あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

日曜日は川柳の日

2021-01-31 06:29:39 | 日記

 今年は節分が2月2日になるそうな。
そんな記事を見つけてふ~んと読み流しました。
後で女房にその話題を振ったら、あれま。
内容をほとんど忘れてしまって説明できません。
仕方が無いので今年の恵方巻は2日が売り上げピーク。
そう話して終わりにしました。
それにつけてもすっかり風物詩になった恵方巻。
 そこで今週の駄作です。

 <恵方巻き 商売上手に 舌を巻き>

 いよいよ最厳寒の2月に突入。
「あるくあかるく」、次週の予告編です。

1日(月)健康長寿:   脈拍を検査
2日(火)雑草の日:   諏訪湖を憂う
3日(水)身近な生き物: カマキリの卵
4日(木)国語のおさらい:まさかの読み方
5日(金)昭和のプロレス:標的はアナウンサー
6日(土)日々の愚問:  体温計のハテナ

 来週は早くも2月8日。
事態の収束は期待できそうにありません。
この日が改めて長期戦を告げる日になりそうな。
嫌な予感がしています。
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日々の愚問:遺伝子増幅装置

2021-01-30 06:29:39 | 日記
1回で量が2倍

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問を
取り上げています。
今週は「今さら聞けない、『PCR検査』って何?」です。

 すっかり耳馴染んだ「PCR」ですが正式名称はポリメラーゼ連鎖反応。
ごくわずかな量の遺伝子を大量に増やして分析する手法だそう。
<もともと細胞にあるポリメラーゼという酵素の働きを利用し、狙ったDNA
の断片を増やす手法。>
 何故遺伝子を増やす必要があるのか不思議ですよね。
<感染の有無を調べるには検体に含まれるウイルス遺伝子を調べるのが有効だが、
量が少ないと確認できない。
遺伝子を増やすPCR検査なら精度を上げることができる。>
 なるほど良く分かりました。
でも増やすと聞くとシャーレで菌を培養するイメージが浮かぶけれど、遺伝子って
どうやって増やすの?
<「プライマー」という短い人工的な遺伝子がカギを握る。
増やしたいDNAを1本ずつに分けプライマーを加えると端にくっついて新たな
DNA合成が始まる。
1回の反応で量が2倍になり、これを繰り返すことで大量に増やせる。>
(引用は全て 信濃毎日新聞 より)

他の検査法

 なるほどなるほど、そこまでは分かりました、でもPCR検査の他にも
「抗原検査」とか「抗体検査」も聞くけれどそれは何?
 <抗原検査はウイルスの持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する方法。
PCRに比べ検出率は劣るが15~30分の短時間で結果が出る。
大掛かりな機械類も不要。インフルエンザの検査ではこれが多い。>
 厚労省のHPによると、2020年5月13日に抗原検査は保険適用になった
そうです。
ウイルスの量が多くないと検出できないので、症状のある方を検査するのに
適しているとされているそうです。

 <抗体検査はウイルスに感染すると形成されるタンパク質(抗体)が血液中に
存在しているかを調べる。
抗体ができるまでに時間が掛かるので現在の感染を検出するのは難しい。>
ワクチンは抗体を作るための治療だそうで。
 一長一短の検査方法ですがPCRの弱点は?
<感度は70%。
検体を採取した場所にウイルスが存在しないと陰性になってしまう場合もある。>
(引用はいずれも TOKYO BUSINESS CLINIC より)
 偽陰性や潜伏期の感染者の活動が感染拡大に繋がる恐れも多分にあります。 

 <PCRはその時点での感染状態を調べるもの。
今どうなのかはある程度分かるが、過去やこれからがどうなるかは全く分からない。>
(医療法人団体 より)
 何やら哲学的雰囲気が漂う表現ですが、新型コロナの猛威を見れば「一寸先は
闇状態」に嫌々させられてしまいます。
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昭和のプロレス:リングネーム七変化

2021-01-29 06:29:29 | 日記
華麗なる変遷

 名前を聞けば「あ~いたな」とすぐに思い出すレスラー。
日本マットには数回登場したはずだけれど、その割には印象が薄い。
どうしてそんなに薄い記憶しかないのか気になって調べてみたら「なるほど!
どーりで」とすぐに納得。
その理由とは?

