あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

猛暑を蹴散らすウォーキング その4

2017-07-31 06:33:08 | 日記
Tシャツ遊泳
 
 昨夜も降っていました。
梅雨明け宣言が出てからずっと雨続きです。
今年は梅雨に入ったら空梅雨で、明けたら入梅状態です。
 漸く今日から陽ざしが戻る様ですが、そうなったらなったでこれも大変。
暑い盛りのウォーキングには熱中症対策が必要、更にもうひとつ厄介な問題も付いて回ります。

 毎週月曜日は専門知識の欠片も持っていない私が、ウォーキングを通じて健康長寿を
手に入れようと奮闘するお話です。
今週は「どうする日焼け」です。

 気になる一文を先月の信濃毎日新聞で目にしました。
<手のひらほどの面積を10分陽に当てるだけで十分>
日焼けに関する特集の中で、専門医が1日に必要な日焼け時間を語った言葉です。
 夏の海辺で全身を真っ黒に焼くのは昭和の時代の常識でした。
日に焼けた体は風邪をひきにくいと日本中が信じていました。
 何時の頃からか焼き過ぎは健康に良くない、最悪の場合は皮膚がんを引き起こす、と
警鐘が鳴らされました。
ウォーキングで市民プールの脇を通りますが、今どきのお父さんお母さんはほぼ全員が
水着の上にTシャツを着こんで泳いでいます。

パンダの様な体

 昔は健康作りに必要だと考えられていた紫外線、今は結構悪役のイメージが広まり
ました。
もちろん良い事が無い分けではありません。
良く知られている様に、体内でビタミンDを生成して骨を丈夫にしてくれます。
あるいは洗濯物を殺菌して嫌な臭いを消してくれます。
 しかし悪い働きが多過ぎます。
急に浴びると日焼けをしますが、言葉を変えればこれは火傷。
程度によってはかなりな負担を体に掛けてしまいます。
 更に永年紫外線に晒され続けるとシミやシワを招きます。
これを光老化と呼ぶそうです。
「光溢れる廊下」なら良いですが、光で老化はいけません。
 恐ろしい事に紫外線が当たると免疫が癌細胞を認識できず増殖を許してしまうとも
言われています。(公益社団法人日本皮膚科学会 より)

 そうなりたく無ければ長袖、帽子、サングラスなどを着用してしっかりと日焼け止めを
塗るのが必要。
分かってはいますが、重装備って暑くて面倒なんですよね。 
 功罪共に持ち合わせた「陽に焼く」行為。
この先現れて来る面倒を考えれば、やはり焼かない様に注意は必要そうです。
しかし私の頭の中はその日暮らしが基本スタイル。
せいぜい考えられて明日まで、来年の今日出るかもしれない災いに気が巡る程長期の思考は
出来ません。
 今浴びた陽ざしが何時か悪さをすると分かっていても、教えを守れずに相変わらず半袖
短パン姿で歩いています。
だから首筋から顔面、肘から先、そして膝から下だけが真黒。
 日帰り温泉でスッポンポンになった時に、模様のおかしな白黒パンダに見える事ぐらいかな、
紫外線の恐ろしさをその程度にしか理解できないおバカです

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日曜は川柳の日

2017-07-30 06:25:11 | 日記

 防衛大臣の身の引き方は、政治家に品格を求めても無駄ですよ、の教訓を残して
くれました。
あのお方は例外中の例外、本気で政治に取り組んでいる議員は多いのだと信じたい
ものです。
 8月から陣容を立て直して再出発を目指す安倍政権。
改造すれば支持率が上がるなんて甘い考えは捨てて下さいよ。

 そこで今週の駄作です。

   <ヤな未来像 晋三改造 支持率増>

 来週の予告編です。

31日(月)健康長寿:猛暑の中のウォーキング4
 1日(火)山野草の日:季節外れの山菜、ワラビ
 2日(水)身近な生き物:狩りの名人ジガバチ
 3日(木)野鳥の日:雨に舞うツバメ
 4日(金)NWFチャンプ、3人目は
 5日(土)日々の愚問:ちょっと違和感、ニュース速報

 ご覧の通り来週はもう8月です。
あっという間にお盆が過ぎて秋風が吹き、雪の始末に骨を折っている内に春風が吹いて、
汗をぬぐう夏がまたやって来て。
 一年なんてあっと言う間です。


