あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

カマキリの卵が頭の栄養に

2015-03-31 15:34:24 | 日記
<卵が同じ場所に13個も>

 この時期の1週間は山野草の姿を一気に変化させます。
今が1年で一番草花が活発に活躍している時期では無いでしょうか。

 毎週火曜日は野草を話題にしてきましたが今回は野草に産み付けられた
カマキリの卵の話です。

 散歩コースの公園内のヤマブキの生け垣は葉を落とした茎や枝が複雑に
絡み合って幾何学模様を作っています。
そのシルエットの中にイビツな丸い形をした物が目につきます。
カマキリの卵です。
数メートルの生け垣に数えてみると13個の卵がありました。
しかも指示を受けたかのようにいずれも地面から80cm~120cmの
高い場所に産み付けられています。

 雪の多い年にはカマキリは枝の高い場所に産卵すると言います。
一体何を基に雪が多いか少ないかを判断しているのでしょうか。

<そうか、このメカニズムでしたか>

 長い間不思議に思っていましたがそれを少し晴らしてくれる新聞記事を目にしました。
それによると「カマキリは樹木が越冬するに当たりどの位置まで水を蓄えているかを知り、
それを基に産卵する位置を決めている」と言います。

 樹木の中には弁があり、それは吸い上げた水を一定の位置に保つ働きをします。
土壌に十分な水分があれば木はいつでも水分を取り入れられるので弁は低い所にあります。
反対に水分が少ないと弁を高くして吸い上げた水分を高い位置で確保します。
1年を通じて全体の水分量は一定なので秋に土中の水分が少ない年は大雪の可能性が
ありカマキリは樹木内の水の流れを感知して産卵の位置を高めに決めている。

 この説がどこまで正しいかは分かりませんが、今まで不思議でならなかった産卵位置を
決めるメカニズムの一端に触れている事はあり得ると思われます。

こんな風に長年の疑問が解けてスッキリすると頭の細胞それぞれに栄養が届いたゾ、って
感じがしてうれしくなりますよね。
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糖尿病、ストレスの予防にはガムをクチャクチャ

2015-03-30 13:14:00 | 日記
<認知症発症のふたつの要因>

 20年先の自分の姿を思い描いて一番なりたくない姿は、寝たきりと認知症です。
先日のセミナーで認知症について学んだ事をお伝えします。

 毎週、月曜日と土曜日はウォーキングを中心テーマに健康長寿を語っています。
今回のお話は神奈川歯科大名誉教授の小野塚先生の講演会より。
先生曰く「認知症の背景には糖尿病と慢性ストレスが深く関わっています」

 糖尿病で血液中の糖の濃度が慢性的に高まると細胞がエネルギーを作れなくなって
死滅する。
これは脳でも同様で脳細胞が死んでいく。
 現在糖尿病と認知症は密接な関係にある事が研究で分かっているそうです。

 一方慢性的なストレスもストレス性の認知症を引き起こします。
その理由は、ストレスで血液がドロドロになり血栓ができやすくなる。
それが脳の白質という場所で起きると認知症に繋がります。

 又ストレスにより糖質コルチコイドというホルモンが出ます。
これが脳の海馬の神経細胞を死なせてしまいこれまたストレス性認知症を発症させます。

 この二つの事例によりストレス性の認知症が起こる事が確かめられていると仰います。
では我々はどうしたら良いのでしょう?
それに対して小野塚先生の提案は何と「ガムを噛む事」でした。

<なんでガムが効果的なの?>

 実験では朝昼晩に10分間ガムを噛むと血液中の中性脂肪や悪玉物質が減少
、結果として糖尿病に関する数値が下がる。
又噛むことでストレスを軽減させる効果も検証できたと言います。

 ありがたいことにガムの種類に指定は無く、自分の好きな物で構わないそうです。
朝昼晩にガムを噛んで糖尿病やストレスを予防して認知症発症リスクを軽減できる
なんて凄い事です。
早速毎日ガムを噛もうではないですか。
 ただし時や場所によっては相手に不快な思いをさせてしまう事もあります。
TPOを意識して、さあクチャクチャ始めましょう。
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日曜日はクイズの日

2015-03-29 14:48:14 | 日記
<桜前線、待ってるよ!>

 東京では桜が満開だそうです。
私の住む地区は4月10日頃がソメイヨシノの満開予報です。
ここしばらくは1年で一番心躍る時期ではないでしょうか。

 ではこの辺で先週のクイズの答え合わせを。

 55リットル
 555デシリットル
 5555立法センチメートル の各容器で一番体積が多いのはどれでしょうか?

 正解は 555デシリットル です。
 デシリットル・・・懐かしい単語ですね。
 1リットルが 10デシリットルで 1000立方センチ
 

 では今週のクイズです。
桜前線の北上に伴って気温も上昇、冷たい物が欲しくなりますよね。
突然ですが、アイスクリームのテンプラを上手にあげるには次のどれに
包むのが正解でしょうか?