 「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を支えた脇役の活躍を振り
返っています。
今週は「金髪の爆弾、ガイ・ミイチェル」です。

 191cm、125kgの恵まれた体格に金髪とくれば日本マットで主役
外人レスラーの座も狙えた器。
実際ガイ・ミッチェルはプロレスファンには結構知られた存在、決してしょぼい
レスラーだったわけではありません。
印象が薄いのにはそれなりの理由がありました。
 初来日は1972年の日本プロレス。
1月4日の生放送で猪木・小鹿組とタッグで対戦、シリーズ後半の2月15日
には猪木とシングル対決もしています。
主役扱いを受けますが残念ながらこの時のリングネームは「ザ・ストンパー」

 何の拘りがあるのかミッチェルはリングネームをしばしば変更しています。
59年のデビュー当時はガイ・ヒル、2年後にガイ・ミッチェルに替えその後
は覆面を被ってジ・アサシンズに変身。
素顔に戻ってガイ・ヒーナンを名乗るも66年にオーストラリアに遠征した
際にはマスクマンのザ・デストロイヤーに。
 70年にデトロイトマットに登場すると素顔に戻ってザ・ストンパー。
その流れで日プロに登場。
でも翌年の73年に再来日した時にはマスクマンのレッド・デビルに変わって
いました。

 帰国後はカナダでミスターXになり、75年にはその名前で新日マットに登場。
翌年にはニューヨークでマスクド・ストラングラを名乗り78年には素顔の
ジュリー・バリアントに。
 その名前も80年にはもうラリー・バリアントに替わっていて、全日本マット
に初登場。
翌年にも全日マットにやってきますが、この時が記念すべき日本での
「初ガイ・ミッチェル」、以後の来日はありません。
 5回もやって来ながらその度にリングネームを替えていたので、記憶が散漫
になり印象が薄くなったのも当然です。

似た名前

 そもそもは初来日のザ・ストンパーがいけなかった。
ちょうど1年前の正月シリーズで主役を務めたのが、後にモンゴリア・ストン
パーに替えたアーチー・ゴルディのザ・ストンパー。
強烈なストンピングを武器に初来日ながら馬場のインター王座に挑戦しています。
その記憶が薄れないうちに同じ名で出てしまったのが大失敗。
 新日マットのミスターXもその後に猪木と格闘技の大凡戦を演じた実力不足
のマスクマンの印象が強烈過ぎて、記憶が上書きされています。
レッド・デビルは5年後に国プロにタッグチームが登場しているし。
 最初から最後までガイ・ミッチェルで通していたならば、印象はきっと全く
違ったものになっていたはず。
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国語のおさらい:掲載拒否

2021-01-28 06:29:39 | 日記
頼りはネット

 頭にふと浮かんだ単語、どんな意味かを考えたけれど正解かどうか自信がない。
それで国語辞典に頼ってみたら載ってない。
たまに会話に出ることもある言葉だし特殊な専門用語でも無いのに、こりゃ
どうしたことだ?

 毎週木曜日は国語をおさらいしています。
今週は「やさぐれる」を取り上げます。

 やさぐれちまった、とかやさぐれた奴とか、決して誉めてはいない場面で
使われます。
響きからして「すさんだ」の意味だと見当を付けて辞典を引いたら載っていない。
ネット検索して漸く正解が分かりました。
 <①家出をする・宿なしの状態でふらふらする ②無気力でなげやり>(goo辞書 より)
あたりを付けた「すさんだ」を辞典で引くと<精神的な打撃を受けたことなどが
原因で健全な生活形態が失われ、絶望と不安から無気力になったり自暴自棄の
状態に陥ったりする。>(新明解国語辞典 より)
 当たらずとも遠からず、でも不思議なのは片方が辞典に載っていてもう一方は
載っていないこと。
どんな理由があるのか気になります。

 <本来は香具師や不良などの隠語で家出あるいは宿無しを指す言葉。
「やさ」は刀を納める「鞘」を反対にした語で、戻るべき場所、つまり家を
表している。>(TRAns.BIZ より)
 「ぐれ」の由来は<「ぐれはま」を縮めた「ぐれ」という語があり、まともな
道からそれることを意味する。
ぐれはまは「はまぐり」を逆さにした「ぐりはま」が変化し、当てが外れるの
意味。>(OTEKOMACHI より)

載せない理由

 やさぐれるは江戸時代から使われているそうですが、現代社会で使うのは
中年以降が圧倒的。
若い世代には今ひとつ理解できない言葉の様です。(言葉の手帳 より)
私にしてみれば、国語辞典に載っていないのが理解できない謎なのですが。
 新明解国語辞典以外でも明鏡国語辞典・岩波国語辞典・新潮現代国語辞典・
三省堂国語辞典・日本語新辞典・広辞苑などにも載っていないそうです。
 その理由が知りたい!