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孫の質問には全部答えたいけれど

2017-07-29 06:25:12 | 日記
好奇心は旺盛

 頭の中では分かっているつもりの事でも、口に出して説明するとなるとこれが
なかなか厄介です。
 2歳の孫が自分の周りで起きる出来事に、「どうして」とか「何で」などと
小さな疑問を抱き始めました。
いきなり質問された時にどこまで納得してもらえる返答ができるのか、自信が
ありません。
例えば今足元で起こっているこの現象、聞かれたらどう答えたものか。

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、どーでも良い様な愚問を取り上げて
います。
今週は「朝露の正体は?」です。

 「じいじ、どうして草が濡れているの?」
露が付いた芝生を指さして孫が尋ねたとします。
「空気の温度が変わった時に草なんかに水滴が付いて、それを朝露と呼ぶんだよ。」
 果たして幼子の疑問は解消されたでしょうか。
その前に自分で口にした事を自分で理解できているのか、それが怪しい。
 不確かな記憶では、植物からも水が出ていると教わった気もします。
それと朝露の違いも説明できません。
孫に尋ねられた時を思い浮かべると、小さな疑問も放置してはおけず面倒だけれど調べて
みました。

メモリー機能は低性能

 Wikipediaからの抜粋です。
<空気中の水蒸気が放射冷却の影響で葉や建物の外壁に水滴として付いた物を朝露と呼ぶ。
夏の終りから秋に掛けての早朝に降りやすい。
冬に凝結した物は霜。>
 更にYAHOO!知恵袋から補完です。
<一定量の空気は温度が高い程沢山の水蒸気を含みます。
1立方メートルの空気は30℃では30gの水蒸気を含み、10℃ならば9gしか含めません。
30℃から10℃に温度が下がった場合、30-9=21gの水蒸気が水滴に変わります。>
 空気中の水蒸気が温度の変化によって水滴になる、それを朝露と呼ぶ、そこまでは何とか
説明出来そうです。

 一方で植物に関してはこんな記述がありました。
<根の細胞は水やミネラルを地上部に送るが、余剰な水分は葉の先端の水孔から排出される。
これが一般的に朝露と言われる物だが、専門的には溢泌液(いっぴつえき)と呼ぶ。
その際貴重な栄養分まで排出しない様に、水孔周辺の細胞で取り戻す仕組みがある。>
(植物Q&A より)
 根から吸いあげた水が余った場合葉の先端から捨てられる、それも朝露と呼ばれる、これまた
何とか覚えました。
 
 孫と手をつなぎながら朝露の下りた公園を散策する。
靴のつま先が少し濡れているのに気付いた孫が尋ねる。
「どうして水が付いているの?」
準備は万端、満を持して答えるお爺ちゃん。
 早くそんな場面に来てもらいたい。
何と言ってもじいじの記憶力は低性能、来年まで覚えていられる自信が無いのだよ。
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記憶に無い、あのNWFチャンピオン

2017-07-28 07:02:37 | 日記
世界王者の必須条件

 プロレスの世界チャンピオンの座には、格闘能力が秀でた者が就くとは限りません。
極論すれば実力は劣っていても大観衆を集める能力さえあれば、その座に就けるのです。
今週はそれを証明するレスラーの登場です。

 毎週金曜日は「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」をお届けしています。
テーマは本場アメリカマットに存在した、各団体の歴代チャンピオンから選んだ3人の活躍の
振り返りです。
NWFからの二人目は「地元では抜群の人気者、ジャック・ルージョー」です。

 昭和の時代、アメリカ最大のプロレス団体と言えばNWAでした。
アメリカ全土のみならずメキシコ、ヨーロッパ、そして日本にもチャンピオンを送り込んで
防衛戦を繰り広げていました。
 一方一文字違うNWFは五大湖周辺からカナダに掛けて地味に活動していたローカル団体。
とは言え歴代王者には超が就く一流レスラーも名を連ねています。
その中にあって第8代王者のルージョーは随分と格が落ちる存在でした。
 そんな男が何故チャンピオンに就いたのか、謎を解くカギを新日本プロレスのパンフレットに
見る事が出来ます。