 食パン ギョーザの皮 薄切のハム シソの葉

 答えは次週の日曜日に!
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好きな言葉が「デカ盛り」ではちょっと恥ずかしい

2015-03-28 15:38:49 | 日記
<歳を考えなさい>

 好きな言葉は「デカ盛り」と「食べ放題」
他にも「B級グルメ」や「豚骨醤油大盛り麺固め」なんてワードにもすぐさま反応します。
 一方で目指すライフスタイルは「アンチエイジング」
脳と体を鍛えて健康長寿を延ばしましょう、何て口にはしています。

 相反する二つの言葉を平気で口にしている事がそもそもの間違い。
あり得ない組み合わせを解消する事こそが健康長寿への道。
こうしてブログを書いている今こそが生活スタイルを変える機会だと心では分かっています。

 アンチエイジングや健康長寿を果たす為に今まず為すべきは
「現在の摂取カロリーを70%に削減する事」分かってはいるんですが・・・

<人類は飢餓より飽食の方が不慣れなのです>

 カロリー7掛けの理由は次のふたつです。
 ひとつは、食べた物がエネルギーに変わる際の仕組みから。
老化には活性酸素に代表されるフリーラジカルが大きく影響する事は皆さんが
良くご存知ですね。
呼吸で体内に入った酸素は食物をエネルギーに変える際の燃料として使われたり
しますが全体の2~3%は燃えきらずに残ってしまいます。
それがフリーラジカルに変化して体内で悪さをします。
 つまり食べれば食べる程フリーラジカルが生まれて老化が進むことになります。

 二つ目の理由は、長寿遺伝子「sir2」の働き。
この遺伝子は老化のスピードを抑えるありがたい働きをしてくれますがその働きを
高める引き金になるのが「カロリー制限。」
飢餓やカロリー制限が活性化を図ります。

 マウスの実験では体重を現状の60%になるように食事をコントロールされた
群れは寿命が1.4倍に延びたそうです。
 冒頭に述べた様に、健康長寿の為に摂取カロリーを70%に抑える事が必要です
がそれ以外にも、食べ過ぎによる肥満は認知症のリスクを高めるとも言います。

 さてここで問題は私の脳みそがこの結論を理解できるのか、私の体がこの結論
を受け入れられるのか、です。
 好きな言葉は?
と聞かれたら「花鳥風月」なんて答えたいものです。

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飛び蹴り がたまらなく懐かしく思い出せれます

2015-03-27 11:36:10 | 日記
<今ではドロップキック

 「飛び蹴り」って分かりますか?
力道山全盛時代のプロレス中継では必ず聞かれた言葉です。

 毎週金曜日の「甦れ、金曜8時の昭和のプロレス」
今日はそんな名前のあれこれのお話です。

 冒頭の飛び蹴りは今ではドロップキックなんてしゃれた名前が浸透しています。
この技は空中で相手の頭や胸を両足で蹴り倒します。
空手の片足飛びとは違って両足をきれいに揃えて飛ぶのがポイント。
両足を高い位置に持ち上げますから受け身の取り方が大事です。

 「相手をロープに振って反動で戻ったところに飛び蹴り、あ~っかわされて自爆!
マットに落ちて苦痛の表情、相手に反撃のチャンスを与えてしまいました」
 昭和のプロレスでは定番の展開でした。
これを見ていていつも思う事は、通常の飛び蹴りの着地と自爆の着地と、どこに
そんな差があるのか。
高い位置からマットに落ちるのですから成功しても失敗してもそれなりにダメージが
ありそうです。
ダメージに天地の差がありその後の展開がガラッと変わってしまう事が子供心にも
不思議でなりませんでした。

<懐かしの吉村道明

 飛び蹴りを得意にしていた昭和のレスラーは何といっても吉村道明選手です。
馬場や猪木の引き立て役に徹した名脇役でしたが技の多彩さでは群を抜いた存在でした。
中でも飛び蹴りはその場ジャンプの両足正面飛びで、マットと水平に一直線に伸びた体
が相手選手の顔面に突き刺さり見応え十分な一撃でした。

 昭和のプロレス技の名前も、岩石落としはバックドロップに、錠前固めはキーロックに、
ほとんどの名称が垢抜けした名前に変わっています。
その一方で、力道山vcデストロイヤーで日本中に広まった足4の字固めは
フィギアフォーレッグロックにはならずに未だに4の字固めで通っています。

 昭和のプロレス技の名称が何時のタイミングで現代風の名称に変わったか、はたまた
古い名称が捨てられずにそのまま使われているのはどうしてだろうか、を調べるのも
面白いかも知れませんね。
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