 <一般に国語辞典には人名地名などの固有名詞、ある分野で特有の専門用語、
新語、流行語、俗語、隠語、語形変化を起こした方言などは載りにくい。>
(明星大学 より)
再三書いてきたように「やさぐれる」は特殊な方面の隠語なので、辞典には
載せないのが業界の掟の様です。
漸く理由が分かりました。
 同じ扱いを受けるのが「こじゃれた」とか「どたきゃん」などなど。
これらも何かの専門業界で使われていた隠語が世に広まったのでしょう。
 さてその業界は?
気になりますがきりが無いので今週のおさらいはここまで。
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身近な生き物:フライングな飛翔

2021-01-27 06:29:19 | 日記
翅が退化

 花の周りを飛び回る1匹の虫。
ありきたりの光景ですが、今は1月。
厳寒のこの時季に飛んでいる虫はいったい何?
 黄色と黒の縞模様が一瞬ハチを思わせますが、お腹の辺りが薄っぺらなので
正体はアブ。
<典型的な有毒種が持つ警告色と似た体色を別の無毒な種が持つ例をベイツ型
擬態と呼ぶ。>(Wikipedia より)
 ミツバチに擬態するハナアブの仲間です。
大きさといい体の模様といいミツバチにそっくりですが、細部に拘れば明白。
 <触覚が短くてハの字状、眼はハエ型で大きい。
ミツバチの眼はアリ型をしている。>(森と水の郷あきた より)
 指先で摘んで老眼にルーペをかざしてガン見すれば判別できる違いではありますが。

 最も大きく異なるのは翅の枚数。
ミツバチには4枚の翅があるけれどハナアブには2枚しかありません。
 <ハエや蚊やアブの仲間は後翅が退化している。
そのぶん付け根の筋肉は非常に発達しているので、飛翔は速く曲芸飛行の様な
難度の高い飛び方もできる。
2枚になったのはより速く巧みに飛行する為の形態変化。
ヒラタアブなどはホバリングも得意。>
 羽ばたきの回数も桁違いに多いのだそうです。
<トンボは毎秒30回羽ばたきをする。
スズメガは70回、ミツバチは200回。
ハナアブは300回を超える。>(引用はいずれも つれづれ虫日記 より)
 ホバリングを駆使するハナアブは、まるで空中の一点に張り付いているかの様です。

スズメバチを襲う

 優雅に飛翔するハナアブの国内の種類は400種。
それだけいれば生態は様々です。
 ヒラタアブ類の幼虫はアブラムシを捕まえて体液を吸い取ります。
ある種のアブの幼虫はスズメバチやアリの巣の近くに寄生し、隙をみて幼虫を
捕食する大胆さです。
 汚れた水中に暮らすものもいます。
<下水溝や便池などの汚れた水中で腐敗有機物などを採食する。
長い尾を水面から出して呼吸をするのでオナガウジの別名も。
尾は伸縮可能で最大では体の8倍もの長さになる。>(森と水の郷あきた より)

 そんな生き様を経て成虫になると一転して口に入れるのは花の蜜。
メスは卵を作るために花粉も採餌します。
 春先早くや冬のはじめなどはハチ類の活動が少ない時季。
この頃に咲く花にとってハナアブは重要な送粉グループです。
北日本を除いた地域では落ち葉の下などに身を潜めて成虫で越冬。
厳寒期以外は活動を続けます。 
 1月の雪景色の中は正に厳冬期、そこを飛び回るハナアブ。
心もとない冬の日差しだけれど、落ち葉の下にいるよりはましと思ったのかも。
 飛び出すには早かろう、今宵の寒さが厳しければ明日の朝を迎えられないぞ。
外野のそんな心配をよそに、翅の先まで脚の先まで陽を浴びて、気持ちよさげに
飛行の真っ最中。
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