 ルージョーが新日に初登場したのは1973年の闘魂シリーズ、そこにはこう記載されて
います。
<カナダのリング界でルージョー一家の占める地位は高い。
~ライバル団体に対抗する為にニューヨークを地盤とするNWFと結び交流をする。>
また再度登場した1975年のパンフには
<ライバル団体との抗争に勝ったのは、ルージョーの手腕に負うところが大きかったと
言われる。>
(新日パンフレット縮小版第1巻 より)
 パンフレットはシリーズに参加する外人レスラーが如何に強いか、どれ程凶悪か、それを
伝えるのが役目です。
それなのにルージョーの紹介記事にはその類の話は全く無く、ルージョー一家の興行戦争の
顛末が書かれています。
 そこから察するにアメリカ東部マット界で起こった興行戦争で、NWFはカナダで人気を誇る
ルージョーの力が必要でした。
その為に1973年の1月に期間限定でルージョーを王者に据えたのでした。

事件の共犯者

 日本マットには合計3回登場していますが、記憶に残る試合はありません。
当時ニュースにもなったタイガー・ジェット・シンが伊勢丹前で猪木を襲った事件の際に、
たしか一緒にいたなと思い出すくらいです。
 190cm、112kgの堂々たる体、結構甘いマスクをしていたのでその気になれば日本でも
人気がでた筈です。
しかし本人の選択肢には日本マットでの活躍はありません。
目指したのは一家が牛耳るカナダのテリトリーを守る事。
日本で人気者になるつもりなど最初から持ち合わせてはいなかったのでした。
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人を好きか嫌いか、セキレイ

2017-07-27 20:21:44 | 日記
逃げない野鳥

 同じ思いの人が多い様で、Yahoo!知恵袋にこんな質問が載っていました。
「この鳥は人に馴れやすいのですか」「警戒心が薄いのですか」「近づいても逃げませんが
どうしてですか」
 私もこの鳥を見る度不思議でした。
人間を好きなのか、それとも人を恐れていないのか、いったいどっちなのだろうかと。

 毎週木曜日はウォーキングの途中で見かけた野鳥を取り上げています。
今週は、 セキレイ科 セキレイ属 ハクセキレイ です。

 ハクセキレイは日本全国に生息している留鳥です。
白と黒の2色ながら決して地味では無く、長く伸びた尾が全体を流れる様な流麗なシルエットに
見せています。
 水辺を好む鳥ですが、人間の生活圏にも躊躇なく現れます。
公園の芝生、スーパーの駐車場、道路沿いのガードレール、屋根の上、フェンスの上、車の上、
至る所に舞い降りて来ます。
 こちらが近づいてもすぐには逃げず、個体によって差はありますが、だいたい2mを切ると
漸く小走りに走りだし、それ以上距離を詰めるとメンドクサそうに羽をバタつかせて飛び
去ります。

ハクセキレイに質問

 ヤマガラなど人に馴れ易い野鳥がいます。
しかしたいていの野生の鳥は人を警戒します。
野鳥のDNAには基本的に人に対する警戒心が刻み込まれていて、個々の暮らしの中で学習した
結果、それが強まったり弱まったりしていると言います。
 良い例がスズメです。
自然の中よりも人の生活圏の方を生活の場に選ぶのだから人を嫌いな筈はありません。
しかし絶対に近付いては来ません。
それもその筈、ほんの6、70年程前まで当たり前の様に人は網や銃でスズメを捕えていました。
たかだか半世紀ではその記憶は薄れません。
スズメは人を嫌いでは無いけれど、馴れるつもりも無いのでしょう。

 馴れると懐くは似た言葉ですが、微妙に意味が違います。
新解明国語辞典によると<動物が警戒心を持たずに近づくのが懐く>で<動物が警戒心を捨てて
エサを喰い親しみを示す行動をするのが馴れる>だそうです。
 「人に馴れる」「人に懐く」「人を恐れない」「人を警戒しない」、どれも似ていますが
ちょっとした違いがあります。
例えば、「犬が人に馴れる」と「カラスは人を警戒しない」です。
犬は大前提として人間を好きだから馴れるけれど、カラスは大前提として人を見下しているから
警戒心を抱かない、どうもそんな感じがします。
 野鳥が人に示す反応はそれぞれの歴史によって定められているのでしょう。
さて本日の主役のハクセキレイ、私が近づいても逃げ無い理由は好きだから、それとも一段低く
見なしているから、どっちなのか聞きたい所です。

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