あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

トンカツの罪をウォーキングで贖う

2015-08-31 06:01:24 | 日記
血糖値が高いと困る理由

 健康情報誌「くらしの知恵」(信濃毎日新聞・信毎販売店会)に「食べる
順番を変えるだけで糖尿病予防に絶大な効果!」の特集がありました。
高血糖を放置していると恐ろしい糖尿病を発病すると知りながら、自覚症状が
無い為にほとんど何の対応もしていない、そんな方に朗報です。

 毎週月曜日はウォーキングを通じて健康寿命を延ばす取り組みを記して
いますが今週は「高血糖を予防する食事の順番」です。

 誰でも食事をすれば血糖値は上がります。
食べ物では炭水化物が最も早く消化吸収され、ブドウ糖として血液に流れ込みます。
だいたい食後30分で血糖値はピークを迎えます。
 一方食事と同時に膵臓からはインスリンが分泌され、血糖値を抑える働きかけ
をします。
問題なのは、血糖値が高い事で無く、その状態が長く続く事、です。

 高血糖の状態が続くとやがてインスリンの機能が低下してしまい、血糖値を
コントロールできなくなります。
その結果、体のあちこちに支障が生じます。
食べる順番を変える療法は、97%の方で血糖値の改善、98%の方でその療法の
継続、ができていると言います。

トンカツ定食が出てきました

 肝心の順番です。
特集ではトンカツ定食を例に書かれていました。
 先ずはキャベツの千切りから食べる。
定食の味噌汁に入っているキノコなどの野菜も食べる。
どのくらい食べるかと言うと、全ての野菜を全部食べる。
キャベツを一口食べる程度ではだめですよ。
タップリ野菜を食べると、先に食物繊維が腸内に届くので効果が期待できるそうです。

 さて野菜の後はメインのトンカツを。
ご飯に取り掛かるのは一番最後です。
 脂身と赤みとコロモを全部まとめてかぶりつき、そこに白いご飯を放り込む。
噛む程に混沌とした旨みが感じられる至福のひと時。
これが楽しめない食べ方では、う~ん、無理です。

 「食後1時間以内にウォーキングをすれば血糖値を抑えるための効果が絶大です。」
以前調べたこのフレーズが頭に甦ります。
 歩く時間を30分延ばすから、今日だけは思い通りにトンカツ食べさせてくれ~!
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日曜日はクイズの日

2015-08-30 06:00:33 | 日記

 ブログを始めて半年が過ぎました。

皆様に読んでいただきそれを励みに続けられました。

今後も毎日更新を目指しますのでよろしくお願いします。

 では今週も頭の体操をしましょう。

先週からは5週間継続の「長野県クイズ」を始めました。

第一問は、

「長野県は日本一多くの県と隣接していますが、県境を接する全ての県を

上げてください」

 ⇒ 分かりましたか? 

 正解は、新潟・群馬・埼玉・山梨・静岡・愛知・岐阜・富山

 では今週の問題を。

「長野県の県獣・県鳥・県花・県木は何でしょうか?」
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徳川家康のウォーキング

2015-08-29 05:00:02 | 日記
ただの歩くロボット

 ウォーキングしながらの考え事は色々なアイデアが浮かんで楽しい時間です。
机に向かって唸るより、歩きながら考えているこの時間の方が頭には良い刺激です。
 ところが今日は余りの暑さのせいか、全然考えがまとまりません。
時間がどんどん熱い空気に溶けて行き、私はボーと歩くロボットになってしまいました。
見るともなく見上げた屋根で瓦が強い日差しを反射しやけに眩しい。
それに刺激されてこんな思いがわきました。

 毎週土曜日はウォーキングをしながら感じた疑問を取り上げていますが、今週は
「屋根瓦は何時からあるの?」です。

徳川家康登場

 日本に瓦屋根が伝わったのは西暦588年、仏教と共に伝来しました。
最初に瓦が用いられたのは、奈良県明日香村の日本最古の寺院、飛鳥寺です。
その建立に当たっては、百済の国から寺大工等と共に「瓦博士」が招かれたと記録に
あるそうです。

 瓦屋根は耐久性、断熱性、デザイン性が優れているのでその後全国に広がりました。
一度葺けばその後のメンテナンスはほとんど必要なく、更に雨の音なども伝わりにくい
と言った利便性もありました。
 しかし寒冷地では水が滲み込み冬季に割れてしまう被害が発生し、次第に敬遠
されるようになりました。
積雪の多い北日本で代わりに広まったのが金属瓦です。

