困難な工事
県民に親しまれている県歌・信濃の国。
出だしこそ勢いよく歌い始めますが、6番まであるので後半の歌詞はほとんど
うやむや。
そこで毎週木曜日を信濃の国の勉強の日として、歌詞の意味や謂れを学んでいます。
今週は4番の「木曽の棧(かけはし)かけし世も 心してゆけ久米路橋」です。
詳しくは知らないと言っても同じ県内の話だから歌詞に出て来る地名や史跡は、
馴染みが無くても名前くらいは聞いた事がありそうなものです。
しかしの「木曽の棧」、恥ずかしながら全く知りません。
以下はWikipediaの抜粋です。
<木曽郡上松町の国道19号下にある史跡。
通行困難だった断崖に丸太を差し込み、その上に板を当て藤ツル等で結んで
通行した。
木曽街道一番の難所と言われ、今昔物語集にも出て来る。
芭蕉や子規が俳句を詠んだ。>
ちなみに今昔物語集とは1100年代頃に成立したと言われる書物、木曽街道
とは京と江戸を結ぶ中山道の一部で、美濃の国と信濃の国の一部がそう呼ばれ
ました。
これ全てWikipediaの受け売りですが。
日本一の称号
長野県にはどれ程の数の橋があるのか調べてみました。
総務省統計局の「道路統計年報2016」に、15m以上の道路橋を対象に
した都道府県別の橋梁の数が載っていました。
それによると1位は面積が広い北海道で13,386、2位は意外にも兵庫
で5,784、以下福島、岐阜と続いて5位が長野県の5,237でした。
数は多いのですが、際立った特徴の橋はそれ程多くありません。
「日本百名橋」に選ばれているのは佐久の中津橋と南木曽の桃介橋。
旅行者の口コミが選ぶ2016年の「日本の橋ベスト30」では、上高地の
河童橋が唯一18位に入っていました。(トリップアドバイザー より)
それ以外には「日本一」の称号を持つ橋が幾つか。
飯綱町の霊仙寺湖の浮橋は日本最長の273m、残念ながら現在は老朽化で
撤去されてしまいました。
「天然木の檜で作られた日本一の橋」は、樽川村の奈良井川に架かる「木曽の大橋」。
樹齢300年の天然総檜作りです。
「自動車が通れる日本一の木造の橋」は木曽郡上松町の橋。長さ40m、
幅4.7m、車輛荷重25t、耐用年数30年以上と言われています。
最後は「日本一の木造の吊り橋」。
百名橋にもあった全長247m、幅2.7mの桃介橋です。
石積みとコンクリートでできた主塔からワイヤーが張られ美しくも雄大な景観を
見せています。
県内の名だたる橋を取り上げましたが、歌詞にあった久米路橋はどこにも
出て来ません。
果たしてこれは何処のどんな橋なのか、そして「木曽の棧」との関連は如何に?
続きは来週のこの欄で。
県民に親しまれている県歌・信濃の国。
出だしこそ勢いよく歌い始めますが、6番まであるので後半の歌詞はほとんど
うやむや。
そこで毎週木曜日を信濃の国の勉強の日として、歌詞の意味や謂れを学んでいます。
今週は4番の「木曽の棧(かけはし)かけし世も 心してゆけ久米路橋」です。
詳しくは知らないと言っても同じ県内の話だから歌詞に出て来る地名や史跡は、
馴染みが無くても名前くらいは聞いた事がありそうなものです。
しかしの「木曽の棧」、恥ずかしながら全く知りません。
以下はWikipediaの抜粋です。
<木曽郡上松町の国道19号下にある史跡。
通行困難だった断崖に丸太を差し込み、その上に板を当て藤ツル等で結んで
通行した。
木曽街道一番の難所と言われ、今昔物語集にも出て来る。
芭蕉や子規が俳句を詠んだ。>
ちなみに今昔物語集とは1100年代頃に成立したと言われる書物、木曽街道
とは京と江戸を結ぶ中山道の一部で、美濃の国と信濃の国の一部がそう呼ばれ
ました。
これ全てWikipediaの受け売りですが。
日本一の称号
長野県にはどれ程の数の橋があるのか調べてみました。
総務省統計局の「道路統計年報2016」に、15m以上の道路橋を対象に
した都道府県別の橋梁の数が載っていました。
それによると1位は面積が広い北海道で13,386、2位は意外にも兵庫
で5,784、以下福島、岐阜と続いて5位が長野県の5,237でした。
数は多いのですが、際立った特徴の橋はそれ程多くありません。
「日本百名橋」に選ばれているのは佐久の中津橋と南木曽の桃介橋。
旅行者の口コミが選ぶ2016年の「日本の橋ベスト30」では、上高地の
河童橋が唯一18位に入っていました。(トリップアドバイザー より)
それ以外には「日本一」の称号を持つ橋が幾つか。
飯綱町の霊仙寺湖の浮橋は日本最長の273m、残念ながら現在は老朽化で
撤去されてしまいました。
「天然木の檜で作られた日本一の橋」は、樽川村の奈良井川に架かる「木曽の大橋」。
樹齢300年の天然総檜作りです。
「自動車が通れる日本一の木造の橋」は木曽郡上松町の橋。長さ40m、
幅4.7m、車輛荷重25t、耐用年数30年以上と言われています。
最後は「日本一の木造の吊り橋」。
百名橋にもあった全長247m、幅2.7mの桃介橋です。
石積みとコンクリートでできた主塔からワイヤーが張られ美しくも雄大な景観を
見せています。
県内の名だたる橋を取り上げましたが、歌詞にあった久米路橋はどこにも
出て来ません。
果たしてこれは何処のどんな橋なのか、そして「木曽の棧」との関連は如何に?
続きは来週のこの欄で。