族館で、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンの人工繁殖に世界
で初めて成功した話題です。
2011年からの挑戦で漸く1羽のひなが生まれたそうです。

自分の考えを持つには

 全く異なる場所で異なる種類の鳥が飼育されている話題でした。
さてここで皆さんに質問です。
抜粋した記事の内容からそれぞれの生息数を推測して、少ない方から並べるとどんな順番
になるでしょうか?
 私の感覚では、一番稀少なのはミナミイワトビペンギン、次いでニホンライチョウ、
一番数が多いのはオシドリです。
ところが実際の生息数を調べると意外な結果でした。
 一番多いのはミナミ~ペンギンです。
過去30年で24%も減少したとは言え現在の生息数は734万羽。
 次がオシドリで国内では26000羽程と推定され、国際自然保護連合がレッドリストの
軽度懸念に指定しています。
三重県等では絶滅も危惧されています。
 最も数が少ないのはニホンライチョウの3000羽。
この実態とそれらに対する人間の対応には何だか違和感を覚えませんか。

 700万羽以上もいる鳥の繁殖に世界で初めて成功したと報じる一方で、3万羽弱しか
いない鳥の保護には関心が薄い様です。
人間が取り組む動機や理由にはどんな基準があるのか、分かりません。
 例えば日本で一番間近で見られる野鳥はスズメですが、この鳥近年大幅に数を減らしている
と度々報じられています。
その実体は驚くばかりで、推定で現在1800万羽が生息していますが、これは半世紀前の
僅か1割でしかありません。
 これだけ数を減らしていてもスズメを保護する取り組みは聞かれません。
要するにスズメの様に一般的に見られる鳥はもっと数が減らないと保護対策が始まらないのです。

 野生の生き物の数が減る理由にはほとんどの場合人間が関わっています。
それをどう判断してどう対応するか、確固とした自分の意見を持つ為にはもっと勉強を続ける
しかありません。
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ゴキブリがいなかった長野市

2016-07-27 07:00:55 | 日記
半世紀前の自然と対比
 
 私の住む地域では月に一度住民総出でどぶさらいをします。
先日の掃除で、久しぶりに見る珍しい生き物を見つけました。
泥をすくったスコップに3センチほどの巻貝、カワニナが乗っていました。
ホタルの幼虫が餌として好む貝です。
 注意して探すと10m程の流れの中だけで数匹も見つかりました。
家の横を流れる農業用水路がいつの間にかカワニナが棲む川になっていました。
 近所にはここ数年評判になっているホタルの名所がありますが、それにはカワニナが
棲める環境に戻った事が大きく寄与しているのでしょう。

 私が小学生だった頃ですから今から50年も昔の話です。
今では長野市のど真ん中になってしまった地域ですが、当時は新興の住宅地。
林が残り小さいながら池もありました。
 当然の様に夏にはホタルが乱舞していましたが、昭和30年代の後半から徐々に姿が
消えて行きました。

 今ホタルが蘇って自然が戻って来たと言われています。
しかしそれは50年前にあった姿のままではありません。
数を増やした生き物もいれば、すっかり姿を消してしまった物もいます。
 カブトムシやノコギリクワガタは相変わらず樹液に集まっていますが、そこには昔
よく見たミヤマクワガタの姿はありません。
水辺の世界からはタガメやミズカマキリが消えました。
一方でオニヤンマやオオスズメバチは今ほど市内の空を頻繁に飛んではいませんでした。
家の中ではハエがほとんどいなくなった反面、当時の長野市では飲食店にもいないと
言われたゴキブリが普通に姿を現します。

知恵を集めて

 今ある自然は微妙な違いがあって決して同じ環境ではありません。
何故ならどうしても人間の価値観が優先されるから。
 氾濫しない様に苦労して護岸した川を自然のままの姿には戻せません。
安全な生活があっての自然回帰です。
 だから自然を再生させるのは難しいのです。
相当な知恵と労力が必要です。

 例えばただ単純に川を澄み切った流れに戻してもカワニナは棲みついてはくれません。
意外ですがきれい過ぎる流れでは生息できないのです。
カワニナには落ち葉が積もってある程度の有機物が溜まった川が適しています。
だから敢えて野菜くずを流してカワニナが好む環境作りをしている地域もあると言います。
 タガメが好んだ水やミヤマクワガタに適した森とはどんな物なのか、私には知識が
ありません。

 地球全体に比べればほんの小さな点に過ぎない長野市の自然環境ですら、思い通りに
コントロールは出来ません。
それが人間の力の限界ですが、それを素直に認めれば知恵の源泉になる筈です。
知恵を集めて「昔は良かった」では無くて「今も良いね」にしていきたいですね。
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