 これを初めて使用したのは、かの徳川家康です。
家康は木で瓦の形を造り、そこに銅などの薄い板を張り瓦の代用とさせました。
江戸城天守閣の最上段に初めて使われましたが、高層建築で重量を軽減させる為に
考え出されたと言います。

 天下人は徳川300年の計を考えると同時に、こんな細かい事にまで思いを巡らして
いたのですね。
 家康公ならどんなに暑い日のウォーキングでも、絶対にボーとしたりはしない筈。
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給料以上の仕事はしないレスラー

2015-08-28 05:00:03 | 日記
実力者ぶりを発揮

 天賦の才に恵まれながらその全てを出し切らず、周囲から残念がられる
人がいます。
しかし本人にとってはそんな事はどうでも良い事。
俺は俺の道を行く、なのでしょう。

 毎週金曜日は「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」をお届けしていますが、今週は
 「残念な仕事ぶりだった」 カリプス・ハリケーン です。

 185cm、113kgのベネズエラ出身のレスラーです。
1964年4月に日本プロレスの第6回ワールドリーグに初来日しました。
覆面を被りながら、凱旋帰国したジャイアント馬場と45分の時間切れ引き分け
試合を行い、実力者ぶりを印象付けました。

 全身がバネを思わせる驚異的なジャンプ力、野生動物の様な鋭い反射神経、
底なしのスタミナ、それだけで他のレスラーには到底真似のできない試合を
簡単に展開しました。
その勢いを維持して行けば、間違いなくシリーズの主役を務める超一流の
レスラーになったでしょう。
 しかしその後の来日を通しても、獲得したベルトは格落ちのアジアタッグ
チャンピオンだけ。
とうとうシリーズの主役にもシングルのチャンピオンにもならずに終わりました。

 G馬場は「給料以上の仕事はしないレスラー」と苦言を呈しています。
初来日の時に本気を出した姿を見ているからこその評価なのでしょう。

どんな意味でしょう?

 ところで「給料以上の仕事」ってどんな仕事振りでしょうか?
分かった様で難しい話です。
 どんな相手でも一発で倒すドロップキックの名手が「お客をもう少し
楽しませてあげよう」と考えたとします。
そこで力を抜いて、明らかに威力に欠けたドロップキックを5発披露しました。
普段は1回しか見られない技を5回も見られた、と喜ぶファンもいるでしょう。
逆に切れの悪い技を見せられたと憤慨するファンもいるでしょう。

 ハリケーンはきっと言った筈です。
「給料以上の仕事ってのは難しいのさ、だから俺はキッチリ給料分の仕事をしたんだ。」
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ヒバリ減少の理由

2015-08-27 05:00:27 | 日記
姿を見せない「春告げ鳥」

 暑い盛りの真っ最中に、とうに過ぎた春の風物詩を思い出しました。
「そう言えば今年は春を告げる鳥を見てないぞ。」

 毎週木曜日はウォーキング中に見かけた野鳥を取り上げていますが、今週は
ヒバリ科 ヒバリ属 ヒバリ です。

 毎年春先から、田起こしをした農耕地の空でさえずる姿や声に、当たり前の
様に接してきました。
ところが今年はとうとう一回も姿も見なければさえずりも聞かずに、春が
過ぎてしまいました。

 ヒバリの減少は世界的な傾向だそうです。
麦の作付けの変化、あるいは農耕地の減少などがヒバリの生息域を減らした
要因と考えられています。
 最近日本では標高2000mの高山地帯等での生息が確認されています。
生息数の減少と共に生息域の大きな変化もヒバリを近郊で見かける機会を
減らしてしまいました。

ヒバリ捕獲作戦

 50年前素手でヒバリを捕まえました。
作付けがまだ始まらぬ田にヒバリが舞い降りてきました。
ヒバリには巣から離れた場所に下りて、天敵の目を欺く習性があります。
観察を続けて巣を見つけました。
地面のくぼみにお椀型の巣が作られ4個の小さな卵がありました。
巣の背面に土で壁を作り一旦離れ、親鳥が戻った頃に背面から忍び寄ります。
サッと出口を手で覆うと、逃げ場を失った親鳥が私の手の中で暴れました。
余りにあっけなく計画通りに進んで少し拍子抜けです。
 さてこの鳥をどうしようか?

 周囲に壁を作られ人間の匂いがプンプンし罠の気配が濃厚なのに、それを
承知で巣に戻った親鳥。
捕まえたけりゃ捕まえな、それより卵を温め続けなくちゃ。
その気構えを感じてすぐに親鳥を空に放ちました。
 この時の恐怖でヒバリはこの地から姿を消したのか、小心者の私は実はそんな
心配もしています。
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