あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

雑草の日:大相撲編

2021-03-09 06:29:59 | 日記
子どもの遊び

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
毎日が「相撲特集」の今週は、相撲にちなんだ草花の話題です。
 草と相撲と並べると自然に出てくる言葉は草相撲。
<祭礼などで行う素人相撲。
または野外で行う遊びの相撲のこと。>(goo辞書 より)
 それに加えて子供の頃にやった草相撲。
オオバコを根元から引き抜いて相手の茎と絡ませる。
互いに引っ張り合ってちぎれてしまった方が負け。
負けると悔しいからもっと丈夫そうなオオバコを探してもう一番。
こちらが勝てば今度は相手がもっと丈夫な茎を見つけてもう一番。

 延々と取り組みが続くので辺りのオオバコは地面に張り付いた葉っぱだけになって
しまいます。
踏みつけに強いオオバコも子供の引きちぎり攻撃には辟易としたことでしょう。
 この遊びは全国共通のようで、使う草の種類もにぎやかです。
Weblio辞書で相撲取草と検索すると<ナズナの別称、スミレの別称、オヒシバの別称。>
と出てきます。
スミレの場合はタチツボスミレを使うのが一般的でした。

花や果物

 「花相撲」って言葉もあります。
<本場所以外で行われる相撲興業のこと。
地方巡業、トーナメント相撲、奉納相撲、引退相撲などがあり、勝ち負けが番付や
給金に影響しない。>
 名前の由来は江戸時代に遡るそうです。
<贔屓の力士が勝つと自分の羽織や煙草盆を土俵に投げ込んだ。
勝った力士はそれを持って支度部屋に引き上げる。
客は支度部屋を訪ねて投げ入れた物と引き換えに祝儀として花を与えた。
それが花相撲になったといわれている。>
(引用はいずれも 大相撲ファンの為の応援ブログ より)
 後に花相撲は花の品評会を表す言葉にもなったといわれます。
<江戸の頃、園芸種に大関から前頭まで番付して東西に分けて美しさや珍奇さを
競った。>

 もっと古い時代の話だとする説もある様です。
<奈良平安時代に宮中で行われた天覧相撲を「相撲節会(すまひのせちえ)」と
呼んだ。
東方の力士が勝てば朝日を受けて咲く葵の花。
西方力士が勝てば夕陽を受けて咲く夕顔の花が贈られた。
力士はそれを褒美として受け取り髪に挿して退場。
花を衣類や食料品と交換した。これが花相撲の由来。>(引用はいずれも IMレポート より)
 草相撲、花相撲ときたけれど、まさか果実相撲は無いだろなと面白半分に探して
みたら、驚きの「ありました」です。
 柑橘類のポンカンと清見を交配して作られたデコポン。
熊本産のデコポンがアメリカやオーストラリアで売られているそうですが、その名が
「SUMO Mandarins(スモウマンダリン)」(成功する留学 より)
日本産のぶよっとした見た目はあちらの方にしてみれば正に「相撲」なんでしょね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする